畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

評判を過度に気にせず毅然とした政治を

2010年09月26日 22時25分51秒 | Weblog
 中国人船長の釈放については、検察のあり方としても外交のあり方としても自国権益の保護という観点からも禍根を残したと思います。
 さらに政治主導を標榜する政権の決定のあり方、責任の取り方としてもお粗末なものでした。検察の判断ということにして、「政治判断を行っていない。だから批判の矢面に立ちたくない。」という方針が見え見えでした。このようなことこそ、官僚の判断に任せずに政治家が責任をもった判断をすべき案件です。

 なぜ、このような政治の劣化が起こるかというと、世論調査を気にしすぎる政治、ポピュリズムの悪弊が背景にあると私は考えます。
 毎週のように世論調査が行われ、支持率が下がると、まるで失敗しているかのように叩かれること、そして、解散がいつでも行われ得るという憲法解釈の下で、政府も議員もおたおたして自分の信念を通せず、世論を過度に気にする風潮が問題にあるのです。
 この悪弊を改善するためには、まず、憲法解釈を変更して、衆議院についても原則は任期を全うすること、解散は内閣が不信任を受けた場合又は信任案が否決された場合に限ることとすることです。議会に任期を与えている趣旨は、「当該任期の間安定した体制で約束したことをしっかり果たしなさい。そして、その判断は当該任期の後に一括して行う。」というものだと私は考えます。大部分の先進国では解散については、いつでもできるというようなやり方をとっていません。世論調査と解散がいつでも可能な解釈があいまって、マニフェストについても、本来は一定期間かけて行うもの、一定期間かけなければ行い得ないものであるにもかかわらず、実現の方向性についての腰が定まらず、修正の議論が起こされることになります。また、政権発足から1年であるのにもかかわらず達成率について批判されたりすることになります。
 マスメディアには、世論調査の頻繁な実施は行うべきではないと言いたいと思います。節目節目で十分です。四半期に1回でもいいくらいです。そして、表面的ではない成熟した報道姿勢を求めたいと思います。

 今回の決定については、私としては異論がありますが、もし、政府が信念を持っての決定であれば、世論の反応を恐れることなく、しっかりと説明すべきです。それは一つの見識に違いないのですから。そして、決定に対する批判を受けるのが民主主義の筋というものです。それなのに、検察の判断だとしたことに私は失望しました。責任をとらない政治が政治への不信感を高めることを私は恐れます。

少子化の課題

2010年09月24日 09時41分20秒 | Weblog
 私の母校である大川目中学校は、少子化のため生徒数が少なくなり、放課後のクラブの数が限られ、入りたい(あるいは入れる)クラブがないという状況とのことです。
 男子だと、テニス部か野球部、女子だとテニス部くらいとのことです。
 運動部に何らかの事情があり入れない子供、これ以外の活動をしたい子供もいるのです。
 ある親御さんは、子供が文化部に入るために隣の学区の中学校に通っていると言っていました。
 解決策としては、学校単位のクラブ活動の必修をやめ、久慈市全体の学校の共同運営のクラブ活動とするか、地域での活動をクラブ活動に代わるものとして認めることでしょう。
 日本の場合には通常の授業以外も学校単位での活動でしたが、むしろ、子供が学校にとらわれずにいろいろな人と交流するとか、地域に入っていくという契機になるものとして積極的に評価して発想を変えていくべきでしょう。

東北新幹線青森延伸に伴っても二戸発着は減らず!

2010年09月21日 20時25分26秒 | Weblog
 12月からは東北新幹線が青森まで伸びます。その際に、二戸駅発着が減らされるのかが危惧される状況でした。
 二戸市などがJR東日本盛岡支社に働きかけてきたわけですが、私自身もJR東日本本社に働きかけるなどの活動を行いました。
 結果として、二戸駅発着は減るどころか1本増えて、これまでの15往復から16往復となりました。また、最終の東京駅発の新幹線が二戸駅にも止まることとなり(これまでは止まらなかったのです。)大変便利となりました。先日地元の会合でも大変評価をいただきました。もちろん私の活動にとっても大変便利です。
 ここでも、国土交通行政通としての力を発揮できたという思いです。

新体制発足を踏まえて

2010年09月18日 11時07分58秒 | Weblog
 民主党の新執行部体制と新内閣が決まりました。人事は総理・代表の専権事項ですから、思うことはありますが、コメントは控えます。
 私は、今回の代表選挙の結果は残念だと思いますが、自分のすじを通した働きについては誇りに思っています。勝ち馬に乗ろうとか、あいまいな態度を取ろうとする動きもありましたが、私は、自分の選挙区の岩手2区で、小沢代議士の得票率全国1位(ちなみに2位が小沢代議士の岩手4区)でした。小沢代議士の得票率で9割を超えたのは、岩手2区と岩手4区だけでした。
 今後は、中長期的にはグループの運営も改善しつつ、良識的に、まとまりつくっていくことが必要だと考えます。
 外部から、いろいろネガティブなことを言われたり、そのようなイメージを持たれたりすることは不幸なことですから。
 「常居其全」、これが私の座右の銘であります。意味は、自分のいる場所で最善を尽くすということです。今後とも、政策をはじめとする国会活動、地元活動、グループの活動等多様な面で頑張っていく所存です。 
 

代表選挙終わる

2010年09月14日 20時31分10秒 | Weblog
 代表選挙が終わりました。
 最後の演説、公開討論会等を聞いていると、言うまでもなく、骨太の政治家としての理念があるのはどちらか明らかだったと思います。いずれにしろ、政策論争が深まったのは良かったと思います。
 今後は、挙党一致体制で、約束した政策の実行、難局への対応をしなければ、国民の皆様に政権交代に幻滅を与えてしまいます。それは、日本の民主主義にとって不幸なことであります。
 挙党一致という言葉が本当か、参議院議員選挙の総括が本当か、現実にまず見られるのは、新しい政府・党の人事でしょう。しかと見守りたいと思います。

小沢総理を目指す県民集会

2010年09月05日 20時28分15秒 | Weblog
この週末は、地元で後援会役員会、党員・サポーターのミニ集会を行い、小沢先生の支持を訴えました。
 明日6日は、午後6時30分から盛岡駅近くのホテルメトロポリタンニューウイングで、「小沢一郎総理の実現で日本一新を目指す県民集会」が開催されます。
 各界の有力者、各種団体の方、県内議員、県内市町村長、小沢総理の実現を熱望する県民の皆さんたちが一同に集います。岩手県の熱気が全国に示されると思います。
 地域の経済を重視し、財政均衡にばかりとらわれずに、真に必要な経済対策を標榜するとともに、実際にそれを行う力と覚悟のあるのは、小沢代議士だと確信しています。
 皆さん、こぞってご参集下さいますようお願い申し上げます。

代表選挙始まる

2010年09月01日 19時50分08秒 | Weblog
 民主党の代表選挙の共同記者会見を見ていて感じたことがあります。
 それは、菅総理は、批判が多く、何ら骨太の総理らしい理念を語っていなかったということです。残念です。
 「小沢さんが予算委員会に座っている姿が想像できない。」、「どちらが総理にふさわしいか。」、「政治と金でクリーンでなければ」とか、今の現状の認識についてポイントがずれていたと感じました。
 案の定、夕方地元の支持者から電話が来ました。
 「どちらが総理としてふさわしいかは明らかだったな。何だ総理の発言は。総理らしくないぞ。」
 マスコミのいつもの論調から離れて、この記者会見をまっさらな気持ちで見た人はどう感じたでしょうか。私はそれを問いかけたいと思います。
 私は、小沢一郎先生を支持します。