
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は洛北西賀茂の「正伝寺」です。
どーでもいいことですが、ひでるさんここへ来たとき、犬に出迎えられました。実はしっかりその写真もあるんですけど…まぁ、普通に名物の庭園としました。
動物さんぽ、ではないですから。
ちなみに、こないだは近づいてきた猫に、持っていたカバンの上へ乗っかられたりしましたよ。(本当)
寺へ行くとなぜだか動物に絡まれる(?)、ムツゴロウひでるです。
好かれている、というより、玩ばれているようですけど…。
(※実家の犬には”いいおもちゃ”に見えているようです。袖とかぐいぐい引っ張られますよ)
末の世のすへの末まで我国は
よろずの国にすぐれたる国
文永七、八年。
元寇の国難に際し、「東巌慧安禅師(※)」は自ら八幡大菩薩に至心をこめた祈願文を捧げました。
その時の願文の末尾に書かれたのが↑上の和歌でした。
これは重文「蒙古降伏祈願文」として、京都国立博物館に寄託出品されているそうです。
このお寺では見れないので注意。
この「正伝寺」、正しくは「正伝護国禅寺」といいます。
さきほど登場しました「東巌慧安禅師」が創立、弘安五年には「森経久」が荘園を寄付、諸堂伽藍を造営。
また、「爾来皇室家」の信仰厚く、五穀豊穣国家安泰を祈願する道場とされ、今日まで続いているようです。
ほぼそのまま説明文を拝借しましたが、漢文のようですね。それ↑ああ、ややこしい。
まぁ、お寺によくある毎度のパターンで、有力者・権力者の庇護を受けていたということなのでしょう。
以前紹介しました「養源院」の時に、関ヶ原合戦で西軍の攻撃を受け落城した伏見城の廊下を使った…と書きましたが、なんとここにも使われていました。
ついた名がやっぱり ”血天井”
うぉ、すごい!でた!
ちなみにパンフレットによれば、ここは付着しているシミについて、ちゃんと科学的調査をしたそうです。
誰か「んなの信じらんねーよ」とか言ったんでしょうか?
ともかく、その結果として「三百六十八年以前の人間の血液である」と証明されたそうです。
うわわ、間違いなくホンマもんですよ、これは。
徳川に殉じて戦死した志みたいなのは分かりますが、なんでまたそんな気味悪いもんをあちこちで使うんでしょうか?
おっかなー。
ひでるさん、このお寺には住めないですよー。(←いや、一生住むことはないですが)
とまぁ、そんな感じのお寺です。
ひでるさんが行ったのが夕方近くだったためか人も少なく、実に静かで落ち着いた、雰囲気あるいいお寺でした。
今回写真の庭園は「獅子の児渡し」というそうです。白砂敷きで、つつじの刈り込みにより七五三調を表現した枯山水で、はるかに比叡の霊峰を取り入れた借景式の庭園とかなんとか。
うわぁ。わけわからん。
七五三調ってちとせ飴ですかね? (ちがう)
やっぱり庭は難しいです。
心の静けさ…みたいなのを味わえることは間違いないんですが。

(※)東巌慧安禅師(とうがんゑあんぜんし)
鎌倉時代の人。しっかし、ややこしい名前ですね。
[住所] 正伝寺 京都市北区西賀茂北鎮守庵町72
★ランキング参加しております。応援お願いします★
⇒ 人気blogランキングへ
⇒ ブログランキング (マイプロフ)
仏像が気になりだしたら…
自宅で選べる美術品 掛軸、絵画、美術工芸品のトップアート
ちょっと旅へ出たいと思ったら…
旅の総合サイト『BON VOYAGE!』
本日は洛北西賀茂の「正伝寺」です。
どーでもいいことですが、ひでるさんここへ来たとき、犬に出迎えられました。実はしっかりその写真もあるんですけど…まぁ、普通に名物の庭園としました。
動物さんぽ、ではないですから。
ちなみに、こないだは近づいてきた猫に、持っていたカバンの上へ乗っかられたりしましたよ。(本当)
寺へ行くとなぜだか動物に絡まれる(?)、ムツゴロウひでるです。
好かれている、というより、玩ばれているようですけど…。
(※実家の犬には”いいおもちゃ”に見えているようです。袖とかぐいぐい引っ張られますよ)
末の世のすへの末まで我国は
よろずの国にすぐれたる国
文永七、八年。
元寇の国難に際し、「東巌慧安禅師(※)」は自ら八幡大菩薩に至心をこめた祈願文を捧げました。
その時の願文の末尾に書かれたのが↑上の和歌でした。
これは重文「蒙古降伏祈願文」として、京都国立博物館に寄託出品されているそうです。
このお寺では見れないので注意。
この「正伝寺」、正しくは「正伝護国禅寺」といいます。
さきほど登場しました「東巌慧安禅師」が創立、弘安五年には「森経久」が荘園を寄付、諸堂伽藍を造営。
また、「爾来皇室家」の信仰厚く、五穀豊穣国家安泰を祈願する道場とされ、今日まで続いているようです。
ほぼそのまま説明文を拝借しましたが、漢文のようですね。それ↑ああ、ややこしい。
まぁ、お寺によくある毎度のパターンで、有力者・権力者の庇護を受けていたということなのでしょう。
以前紹介しました「養源院」の時に、関ヶ原合戦で西軍の攻撃を受け落城した伏見城の廊下を使った…と書きましたが、なんとここにも使われていました。
ついた名がやっぱり ”血天井”
うぉ、すごい!でた!
ちなみにパンフレットによれば、ここは付着しているシミについて、ちゃんと科学的調査をしたそうです。
誰か「んなの信じらんねーよ」とか言ったんでしょうか?
ともかく、その結果として「三百六十八年以前の人間の血液である」と証明されたそうです。
うわわ、間違いなくホンマもんですよ、これは。
徳川に殉じて戦死した志みたいなのは分かりますが、なんでまたそんな気味悪いもんをあちこちで使うんでしょうか?
おっかなー。
ひでるさん、このお寺には住めないですよー。(←いや、一生住むことはないですが)
とまぁ、そんな感じのお寺です。
ひでるさんが行ったのが夕方近くだったためか人も少なく、実に静かで落ち着いた、雰囲気あるいいお寺でした。
今回写真の庭園は「獅子の児渡し」というそうです。白砂敷きで、つつじの刈り込みにより七五三調を表現した枯山水で、はるかに比叡の霊峰を取り入れた借景式の庭園とかなんとか。
うわぁ。わけわからん。
七五三調ってちとせ飴ですかね? (ちがう)
やっぱり庭は難しいです。
心の静けさ…みたいなのを味わえることは間違いないんですが。

(※)東巌慧安禅師(とうがんゑあんぜんし)
鎌倉時代の人。しっかし、ややこしい名前ですね。
[住所] 正伝寺 京都市北区西賀茂北鎮守庵町72
★ランキング参加しております。応援お願いします★
⇒ 人気blogランキングへ
⇒ ブログランキング (マイプロフ)
仏像が気になりだしたら…
ちょっと旅へ出たいと思ったら…
凄いですね~、びっくり!!!
それこそ、夜中になると無念にも討死した武者の……
とか「あなたの知らない世界」になりそうですよ。
こわいですよ。
新倉イワオですよ。
これからも、楽しみにしています。がんばってください!
話は変わりますが、よろしければ相互リンクしてはいただけないでしょうか?歴史好きを探す活動をしています。よろしくお願いします。突然のお願いで済みませんが、よろしくお願いします。http://plaza.rakuten.co.jp/46nohirune/
地元正伝寺の事を調べていましたらここに出会いました。
よろしければ
トラックバックさせていただいてもよろしでしょうか?
リンクのない私ですのでまずはコメントさせてもらいました。
あんび
地元なんですね、羨ましー(…と、同時に夜は怖そうですね。幽霊スポットと見て、納得(笑))
トラックバックは全然問題ありません。