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「~らしさ」の考察

2021年08月11日 | いろいろ日誌
連日、暑い日が続いています。
昨日の東京は猛暑日だったとか。
本日(8月11日)の広島は曇天で
近頃になく過ごしやすく感じます。



さて
オリンピックが終わりましたね。
今朝の新聞には
競技、イベント別の視聴率ランキングが
掲載されていました。





これを見ると
開会式、閉会式への関心の高さが
数字に表れています。
またおしなべて
球技への関心の高さも伺えますね。
メダル獲得数は過去最高を更新。
日本のアスリートの頑張りが際立った
東京大会となりました。



にもかかわらず
閉会式の
あのなんとも地味なムードは
いただけない!
演出家の記者会見によると
「多様性と調和に配慮した」
演出だった、とのこと。
えっ?
多様性
って何なんですか。




世界中には
多様な文化、芸術、民族が存在しますが
特定のそれらに固執することなく
所謂「一般的」と思われる価値観に依拠することが
今回の五輪を貫くテーマであったようです。
とりわけ
閉会式ではその様子が顕著で
いったい何を表現しているのか
全く伝わってきませんでした。




ところが
次回開催地であるパリの映像では
国歌「ラ・マルセイエーズ」をBGMに
フランス空軍によるトリコロールが
空いっぱいに拡がる様子が映し出されるという
いかにもフランスらしい演出でした。
日本ではブルーインパルスが
「君が代」を背景に
「日の丸」を描いたとすると
たちまち大騒ぎになるでしょうね。







開催地であるその国の個性を主張しないことが
多様性と調和に配慮することなのか。
メダル授与式の先頭を歩くスタッフの衣装にも
賛否両論があったようですが
ここにも「多様性」が反映されているようです。




閉会式の演出にいくら使ったのか?
聴くところによると百数十億円とか。
その金額の是非を問う前に
五輪を司った方々に
多様性とは何かを伺いたい!
個性なきところに多様性なし。
「~らしさ」の主張は
今ここを生きる人々にとって
なくてはならないものです。




どうやら
「日本らしさ」を主張することは
タブーになっているようです。
今回のオリンピックは
現在の日本を取り巻く不思議な空気感が
如実に現れたといえます。
あらためて
日本らしくあることに
戸惑いを持つ必要はないと
五輪閉会式を観て感じた今日この頃です。

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