裂石温泉雲峰荘

れもん＊です。
連休のレポートの前に、もう少し富士山の続きにお付き合いくださいね。

さて、この時に泊まった宿は　裂石温泉雲峰荘　
日本秘湯を守る会にも属する一軒宿です。

　

国道411号に面して雲峰荘の入口があります。
うっかりすると通り過ぎてしまいそうなエントランスは、
「車で行けるの？」と思わず降りて覗きこんでしまうような佇まいでした。

　



　 玄関を開けると
　　 野菜の山が ・・・


　



フロントの前にも
　　並べてあります。




　　　廊下では犬が闊歩していました

　

「ぎんちゃん」 という名前の柴犬で、夜は玄関で寝ています。

風呂は男女別の内湯と混浴の露天風呂。
ほかに小さな貸切風呂があります。
お湯は無色透明無味無臭ですが、ph 9.9 の高アルカリ泉。
浴後にすべすべ感が出てきます。

ちなみにここの温泉水は飲泉可能で、ペットボトルに入れられ販売されています。

　



　　　　　露天風呂です。

　

大きな塩山御影石の一枚岩がひさしになっていて、
女性専用の時間帯もあります。

　

大浴場。　夜は男性用、朝は女性用になります。

手前は26度の源泉です。
最初はかなり冷たく感じるのでスルーする人も多かったようですが、
一旦入ってしまうと苦になりません。

　

こちらはもう一つの内湯で、やはり源泉と加温浴槽が並んでいます。


食事も紹介しておきましょう。
　

貴陽（プラム）のリキュール、 岩魚のみそ焼き、 岩魚と甲斐サーモンの刺身、 岩魚の骨の唐揚げ、
ワイン豚の鍋、 馬刺し、 地元野菜の天麩羅、 山菜の先付（こごみなど5種）、 栗御飯、etc．．．

　



参考までに、こちらが朝食。

お土産コーナーの前には木の洞を利用した囲炉裏があります。

ウェルカムフードの自家栽培黒米餅 を、
セルフサービスで焼いて食べる仕組みです。
ちなみに、部屋には 温泉水のペットボトル も置いてありました。

　

チェックアウトの時もウロウロしていた ぎんちゃん です。

さて、この宿の感想ですが ・・・
期待してなかった割には、ユニークでなかなか面白い宿でした。
ただ、この日は満室で忙しかったのもあるのか無いのか、
若女将？の愛想がいまいちだったのが残念でした。

宿泊料金は 10,000円 （税別）でしたが、今まで泊まった宿との比較でいくと、
笑顔不足も加味して 9,000円クラスかな、という印象でした。