髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「クルクルランド」 レビュー (ファミコン)

2016-10-28 21:00:27 | ファミコンレビュー
トップビューのパズルアクション
開発は任天堂開発第一部
発売は任天堂
1984年11月22日

あらすじ
球型生物「グルッピー」が不思議な力の働く「クルクルランド」に隠された
金塊を見つけ出すというお話

特徴
「グルッピー」は直進していて止まる事は出来ない。

では、どうすれば曲がる事が出来るのか?
ステージに格子状に並んだターンポストと呼ばれる棒を左か右手で掴むことで
方向転換する事が出来るのである。

ゲームのルールとしては金塊は隠されており
「グルッピー」がその隠された場所を通過する事で出現する。
ステージ上に隠された金塊を全て出現させたらステージクリア。

ちなみにその金塊の配置は大抵、キノコなどの形をしているものであり
その形を考えて「グルッピー」を動かしていくのがクリアの鍵となる。

「ウニラ」という敵が出現するがそいつの倒し方は
AorBボタンで「グルッピー」から衝撃波を発生できる。
それに「ウニラ」に当てると硬直し、触れる事が可能となる。
硬直した「ウニラ」を押し出し、壁に叩き付ける事で倒せる。

このゲームで重要なのはその操作性である。
左ボタンを押したらグルッピーが必ず左手を出すという訳ではないのだ。
十字キー方向に手を出すというという訳だ(体の側面部から出す)

上向きなら左を押すと左手を(左側に)出す。右を押すと右手を(右側に)出す。
下向きなら左を押すと右手を(左側に)出す。左を押すと右手を(右側に)出す。

右向きなら上を押すと左手を(上側に)出す。下を押すと右手を(下側に)出す。
左向きなら上を押すと右手を(上側に)出す。下を押すと左手を(下側に)出す。



二人同時プレイ可能。

クリア時に点滅が激しいので癲癇持ちの方は注意!!


点数は45点

良い点
・二人対戦

悪い点
・止まれない


良い点の解説
・二人対戦
ステージクリアするごとに1P2Pで集計されるので
点数を競争するのに持って来いである。

悪い点
・止まれない

常時動き続けているのがこのゲームの特徴なのだと言われれば仕方ないが
せめて、減速させてほしかった。
衝撃波の発生がAかBボタンなんだからどちらか1つに割りあてる事も可能だったんじゃないかねぇ…
そんな事言う前に操作法を慣れろでありますかぁ?


俺、操作方法、イマイチなれなかったんだよなぁ…

「うわっ!敵の出現するポイントだ(直進して触れたら死亡)!!」

で、十字キー操作

「そっちに行きたいんじゃねー!逆だ逆―――!
 うげ!今度は右か!俺が行きたいのは左だよ!

で、十字キー操作

「だからそっちに行きたいんじゃね――よ!
 ゲゲッ!敵出現ポイントに触れちまった―――!」

なんてのが多発した(苦笑)
習うより慣れよだ!

ちなみにこのゲームで珍しいのはゲームオーバーになっても
しっかり金塊の集計画面に移行するという事だ。

だが、ゲームオーバーだから0のままで全く動かない。

空しいぞッッ!!


最後に…

「グルッピー」を例えるのなら
そうだな…

「壊れた民宿」だよね。

その心は?

「誰も止め(泊め)られない」
(このネタを知っている人はかなりの『ごっつええ感じ』好き)


ネタバレはなし


PS)1992年4月28日にディスクシステム版のクルクルランドが出ているとの事
 それは、任天堂のディスクシステム最後の作品となり、また書き換え期間が短かったため
 価格が高騰しているとのこと。

PS2)『ゼルダの伝説』の取説に敵キャラの「デグドガ」の説明に「大ウニラ」
 という記述があった為『クルクルランド』と『ゼルダの伝説』の世界はリンクしているという説がある。
 但し、これは後に「大ウニ」と訂正されているとの事
 後、『クルクルランド』の金塊と『ゼルダの伝説』のルピーとグラフィックは同一という共通点もある。

 いずれ、スマブラに「グルッピー」が参戦する日も来るのだろうか?



最新の画像もっと見る

コメントを投稿