Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『パラダイス・キス』

2011-06-12 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『パラダイス・キス』
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作国:日本(2011)
キャスト:北川景子、向井理 、山本裕典、五十嵐隼士 、大政絢、
     賀来賢人、加藤夏希

今回は、
自分の足で歩き始めれば道は開けるってか、って作品です。

一大ブームを巻き起こした『NANA』を手掛け、
カリスマ的な人気を誇る少女マンガ家・矢沢あい。
そんな彼女のもうひとつの代表作。
華やかで、せつなくキラキラと輝く世界観を映像化。


劇場ではアクションとミュージカル映画と
決めている私にとって邦画のラブストーリーは
全く観る気はなかったのですが、
調査のために観なければならなかったことと、
最近番宣で向井理をよく見かけ、
国民的ドラマで人気を得たのにも関わらず、
その冷たく、シラーっとした雰囲気に興味を持ち、
期待をせずに観てきました。

オープニングはまさに”矢沢あい”ワールドを再現。
カット割りや映像の鮮明さは「ほー」と思いました。

もともとコミックが原作だから、
実写にすると違和感アリアリの部分も。

例えば、ヒロインとイイ仲のデザイナー
ジョージの恰好。キザ過ぎだろう。
またジョージの友人、
イザベル役の五十嵐隼士の女装。
ヒロイン役の北川景子の
ランウェイでのポージング。
ジョージの学校仲間、ミワコ、原作よりでかくね?

全般的にファッションというより、
ライトな恋愛話中心
ファッション的要素を期待していたので
そこはガッカリだったかな 。

YUIの主題歌はこの作品にとっても合っていたが
ラストのランウェイシーンで
それまではPOPな感じ曲でシーンと服に
とってもマッチしていたのに、
ヒロイン登場場面でまさかのスウィートボックス・・・。

・・・・と、
とにかくツッコミ所満載でしたが、
さすが全世界で600万部売り上げたコミック。
ストーリー展開はなかなか良かった。
コミックより編集かな。
盛り上げるところは盛り上げ、
落とし、綺麗に最後までまとめてた。

だけど原作大好きな人から言わせると
かなりはしょり過ぎでがっかりだとか
その点私は『NANA』で途中挫折しているので
全くストーリー展開に不満はなし。

編集も良かったが、カメラワークも良かったな。
衣装から小物から可愛いものをよく集めてたし、
制作スタッフは優秀な感じを受けた 。

残念なことに北川景子の演技は未熟 。。。
同じ顔系で水川あさみがやってみても
面白かったかも (笑)
高校生役もいける若さはすごいが、
ひざが気になった。そこは隠せないか。

しかし
矢沢あい、『NANA』といい、
独特の世界観とファッションだよね~。
思いのほか楽しめました 。
やはり最後がハッピーエンドって気分いいよね。
それに所々出てくるキスシーンが意外と・・

見終わった感想は・・・・?

向井理に化粧直しして欲しい
肌男の肌はキメが細かかった♪

学生の中でも平気なら気楽に楽しめる
この作品をご覧あれ。