写真は、ありません!
ごめんないさい、いろいろとやってはいますが、いろいろありすぎて、
手を止めてまで写真を撮るのも・・・ということです。
と言っても、実技はあまりやってません。
一応、勝手にこの勉強会のスーパーバイザーと呼ぶことにしているH氏が
久々にやって来て「おっぱいチャレンジ」をする、ということで・・・
「やっぱ服着た状態ではパッドは貼れん」ということになりました!
その後、少しばかり気になること、というか懸念していることを皆さんと考えました。
どういうことか、というと「熱中症」への対応です。
消防の応急手当普及員で使用するテキストに
「体温が極端に高い場合には、準備できるのであれば十分に冷たい水(1〜26℃)に
全身(首から下)を浸して体温を下げるのが効果的です」
という記述があります。
これを全ての熱中症に当てはめていいのか?ということです。
一見、早く冷えそうに思える、冷水浸漬ですが、普通病院ではやりません
(聞いた範囲では)。
理由としては
① 心電図が見れなくなる
②毛細血管が収縮して循環が悪くなりそんなに体温が下がらない(と思われる)
③ふるえが起きる
④急激な血圧変動が起きて合併症が起きるリスクがある
など・・・
しかし、実際に冷水浸漬は効果がある!ということで、ネット上ではありますが
いろいろと検索してみると・・・
というちょっと古い記事ではありますが、見つかりました。
・熱中症になった人でなく、健康な人に運動をさせて体温を上げて
どうやったら早く体温を下げられるか?の実験が元になっている。
・冷やしすぎて低体温になり、死亡例も報告されている
・冷却中に体温のモニタリングが必要では?
といった見解ですね。
また、こんな例も
熱中症[私の治療]|Web医事新報|日本医事新報社
・冷水浸漬では、若年層より中高年での死亡率が高い
基礎疾患、体質(高脂血漿、動脈硬化など)の影響ですかね?
そして、割と最近ですが、これが大元ではという情報として
アメリカでは中高大学での事故をふせぐために「心疾患」「脳震盪」「熱中症」
に重点を置いてデータの集積と対策を講じている。その中の熱中症の対策として、
前述の実験がされた模様です(推測)
この記事から推測するに・・・
10代20代の若い学生の運動部員が、
夏季など暑熱環境で激しい運動により高体温になった際には冷水浸漬をしている。
学校はアスレチックトレーナーを置き(全ての学校が可能ということではない)、
アスレチックトレーナーがその際の体温のモニターをする(直腸体温計を持つ)。
つまり、対象(若い人でスポーツを普段している人)、状況(暑い時期での激しい運動)
管理(直腸で中心体温をモニタリング)が明確に定められている上での対応ではないか、
と思われます。
一方、日本ではこのような紹介がされているサイトもあるのですが
熱射病が疑われる場合の身体冷却法 - 熱中症を防ごう - JSPO
確かに状況などを指定しているようにも捉えられますが、果たして
一般の人がこれをみて「全ての熱中症に対して言っているのではない!」
と理解してくれる人がいるのだろうか?
と思うのですね。
「熱中症には冷水浸漬」が一人歩きしてしまうのが怖いなぁ・・・
と老婆心ながら思っています。
そんなことを参加者に伝えておきました。
ごめんないさい、いろいろとやってはいますが、いろいろありすぎて、
手を止めてまで写真を撮るのも・・・ということです。
と言っても、実技はあまりやってません。
一応、勝手にこの勉強会のスーパーバイザーと呼ぶことにしているH氏が
久々にやって来て「おっぱいチャレンジ」をする、ということで・・・
「やっぱ服着た状態ではパッドは貼れん」ということになりました!
その後、少しばかり気になること、というか懸念していることを皆さんと考えました。
どういうことか、というと「熱中症」への対応です。
消防の応急手当普及員で使用するテキストに
「体温が極端に高い場合には、準備できるのであれば十分に冷たい水(1〜26℃)に
全身(首から下)を浸して体温を下げるのが効果的です」
という記述があります。
これを全ての熱中症に当てはめていいのか?ということです。
一見、早く冷えそうに思える、冷水浸漬ですが、普通病院ではやりません
(聞いた範囲では)。
理由としては
① 心電図が見れなくなる
②毛細血管が収縮して循環が悪くなりそんなに体温が下がらない(と思われる)
③ふるえが起きる
④急激な血圧変動が起きて合併症が起きるリスクがある
など・・・
しかし、実際に冷水浸漬は効果がある!ということで、ネット上ではありますが
いろいろと検索してみると・・・
というちょっと古い記事ではありますが、見つかりました。
・熱中症になった人でなく、健康な人に運動をさせて体温を上げて
どうやったら早く体温を下げられるか?の実験が元になっている。
・冷やしすぎて低体温になり、死亡例も報告されている
・冷却中に体温のモニタリングが必要では?
といった見解ですね。
また、こんな例も
熱中症[私の治療]|Web医事新報|日本医事新報社
・冷水浸漬では、若年層より中高年での死亡率が高い
基礎疾患、体質(高脂血漿、動脈硬化など)の影響ですかね?
そして、割と最近ですが、これが大元ではという情報として
アメリカでは中高大学での事故をふせぐために「心疾患」「脳震盪」「熱中症」
に重点を置いてデータの集積と対策を講じている。その中の熱中症の対策として、
前述の実験がされた模様です(推測)
この記事から推測するに・・・
10代20代の若い学生の運動部員が、
夏季など暑熱環境で激しい運動により高体温になった際には冷水浸漬をしている。
学校はアスレチックトレーナーを置き(全ての学校が可能ということではない)、
アスレチックトレーナーがその際の体温のモニターをする(直腸体温計を持つ)。
つまり、対象(若い人でスポーツを普段している人)、状況(暑い時期での激しい運動)
管理(直腸で中心体温をモニタリング)が明確に定められている上での対応ではないか、
と思われます。
一方、日本ではこのような紹介がされているサイトもあるのですが
熱射病が疑われる場合の身体冷却法 - 熱中症を防ごう - JSPO
確かに状況などを指定しているようにも捉えられますが、果たして
一般の人がこれをみて「全ての熱中症に対して言っているのではない!」
と理解してくれる人がいるのだろうか?
と思うのですね。
「熱中症には冷水浸漬」が一人歩きしてしまうのが怖いなぁ・・・
と老婆心ながら思っています。
そんなことを参加者に伝えておきました。