東京勤務、田舎暮らし Can you imagine 2-hr commute for one way ?

生まれ育った田舎に暮らし、毎日2時間かけて東京の下町へ。
オタク第1世代の会社員 「たぬきねいり」 のささやかな日常。

ひまわりっ 健一レジェンド

2009年06月22日 | オタ話

『海月姫』で東村アキコ先生の存在を知り、
さかのぼって同氏の『ひまわりっ 健一レジェンド』を知りました。
コツコツとブックオフでこつこつと購入すること数ヶ月、やっと8巻まで揃いました。

あと2巻(既刊10巻)、そろそろ書店で買うべきなのか

この漫画、説明するのがすごく難しいです。
初期のコンセプトは
「主人公の女の子がお父さんの理解不能な動きに振り回される」
話だったと思います。

ところが、2巻ぐらいからサブキャラクターが勝手に動き出して
「主人公の女の子が会社の先輩後輩、天然ボケの彼氏(?)に振り回される」
話に大幅転換。 俄然、話が面白くなりました。

サブキャラクターがとても馬鹿馬鹿しくてよいです。
特に副主任と蛯原先輩のコンビが良いです。


副主任のようなキャラは従来は「おばさん」のカテゴリーにいれられて
あまり目立たないのが常だったのですが、
この漫画の中では思いっきり暴走、妄想してくれて
主役をくいかねません。 いや、くってます。

蛯原先輩も「少女漫画の魂をもつヤンキー」という
キャラ自体はよその漫画でも見たようなキャラなのですが、
副主任という触媒を得て伸び伸びと動いています。

3巻ぐらい読み進まないと真価が分かりにくい漫画です。

絵については好き嫌いあると思います。
お世辞にも丁寧に書いているとは思えないし。
ただ、その勢いのある絵と勢いのあるストーリーが絶妙にマッチしています。

東国原知事もびっくりの宮崎愛に満ち溢れたこの漫画、
疲れた時に読みましょう。そのくだらなさが貴方を元気にしてくれます。


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