先週、フェスティカ サーキット ミズナミで15年度のMAXフェスティバルが無事終了しました。
土曜日はドライ、日曜日はウエットでしたが、各クラスとも両日素晴らしいレースが行われました。
このレースを支えた主催者側も明確な規則や公平なビデオ判定など素晴らしい運営でした。
今回は、金曜日からシニアとマスタークラスのレースサポートで一年ぶりに行ってきました。エンジンテストでは平日に3~4回/年に行きますが、ミズナミレースサポートはMAXフェスティバルだけに絞っています。
今年、販売されたEVO MAXは、MAXレース模様を過激に変えてしまったと言っても過言ではありません。
電気系の変更で、点火特性も変わり、スリップを使うと軽く14,500rpmを超えてしまいます。ウエットコンディションでは14,800rpmを超えていました。
ここまで性能を引き出せればチャンピオン争いに加われますが、当然、エンジンライフタイムが短くなってきます。更には、KFエンジンほど各パーツの精度を上げておらず、エンジントラブルも懸念されます。
上位を狙いためには高回転域を使うことになる為、エンジンメンテナンスインターバルも短くなり、コストアップにつながります。
来年はキャブレターのセッティング幅をさらに規制することも検討されていますが、本来のRMCレースに戻すためには高回転抑制が必要になるでしょう。