魔女の瞳

れもん＊です。
話が途中になっていた、福島・山形の旅の続きに戻ります。
って、もう、ちょうど１カ月経ってしまいましたが ・・・

さて、秘湯巡りと並ぶ、今回の旅の大きな目的 ・・・
それは、 一切経山 のトレッキングでした。
磐梯吾妻スカイラインの 浄土平 から、標高差 370ｍ、１時間少々で登れます。
鎌沼も回る、４時間のコースがお勧めです。

　

浄土平から見る、一切経山。
今から、この山頂を目指します。

　

途中には、まだこんなに雪が残っている所もありました。

　

途中の 酸ヶ平 の分岐。
真っ直ぐ行くと鎌沼、右に折れると一切経山です。

　

一切経山への途中から見える、鎌沼 です。
向こうの山は、百名山の 西吾妻山　

　

山頂近くの登山道です。
向こうに覗いているのは 吾妻小富士　

スカイラインを挟んで、一切経山とは反対側にあって、
浄土平 からは、１時間くらいで噴火口を一周できます。
子供が小学校の頃の家族旅行では、この 吾妻小富士 に登りました。

　

山頂到着～
標高 １９４８．８ ｍです。

さて、淡々と観光案内をこなしてきましたが （笑）
実は、最大の見どころがこの先に ・・・

山頂から見下ろす 五色沼 です～

　

コバルトブルーの水面が、とても綺麗

神秘的なその姿は、 魔女の瞳 とも、 吾妻の瞳 とも呼ばれています。
この頃から雲がしきりに流れ始めていたので、
光の当たり具合で、刻々とその色が変わります。
太陽を待ちながら、優に１時間はこの前に座っていました

この後は、鎌沼を通り越して 東吾妻山 を目指しました。
　

正面の山が、東吾妻です。

　

ところが、ここで思わぬ事態が ・・・

登山道が、
雪解け水で川になっていました

それでも途中まで登ったのですが、
道が細くなるにつれ、長靴でないと歩けないような水かさに ・・・
靴にも浸水してきたので、やむなく断念して引き返しました。


　

帰りに寄った 鎌沼 です。
まるで氷河のように、水面に崩れ落ちる音も聞こえてきました。

　

最後の写真は、下山道から見た 吾妻小富士 です。

この山を上から眺められるのも、このコースの魅力の一つでしょう。
憧れの「魔女の瞳」だけではなくて、残雪や青空、雲なども全部含めて、
とても心に残る山行になりました