東松島市社会福祉協議会のブログ

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にぎやかに高校生らが青空フェスティバル

2015年01月05日 | 復興支援
~クリスマス会とひと足早いもちつき大会で交流~

年末の26日、矢本運動公園東集会所で栃木県日光市と東松島市内の高校生による協働事業「ココカラハジマルプロジェクト・ステージ4」が行われ、仮設住宅の住民はクリスマスとちょっと早い正月気分を存分に楽しみました。

高校生らは前日から東集会所でイルミネーションの飾りつけやビンゴの景品、もちつきの準備など役割を分担。

夜には滋賀県の篤志家から贈られたケーキを仮設住宅の子どもがいる世帯に届けました。

当日は子どもたちを対象にケーキづくりをする一方、仮設住宅の方々から手伝いを受けてもちつきです。

高校生は慣れない杵を手に「もっと腰を入れて」などの厳しい指摘を受けながら、あんこもちにして振る舞われました。

不足分は切り餅を焼いてあんこに入れました。「もちつきの音がしたので来てみたの」というお年寄りは「昔は一斗もついだんだよ。うめえごど」とあんこもちを味わっていました。

集会所では、景品付きのイントロクイズやビンゴ大会もあり、大盛況でした。

この交流は2012年9月、日光市内の高校生が大曲地区へ支援活動に訪れて活動終了後、被災した地元の石巻西高校の生徒と交流したのが始まり。

以来、ボランティア活動を通して高校生として平時から地域とつながりを持ち、社会の一員として高校生の役割を果たしていこう、という共通認識で夏休みや冬休みなどに日光市から訪れ、石巻西高校の生徒と一緒に活動して交流を続けています。

高校生からは「もっとお年寄りらと関わりたい」「ありがとう、が励みになった」などの感想を述べていました。日光市の今市工業高校と今市高校、石巻西高校の皆さん、ご苦労さんでした。


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