
9月13日に、「ネイチャー誌にでた日本最古のウイルス情報」の副題で、サワヒヨドリ:澤鵯を取り上げました。
家の前のグリーベルトに勝手に植えておいたスイカズラ:吸葛(スイカズラ科スイカズラ属)の葉が、黄変していて、ウイルス病に罹ったヒヨドリバナ:鵯花(キク科フジバカマ属)の葉によく似ていることに気づきました。
調べてみると、やはりこのウイルスは、野外でスイカズラに感染することが報告されているとありました。
このウイルスの正体は、植物に感染するジェミニウイルスの一種で、ヒヨドリバナ葉脈黄化ウイルス(Eupatorium yellow vein virus EpYVV)と名付けられているそうです。
日当たりによいところでは、被害植物の力が強く、ウイルスに感染しても枯れてしまうことはないといいますが、庭にあるほかの草木に感染するかもしれないと思い、念のためこのスイカズラの病変部を慎重に切り取って焼却し、鋏や手も消毒しておきました。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます