今の５０代後半～７０代の人の心を打ち震わせたであろう アーティスト 吉田拓郎
先日、久し振りに昔キンキキッズと一緒にやっていた番組が一夜限りの復活、それで引退らしい
正直、僕が１０代の時には４０代で武道館でライブをやる日本人なんていなかった
それが今では７０代の矢沢永吉が、新国立競技場でライブをやる時代だ
でも、彼らも当然歳をとる 一線から身を引くという決断もしなければいけない時もくるだろう
悲しい話だが、亡くなってしまったことで、歌声を聴けなくなるということもある
僕の場合、６０年代・７０年代のロックが大好きだったので
洋楽のアーティストで毎年のようにこの衝撃を食らう
デヴィッド・ボウイ ルーリード プリンス チャーリーワッツ・・・本当に滅入る
日本人でも忌野清志郎が逝ってしまった時は茫然とした
この引退という選択がいいのかどうかは、正直僕は分からない
声が出ない、満足なライブパフォーマンスも出来ないのにというアーティストの姿勢も分かる
ボロボロになったとこまで見せるのがロックだろうというようなことを言っているアーティストもいる
今の中学生、高校生、大学生には全く分からない感覚だろう
そして、これから先も、しばらくは想像もつかない感覚だろう
味わわなくて済むなら、味わわない方がいい
でも、好きなアーティストをずっとずっと聴いていたら いつかその日はくる
アーティストは作品が残る いつもそう言い聞かせている自分がいるけど
本心は、そうじゃない ずっとずっと あの頃のあなたでいて欲しい
ファンなんて勝手なもんだ でもそのファンを育てたのはまぎれもないアーティスト側
最後の幕引きをどうするか
これから１０年ぐらい、僕はこれに付き合っていかなければいけない
