雑感記録所

内容の制約を一切せず、その時書き留めたいことを記録していた。

説教ソング

2007-07-28 02:25:35 | おんがく
 めずらしく、NHK「MUSIC JAPAN」(ポップジャムの後継番組)を通しで見た。出演者は次の通り。
・オレンジレンジ
・大塚愛
・パフィー
・モンキーマジック
・AKB48
・シーモ
・筋肉少女帯
・すかんち
・モーニング娘。
・くるり
・ケミカル・ブラザーズ
・マルーン5

 AKB48だのモー娘。だのが下手なのは、そういうものだと思って諦めてやっても良いが、きょうはオレンジレンジ・大塚愛が驚くほど下手で度肝を抜かれた。特にオレンジレンジの下手さ加減はモー娘。に匹敵するほどで、この2ユニットに関してはばらばらの音程の中からメロディーラインを復元措定することすらできなかった。良く食っていけるものだ。

 あとは、何でこう同じような歌詞ばかり出てくるのだろうか。安っちい恋愛模様か、それはまだ許せるとしても超安っちい人生の応援歌かお説教みたいなやつばっかじゃん。戦略として、一発ヒットと定番化を狙っているのだろうということはわかるが、決して聞いていて快いものではない。一言で言えば、ウザい。きょうの出演者で言えばシーモが一番そうだ。貴様なんぞにわかったようなことを聞かされる筋合いは無い、というのが、感覚から出る感想である。

 バイト先などで趣味を同じくしない人間と行くカラオケで苦痛なのは、ひたすら知らない曲ばかり流れるということに加え、それらの歌詞が大抵ウザいというところにある。どうしてこう、がんばるだとか成長するとか挑戦するとか進んでいくとかそういうのだらけで耐えられるのやら。聞いていて不愉快になってくる。たぶん熱狂して歌っている人だって、同じことを親だの親戚だの、あるいは担任や道徳の時間に聞かされたら反発するだろうにさ。

 きょう出た中ではっきりプラスの印象を残して終わったのは筋肉少女帯(曲は「イワンのばか」)のみ、計測不能なほどわずかにプラスなのがモンキーマジック、あとはなべてプラマイゼロかマイナスであった。

 歌詞が気に食わなければ、よほど曲が優れているか歌手の歌唱力がずば抜けているかしなければ癪に触る(カスな曲はちょっとでも聞きたくない。本当に頭に来る)。逆に曲が優れていても、歌詞が(わたしにとって)ゴミであればそれもダメである。なかなか両方を満たす楽曲、それをコンスタントにリリースしてくれるアーティストは稀有である。

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1 コメント

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Unknown (しもじ)
2007-07-28 23:01:13
そうか筋少再結成したんだっけ。特撮どうしたんだろうね。
今度またカラオケ行こうよ?

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