=1/12=肝胆相照。今日は、大阪ビジュアルアーツの講師をしていたときの教え子Fくん、Oさんが遊びに来て楽しい一日を過ごす。午前中に到着して,神宮に一緒にお参りする。午後から仕事で教え子と別れるが、夕方再会して居酒屋で歓談。みんなの近況、写真のことなどなど、、、、時を忘れて語り合う。わたしが始めて受け持った生徒で、卒業してからも度々開かれる飲み会には、いつもお呼びがかかる。その都度、倍の年令差のみんなに新鮮なエネルギーをもらい、益益元気になっていく。晴
=1/11=肝胆相照。今日の神宮では、一月十一日御饌(みけ)が皇大神宮(内宮)の四丈殿で行われた。一年に一度神々が大御神と共に御饌を共にされるお祭りである。俗っぽく言えば、神様の新年会だと思う。昼からは五丈殿で写真の日本古来の歌舞「東遊」(あずまあそび)が奏行された。独特のリズムに、世紀を超えて心がゆったりとなりながら、撮影は無事終了。昨日紹介したOさんは、午前中見えたが午後からは家族サービスでお顔がみえない。神職の方々、警備の方々、みなさまに新年の挨拶をさせていただき、うれしい言葉を頂戴する。作品で必ずお返しする思いでいっぱいだ。感謝大大。晴
=1/10=肝胆相照。わたしが神宮でいちばん多くお会いする方は、アマチュアカメラマンのOさんである。ほとんど毎朝の神宮を撮影されている。写真には、あたたかいユーモアが混じり、わたしはOさんの写真と人柄のファンである。今朝も神宮の駐車場に着くと車があり、ふたりで「今日は、撮影よりはお参りを」とご正殿にいっしょに向かう。このタイミングが良く合って嬉しい。Oさんはデジタルカメラは使わず、銀塩カメラで通してみえて「最近はスナップショットもデジタルカメラで連続したなかから選ぶのに及ばない」と嘆かれる。ワンショットで切取る技術が、道具によって変ったかもしれないが、しっかりと見て撮る行為は変わることなく撮影者の目の奥にあると思う。Oさんと参道を歩いていると、鶏が駆けて走り寄ってくる。いつもOさんは、家から崩米を持ってきてあげているからである。Oさんのおかげで鶏を楽写。晴
=1/7=謹賀新年。昨日に続き、イスラエルのデーター整理を進めている。写真に見惚れてしまい、思い出に耽ること度度。話は10年以上前になるが、「湖沼の伝説」という写真集を出したとき、幸運にも滋賀県の琵琶湖博物館で企画展を開いていただいた。その時、学芸員のYさん、Mさんと出会った。おふたりと話しているときに、偶然にMさんが参加されている発掘の話になり,トントン拍子でお供することが決まった。最初の発掘現場は、キリストの伝説が多く残る「ガリラヤ湖」の湖畔、エンゲブという地であった。「ガリラヤ湖」はヘブライ語で「キンネレット湖」、竪琴という意味で「琵琶湖」と楽器つながりで姉妹湖になっている。夏は雨が降ることがなく、毎日眺めたガリラヤ湖と夕陽。わたしの大好きな場所である。晴
=1/4=謹賀新年。今日は、たくさんの参拝者にまじって、13:30PM民主党党首小沢さん、14:50PM首相福田さんが神宮に初詣にみえた。小沢さんは、参拝者から声が飛ぶと笑顔をむけ、握手を交わしコミニュケーションをはかられる。福田さんは、お目にかかるのが初めてだが、あんがい小柄な方との印象を持つ。歩きなれない御垣内で、なんどか石に足をとられながらも無事参拝を終えられた。撮影を終え、東京のカメラマンFさん、沖縄から名古屋に移ったカメラマンEさん、記者のKさんたちと再会を喜び話し込む、、、、我が国の将来は、わたしたちの責任。個人がしっかりしようと結ぶ。晴
=1/3=謹賀新年。今日は、神宮で元始祭(げんしさい)が行われた。元始祭とは、宮中の祭祀の一つで、1月3日に宮中三殿で天皇自ら皇位の元始を祝い、皇祖以下各祖霊や、諸神をまつる祭儀。皇大神宮(内宮)では6:50AM、たくさんの参拝者のなかを、鷹司尚武大宮司先頭に神職の方々が御正宮に参進された。神官の方々の浅沓(あさぐつ)の奏でる玉砂利の音がしだいに近づいてくる。ざわめいていた空気が、心地良い緊張感に変わり、神聖な風が貫いた。晴