陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

奥四万・日向見温泉

2011-07-06 20:52:00 | 温泉
れもんです。
腱鞘炎みたいになってしばらくパソコンが使えず、
ほぼひと月ぶりになってしまいました。

そういうわけでちょっと時期を逸した感がありますが、
高速千円が終了するというので最後の土日に遠出して温泉を目指しました。

私が好んで選ぶ宿
① 温泉がいいこと。自然と一体化した露天風呂があればBEST
② 規模が大きな観光旅館はダメ  鄙びた宿が好き!
③ 建物の古さや設備は全然気にならない。
柱や廊下などがよく手入れされた一軒宿は◎
④ 料金の基準は10000円
どうしても泊まりたい宿でも13000円くらいまでに抑えたい!

あまりいろいろと書いても仕方ないのでこんなところでやめますが、
地域的には、ついつい東北地方の温泉に行きたくなります。


さて、今回出かけたのは群馬、四万温泉 の最奥に位置する 中生館

もう20年も前から狙っていた宿で、
高速千円のこの機会が多分最後のチャンスだと、
初日雨の予報にもかかわらず出かけました。

四万温泉(日向見温泉)中生館


中生館がある日向見地区は四万温泉発祥の地で、
特に
「日向見温泉」と呼ばれることもありますが、
国民保養温泉地として泉質は折紙つき。

ここの目当ては、
川に面した露天風呂と、川側全面ガラス張りの石組みの内湯です。

 

これがその内湯(薬師の湯)。
四万温泉中生館 薬師の湯

緑がきれいです。鉢植えの花も可愛らしい
日向見温泉中生館 薬師の湯

中生館 月見の湯  

 

こちらは、薬師の湯の脱衣所から出られる「月見の湯」。
これはごく普通の露天風呂です。

 

もうひとつの目当て「かじかの湯」は、左の戸を出て橋を渡って対岸にあります。


 

かじかの湯です。すぐ横を日向見川の清流が流れます。

四万温泉中生館 かじかの湯



後ろに見えるのが今渡ってきた橋。

四万温泉中生館 かじかの湯


 

風呂に入って手足を伸ばし目を閉じると、
聞こえてくるのは水の流れとかじか(河鹿蛙)の声。
翌朝には
ハルゼミの大合唱も聞くことができました。
この露天風呂はぬるめなので…  いつまででも入っていられます Zzzz ・・・

中生館・かじかの湯



内湯と合わせて2日間で延べ3時間以上入ってしまいました。
疲れ気味だったので格好のリフレッシュに

 

蛇足ですが、最初に私の宿の基準を書いた手前、
この旅館についての感想を書いておきましょう。

基本料金の1泊2食8,925円(消費税込)で泊まったとはいえ、
夕食はいまいちでした。

客が多かったわけでもないのに天ぷらは冷めているし、
何よりボリュームが少ない(量も内容も)。

宿の夕食


最初に蕎麦と吸い物をいただき、
右上の土鍋(卵を落として白魚の卵とじにする)と漬物をご飯用に取っておくと、
酒の肴として残るのは天ぷら、小鉢、鯉の洗い+刺身こんにゃくの3品のみ。

ボリュームも少ないので、すこしずつ、少しずつ…

私はそれはど食事にはこだわらないのですが、これはちょっと少ない…ですねぇ。
東北の宿なら同じ料金でも…と、つい比べてしまいます。

宿としては、私の中では 7,500円 クラスかな。

 

そういうわけで、一般の方にはなかなかおすすめしにくいのですが、
風呂のポイントが大きくて全体としては
満足度はかなり高かったです



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