畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

政治活動は体に良い!?

2007年01月24日 21時31分13秒 | Weblog
 私は、政治の世界に入って2年になりますが、不思議なことに風邪をひいたり、体調を悪くすることがなくなりました。政治の世界に入るまでは毎年風邪をひいていたものですが、、。
 これはなぜたろうかと改めて考えみました。人に会う職業ということで気が張っているのでしょうね。また、政治活動には王道はないということで、地道に皆様の話を聞く活動をして各地を歩いていますが、それが体にいいのかもしれませんね。というのは、歩くことが一番体に良いと言われていますからね。いずれにしても、王道はありません。最近は、後援会の構築・充実も進んでいます。支持者の皆様には感謝感激です。ミニ集会、街頭演説と組み合わせて、日常活動を努力することで、目的達成につながります。そして、それが健康増進につながります。まさに一石二鳥です。毎日毎日が貴重だと思っています。
 さて、安倍首相は、感性が普通の人と違うと思います。まず、政治の基本は、「めしが食える」ようにすることです。昔から「衣食住足りて礼節を知る」と言われています。愛国心や憲法改正については、その意義は否定しませんが、まず、生活を安心させることにより、自ずからそのような考えは出てくるのではないでしょうか。岸元総理の孫、安倍外相の息子様として、食うか食わないかというご苦労がなかったのでしょうね。地域の生活に対する不安、不満は爆発寸前です。
 畑こうじは、出稼ぎ大工の息子です。普通の皆様のお話しを引き続きお聞きし、庶民の挑戦をしてまいります。

地域資源を活かす持続的な漁業への道

2007年01月21日 19時27分33秒 | Weblog
 昨日、ある漁師の方と3時間あまりに渡って語り合いました。底引き網によるトロール漁の問題についてです。小さい稚魚の段階のものも含めて、まさに一網打尽に漁業資源を取ってしまうのですが、漁業資源の乱獲につながり、将来にわたる持続的な漁業を阻害してしまうというのです。資源保護、生態系保護という環境型漁業の観点からのみならず、将来にわたって一般の漁民の方が漁業を続けていくに当たっても問題が大きいのです。トロール漁は農林水産大臣許可に係らしめられているそうですが、その制度そのもの又は運用を厳しくすべきかもしれません。
 もちろん、情緒的に考えるのではなく、持続的な漁業を志向する方が、トロール漁により現段階での効率的な漁業を志向するよりも、中長期的に漁獲高としては有利であるということをデータで冷静に検証・議論すべきだと考えます。農業と同様、やる気のある中小の漁民をいかに扱っていくかいう問題は漁業においてもあることがわかりました。
 政策や政治を現場から学んでいる毎日ですが、勉強になりますね。

格差の証拠

2007年01月11日 16時19分14秒 | Weblog
 格差の拡大が問題視されています。このことを考えるいい材料として、一人当たりの所得による比較があります。例えば、平成16年度の岩手県の一人当たりの市町村民所得の平均は、237万円です。県央は、273万円、県南は232万円、沿岸は202万円、県北(久慈市、二戸市、九戸郡、二戸郡)は183万円です。そして、15年度と比べると、県央、県南、沿岸においては所得が増えているにもかかわらず、県北においては所得が減っています。
 大雑把にまとめると、盛岡以南は一人当たりの所得が約250万円、盛岡より北(すなわち岩手2区内の地域)は約200万円くらいとなります。
 ちなみに、平成15年度の東京の一人当たりの所得は426万円です。
 ということは、仮に家族3人で計算したとして、一世帯当たりの所得は大雑把に以下のとおりとなります。
○東京1300万円→○岩手県南(盛岡以南)750万円→○岩手2区600万円
 岩手県北・沿岸地域は、実に東京の半分以下の所得ですが、岩手の中でも南北で150万円は所得格差が生じていることになります。
 10年前、5年前と時系列的にデータを整理してみると格差の拡大について面白い傾向がわかるかもしれません。いずれにしても、岩手2区内の皆様の生活実感は、このデータで裏付けられていると言えます。
 それにしても、現安倍政権は、地域の生活に目も向けず、憲法改正、愛国心など大上段にふりかぶった案件に目をそらさせようとしているとしか思えません。争点ずらしにはしっかりと監視する目が必要ですね。

官僚制度はいかにあるべきか。

2007年01月09日 15時23分38秒 | Weblog
 最近、私の古巣の国交省が新聞紙上を騒がしています。前次官の橋梁業界へのパーティー券依頼の件、官製談合の疑惑の件です。
 日本は、超然とした官僚制をとっていると私は考えています。すなわち、政治の動向から相当程度独立しているわけです。そして、いったん役所に入ると、その役所の中で昇進していくわけです。公務員である前に、その省の省員であるという意識が強くなります。もちろん、個々の公務員は、優秀ですし、モラルもあります。しかし、自分の権限の拡大が社会のためになると信じて仕事をしている面がありますし、自分の仕事の意義を社会の中で客観的に評価することは得意ではありません。これらの構造的問題がたまに現れて騒がれることがあるのだと考えます。
 しかし、間違えてもらっては困るのですが、それは役人がだめなわけではないのです。役人は、自分の仕事に誇りを持って権限の中で最善を尽くす立場です。本来、個々の役人の所管を超えた総合企画調整は、政治家の仕事のはずなのです。
 私は、これに対する一つの解決方法は、高級公務員(概ね本省の局長級以上)の政治任用化だと考えています。本省の局長級以上は、技術的・専門的仕事というよりは、方針決定、政策判断等の仕事を行っています。したがって、政治任用に適すると考えます。もちろん、アメリカのように政権が変わった場合、全ての高級公務員を入れ替える必要はありません。政策判断の度合いの少ない技術的分野を所轄する局もあります。運用上、相当程度を生え抜きの公務員から任用すればいいのです。それにより、公務員の士気を維持しつつ、超然としすぎない公務員制度の運用が可能となると考えています。実際、ドイツではそのようなやり方をやっています。アメリカと日本の中間的な行き方が適切ではないでしょうか。
 官僚と政治家のコラボレーションが必要です。官僚に乗りかかるのではいけませんが、官僚を敵視するはもっといけません。優秀で膨大な官僚機構をうまく使うことが必要なのです。

防災機能の復元が必要

2007年01月05日 16時49分49秒 | Weblog
 昨日は、各地で新年交賀会が開催されました。私は、久慈、野田、宮古に参加させていただきました。山形、二戸など他の地域でも開催されましたが、時間が重複して全てを参加できずに残念です。小選挙区と言っても、四国2県分の広さがあるため、必ずしも出たい会合全てに出られずに残念です。最近、本当に体が二つあればいいなぁと切に思います。
 さて、その挨拶の中にもありましたが、最近気候が変になっている気がします。昨年末に、こちらでは豪雨があったわけですが、その被害により堤防が決壊しているところもあります。昨年秋にも同様の豪雨がありました。短期間の集中豪雨が増えています。それにより鉄砲水が出やすくなっていることも確かです。堤防や排水溝の機能が、かつてより弱くなっていることはあり得ないことですから、何かがおかしくなっているのです。
 自然の浸水機能、透水機能が弱くなっていることも考えられます。はげ山になっているところも結構あります。山林の伐採、その後の適切な維持管理が不十分になっていることは確かでしょう。
 森林業関係の人に話を聞くと、森林の間伐等の管理を勘案すると、林業は赤字になるのだそうです。環境や防災という観点からの森林の維持管理に何らかの支援を行う制度が必要でしょう。もちろん、財源は限られています。そうであれば、単に林道をつくるというのではなく、その財源を上記のようなことに使うことを考えるべきではないでしょうか。この分野でもただつくればいいという時代ではなくなっているのです。

謹賀新年

2007年01月01日 17時18分05秒 | Weblog
 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。本日は、小沢先生邸での新年会に出席しました。とても多くの人でにぎわいました。マスコミの人の数も、昨年に比べてとても多かったです。
 小沢先生にご挨拶申し上げました。「がんばれよ!」との激励のお言葉をいただきました。
 また、多くの議員先生方、さらには、候補者仲間と楽しい時間を過ごしました。ともに同じ立場にあるからこそ、通じることがあります。話もはずみます。
 畑こうじは、新年から一層ばりばりで頑張ってまいります。
 新年も皆様にとっていい年でありますように!皆様のご多幸をお祈り申し上げます。