お寺さんぽ Ver.03

現在は更新をお休みしています。

閉眠庭 瑞峯院(京都)

2006年02月05日 | お寺
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は京都は北区の瑞峯院です。

ややマイナー路線にしてみましたがどうでしょう?
あ、失礼ですか。そうですよね。
とりあえず、添付の写真を見てください。



見ましたか?
どうよ?何か感じましたか?
そこでピーンときた方は素晴らしい!

この瑞峯院は大徳寺の山内にある臨済宗のお寺です。
で、このお寺裏手にある閉眠庭。

「白砂や低い築山に乗る石は一見不規則に置かれているようだ。
 しかし縁の東端に立つと四個が縦三個が横に並び庭を斜めに
 よぎる大きな十字架を形づくるのに気づく」
(※お寺にあった京都新聞記事より)

じゅうじか~??
……あ、東端か。
※当初、ひでるさんはまったく逆から眺めていました。(写真奥)

なんだ、逆だからよーわかんなかったのか。なるほど。
では、改めて。
…………………???
まぁ、言われてみればそんな気もしない訳でもないけど…。
そうか?

これは昔から保管されていたものでなく、1961年に
京都林泉協会というところが作ったものでした。
この瑞峯院の開祖は大満国師という人なんですが、大満国師に
帰依したのがかの有名な大友宗麟こと義鎮くん。
その縁起を含めた、とのこと。
なるほど、だからお寺で十字架だったんですね。

と、説明にも出てきた大友宗麟こと義鎮くん。
大友宗麟はキリシタン大名として有名な方で、おそらく知って
いる人も多いでしょう。(たぶん)
この人長男なんですが子供の頃から乱暴者で、ついでに親が
弟を溺愛してたため、なんというか疎まれて育つんですね。
そういう環境が彼の性格を捻じ曲げます。
これから子供を育てる方はくれぐれも注意して下さい。
で、彼の受難はそれで終わらず、もらった嫁さんが鬼だか狂犬
だか(忘れましたが)とあだ名がつく恐妻で、期待していた結婚生活
でもそりゃあもう、エライ目にあうのでした。
ちゃんちゃん。

…ねぇ、こんなんでは神にでもすがらなけりゃ、生きていけませんよ。

と、言う訳でやんちゃな義鎮くんはキリシタンとなったのです。
(注:本当はそればかりでないですが、概ね正しい(笑)と思います)



[住所] 瑞峯院(ずいほういん) 京都市北区紫野大徳寺町54-1

人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑参加しております。気に入ったら押して下さい。


温泉宿予約は「楽天トラベル(旅の窓口)」
【e-Hotel】出張からレジャーまで、安心・お手軽宿泊予約

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わからん・・・ (satoru)
2006-02-08 23:19:58
どう見たら十字架になるの?

俺には無理っす。
返信する
Unknown (ひでる)
2006-02-11 22:29:31
ねー。

そんなもんなんですよ。

返信する