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迫ン太郎

2013年12月02日 | Weblog
水車のように水力を利用して、動力を生み出し
それを精米する為につかっていた通称「迫ン太郎」(さこんたろう)というものが
私の住むこの地区に、昭和35年頃までは一戸に一個くらいあって
みんなそれで精米していたらしい…ということが、ここ最近の調査でわかってきました(笑)。



素人はつい「これ水車じゃないのん?」と言いたくなると思いますが、
地元のお年寄りにきくと、水車と迫ン太郎はまったく違うものだそうです。

構造はこの箱の中に水をいれて、回転するときに、
小屋の中にある杵が上がって、シシ脅しのようにはずれたときドスン!と落ちるそうです。



そんなわけで、この村に今ある迫ン太郎は現役のものではなく
現代の迫ン太郎ということで、当時の記憶をたよりに90歳のこの村の大工さんがつくったものです。
とりあえず精米はできるのか?ということで、試させてもらいました。



これは米を入れたところ。
水を大量に流れるようにして、迫ン太郎を動かしてみると、
杵はギーーーットン、ギーーーーットンというゆっくりしたペースで米をつき始めました。



しばらくして見てみると、こんな感じで皮が向けていました~!
一回入れると、米の量にもよりますが、あがりまでだいたい5~6時間かかります。
昔はその時間が待てた…っていういい時代だったんでしょうね。
今ではコイン精米であっという間ですもんね。

迫ン太郎の研究調査はまだまだ続きます。
また次回の報告をお楽しみに。
(アップは不定期デス)
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