親愛なるアッティクスへ
で、昨日の続きです。
あ、誤解のないように、ここで申し上げておきますと、私は、「吟遊詩人のような生き方を良し」とされている方を批判しているわけでも、こき下ろしているわけでもありません。
むしろ、どちらかと言うと、今は、少し、羨ましくもあります。
つまり、少年の日の私には、それだけ、野心が溢れていた・・・ということです。
「酔うては枕す美人の膝、覚めては握る天下の権」
これは、後藤田議員と、女優の水野真紀さんの結婚式で小泉首相が引用した桂小五郎作の漢詩だそうですが、こういうのを聞くと、久々、年甲斐もなく、胸が躍ってしまいました。
男と生まれたからには、やはり、できるものならば、こういう生き方をしたいものです。
「少年の夢、今何処
身は、もはや空蝉(うつせみ)となりて
ただただ唇を噛むのみ」
by平太独白・・・。
もっとも、小泉首相は独身ですから、(建前上?)独り寝だそうですが・・・(笑)。
で、本題です。
昨日述べましたとおり、このブログを始める前、大いなる惑いの中にいた私でしたが、私がこうなったのも、実は、すべては孫 正義という天才の毒気に当てられたからでした。
2004年後半、彼が福岡ダイエーホークスの買収に名乗りを上げたとき、彼は「世界一の球団を目指す!」と言い、「そうでなければ日本のプロ野球はアメリカの二軍になる。」とも言ったことに、私は、もの凄い衝撃を受けました。
まだ、「選手の給料が高すぎる」、「球団の数が多すぎる」などなどとケンケンガクガク言っていた頃の話です。
私はハッとしました。
確かに彼の言うとおりで、他に選択肢なんてないじゃないかと・・・。
彼は、新規参入だ、一リーグ制だ・・・と、まだ、混沌の中にある時に、快刀乱麻!「我々の目指すべきは、あそこだ!」と道を指し示した・・・、いや、指し示し得たわけです。
「凄い!」と慄然としました。
これこそが、将たる者に必要な能力だ・・・と。
では、振り返ってみて、我が身はどうかと。
当時、色々、考えました。
でも、み~んな、手段であって、方向ではないんです。
私が目指す方向性とは何なのか????
そう考えたときに、どうしても孫さんのような明確な答えが見つけ出せませんでした。
つまり、孫正義の毒気に当てられた・・・、それが惑いの原因でした。
で、昨日のアレキサンダーを見ての、「吟遊詩人は我が本意に非ず」になるわけですが、ここで、実業人の道へ歩みを戻そうとした私は、多くの人と交わり、アンテナを張り巡らせる為にも、やはり、何らかの会へ所属しようと思いましたが、ただ、某クラブや某会などの既存の会にはあまり、魅力を感じませんでした。
そこへ、友人から京都で開かれるある会に誘われたことから、まあ、観光がてら出席してみようと思い立ち、ついては、そういう晴れがましい会に参加させて頂く以上は・・・ということで、先日から述べております通り、そこから、ブログへと繋がったわけです。
もし、孫正義という人物が、プロ球団を買収しなければ・・・。
もし、アレキサンダーという映画を見なかったら・・・。
もし、拙著を出版していなかったら・・・。
まあ、もっとも、私は元来が、結構、退屈しない人間のようで、すぐに、何かを見つけてくるようです。
それだけに、今頃は、ブログ以外の何かをやっていた可能性が高かったかもしれませんね(笑)。
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で、昨日の続きです。
あ、誤解のないように、ここで申し上げておきますと、私は、「吟遊詩人のような生き方を良し」とされている方を批判しているわけでも、こき下ろしているわけでもありません。
むしろ、どちらかと言うと、今は、少し、羨ましくもあります。
つまり、少年の日の私には、それだけ、野心が溢れていた・・・ということです。
「酔うては枕す美人の膝、覚めては握る天下の権」
これは、後藤田議員と、女優の水野真紀さんの結婚式で小泉首相が引用した桂小五郎作の漢詩だそうですが、こういうのを聞くと、久々、年甲斐もなく、胸が躍ってしまいました。
男と生まれたからには、やはり、できるものならば、こういう生き方をしたいものです。
「少年の夢、今何処
身は、もはや空蝉(うつせみ)となりて
ただただ唇を噛むのみ」
by平太独白・・・。
もっとも、小泉首相は独身ですから、(建前上?)独り寝だそうですが・・・(笑)。
で、本題です。
昨日述べましたとおり、このブログを始める前、大いなる惑いの中にいた私でしたが、私がこうなったのも、実は、すべては孫 正義という天才の毒気に当てられたからでした。
2004年後半、彼が福岡ダイエーホークスの買収に名乗りを上げたとき、彼は「世界一の球団を目指す!」と言い、「そうでなければ日本のプロ野球はアメリカの二軍になる。」とも言ったことに、私は、もの凄い衝撃を受けました。
まだ、「選手の給料が高すぎる」、「球団の数が多すぎる」などなどとケンケンガクガク言っていた頃の話です。
私はハッとしました。
確かに彼の言うとおりで、他に選択肢なんてないじゃないかと・・・。
彼は、新規参入だ、一リーグ制だ・・・と、まだ、混沌の中にある時に、快刀乱麻!「我々の目指すべきは、あそこだ!」と道を指し示した・・・、いや、指し示し得たわけです。
「凄い!」と慄然としました。
これこそが、将たる者に必要な能力だ・・・と。
では、振り返ってみて、我が身はどうかと。
当時、色々、考えました。
でも、み~んな、手段であって、方向ではないんです。
私が目指す方向性とは何なのか????
そう考えたときに、どうしても孫さんのような明確な答えが見つけ出せませんでした。
つまり、孫正義の毒気に当てられた・・・、それが惑いの原因でした。
で、昨日のアレキサンダーを見ての、「吟遊詩人は我が本意に非ず」になるわけですが、ここで、実業人の道へ歩みを戻そうとした私は、多くの人と交わり、アンテナを張り巡らせる為にも、やはり、何らかの会へ所属しようと思いましたが、ただ、某クラブや某会などの既存の会にはあまり、魅力を感じませんでした。
そこへ、友人から京都で開かれるある会に誘われたことから、まあ、観光がてら出席してみようと思い立ち、ついては、そういう晴れがましい会に参加させて頂く以上は・・・ということで、先日から述べております通り、そこから、ブログへと繋がったわけです。
もし、孫正義という人物が、プロ球団を買収しなければ・・・。
もし、アレキサンダーという映画を見なかったら・・・。
もし、拙著を出版していなかったら・・・。
まあ、もっとも、私は元来が、結構、退屈しない人間のようで、すぐに、何かを見つけてくるようです。
それだけに、今頃は、ブログ以外の何かをやっていた可能性が高かったかもしれませんね(笑)。
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