雪割草~書家・木原光威のブログ

「読まれるための書」ではなく「鑑賞(み)られる」書を

「花」

2013-01-31 20:40:05 | 作品
     

     「花」




数年前ですが新潟市の小さなギャラリーで


「花」をテーマに個展をやりました。





なかなか縁がなく、


その時の作品はほとんど手もとに残っています。


しかし、


「できの悪い作品ほどかわいい」ようです。





写真は今年の年賀状に使った「花」です。


印とけんかしている縦画が


いじらしくてかわいいのです。







雪ぬけ

2013-01-29 20:27:55 | つれづれ


「自然」




ギックリ腰は癖になるとか。


そういえばこれで4回目だ。


確か一番最初は丸太を運んでいる時。


無理してやったからだろうと後で反省したが


今回はただ立ち上がった瞬間


「えっ?」という感じで。


今日はいろいろあった約束をすべてキャンセルして


いち日じっとしていました。


やることないのもつらい。





窓の外


屋根から「ドスン ドスン」と落ちてくる雪の塊を数えながら


いつの間にか日が暮れて・・・。




ずいぶん前の作品 「自然」


はやいうちに、家の前の雪ぬけをしないといけない。










手のぬくみ

2013-01-27 19:43:13 | つれづれ
   「手のぬくみ」



新潟は一昨日から今日の午前中まで猛吹雪。

特に昨日、書き初め審査を終えて長岡からの帰り道

地吹雪でバイパスは大渋滞。

普段なら1時間ほどで着いてしまうのに

2時間たってものろのろ。

しかも風で車体が揺れ、ウインドゥは凍りついてしまって

ちょっと恐怖を。



そこで堪らず脇道へ。



ところがそこもすごかった。

何の障害物もない田んぼ道だったので

更に凄まじい地吹雪。

自分がどこを走っているかもわからない。

風が止むのを待ちながら

またまたのろのろ走行。



結局家に到着したのは

出発してから3時間後でした。






子どもの頃

我が家に車などなかったから

移動手段は徒歩。

母と一緒に町まで買い物に出かけた時

やっぱりこんな猛吹雪になったことがあって。


母のコートのポケットに手を入れて

母の手をしっかり握りながら

母の手はあったかいなぁと。


母の手は冷たかったはずなんだけど

自分の手とのほんのちょっとの温度差で

あったかいと感じたんだろうと思うのですが。



こんな寒い日はひと冬に何日もないのだけれど

吹雪く時は必ず思い出します。





寝る前にもう一枚

2013-01-24 19:53:37 | 作品


「ここに咲く花」



時間に追われて思うように筆を持てなかったストレスから解放されて

今度こそ思う存分書いてやるぞと意気込んだけれど

やっぱりそれだけじゃだめなんだろうなぁ。




現日春季展が近づいています。

気は焦るがなかなか・・・。




寝る前にもう一枚書いてみます。








燃える現日

2013-01-20 21:00:29 | つれづれ
             

「TOKYO書2013 公募団体の今」 現日会越智麗川先生の作品「燃」




先日終了しました「TOKYO書2013 公募団体の今」展、

多くの方のご来場をいただきありがとうございました。

たいへん有意義なイベントでした。

これから様々なところで総括がなされ、

次回展への新たな期待が高まることと思いますが

個人的にはこのイベントを通じて

多くの方々とお知り合いになれたことや

これからどういう風に書と向き合っていこうかと

考えるきっかけにもなったり

はたまた、応援をしてくださった方々の

あったかい気持ちに触れたりと

いいこと尽くめでした。



「次、また何かやりたい。」

何かやりたいことで日程表が埋まっていくような

そんな生活を送りたいと

今無性に思っています。


2月20日(水)から東京六本木国立新美術館において

現日春季展が始まります。

どうぞお運びくださいませ。


現日会のスローガン

「自由と奔放 燃える現日」

ぐぁーと燃えたい気分です。

写真の作品は現日会越智麗川先生の作品。

小柄の体に似合わず内なるものが熱っ~い方。

現日春季展で次回作、見ることができます。