癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

日本の常識が疑われる「亀田ボクサー」

2006年08月03日 19時48分31秒 | ニュース


                       ダウンした亀田

2日の世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦12回戦で、亀田興毅(協栄)が微妙な判定で新王座に就いた一戦には3日も疑問や批判の声が相次いだ。元世界フライ級王者の花形進氏は「負けたかな、と思った」と口にするなど亀田の劣勢を口にする専門家の意見がテレビに流れていた。

試合前の記者会見で、フライドチキンを口にしながら、チャンピオンに対して顔かたちまでもなじる。パフォーマンスとは言え、これから世界チャンピオンを狙う者としてのあるべき姿ではない。常識の無い呆れた行動としかうつらなかったのは小生だけだったろうか。

また3日の一夜明け会見で亀田は相変わらず強気な態度を貫いた。「ダウンはおれ流のサプライズや。3階級制覇が目標だし、次につながる」と笑顔。批判の声は「何でも言うたらええよ。次はもっと進化する。豪快にKOするよ」と世界チャンピオンの発言ではないだろう。親だけに礼を言う、犬の遠吠えにしか聞こえない。

勝負は、負ける時もあり、勝つ時もある。ボクシングには、スポーツマンシップと言う常識は無いのだろうか。
1ラウンドでダウンした時の心境をどう思っているのだろう。負けたときは、「何も云わず」ささくさと引き上げるタイプの人間だろう。

ただ、救われた事は、新聞各社が一斉に亀田の態度批判を行ったのは最近無かったことだ。

世界チャンピオン誕生と喜ぶ「若い女の子達」の姿を世界のメディアはどう見たことだろう。特に今回の試合に、敗者を垣間見ない日本人と世界に写らなければ良いなーと憂いる者である。