絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ナンテン(南天)

2006-12-31 01:22:59 | 花おりおり
南天 (メギ科)
今年もあと一日となりました。
来る年が良い年になるように、難を転ずる・・・南天です。
日本では古くから縁起木、厄除けの木として庭に植えられています。
葉に防腐効果があり、魚料理に添えられたり赤飯にのせたり、
又長寿箸としても馴染みがあり生活に密着した植物です。

原産地;日本、中国、インド

ランタナの実

2006-12-27 23:37:06 | 花おりおり
ランタナ (クマツヅラ科)
夏から秋にかけて、半球状に集まった小花が可愛い。
外側から咲き出し、時間が経つにしたがって黄色から橙色、赤へと色が変わります。
このため七変化、紅黄花とも呼ばれます。
(外側の色と内側の色の変化が面白く可憐さを引き立てています)
その可憐な花も終わり今は黒真珠のような実が寄り集まっています。

原産地:亜熱帯アメリカ  常緑低木(非耐寒性)
花期 :7~10月
別名 :七変化、紅黄花



サネカズラ

2006-12-26 00:26:07 | 花おりおり
サネカズラ(実蔓) マツブサ科
最寄の駅近く、垣根のサネカズラが見事なお宅があり
赤い可愛い和菓子を思わせる実が揺れています。
今年は実の生り年でしょうか?沢山の実をつけています。

常緑のつる性植物。
実を潰して水を加えると、ネバネバした液体になり昔の人は
コレで髪を整えたことから別名「美男蔓」

・**百人一首**・・
  名にしおば 逢坂山のさねかずら 
          人に知られで くるよしもがな
                   (三条右大臣)

ポインセチア

2006-12-24 19:31:15 | 花おりおり
ポインセチア (トウダイグサ科)
クリスマスにちなんでポインセチアです。
クリスマスの時期のなると赤やクリーム色ピンク色のポインセチアが出回りますが
赤が一番人気があるようです。

1825年当時メキシコ駐在でアメリカの公使だったポインセット氏が
メキシコに自生していたポインセチアを発見。
ヨーロッパではクリスマスにキリストの血の色、即ち赤を飾る習慣があり
クリスマスの時期に苞葉の赤色が美しくなりそれが下葉との調和がよく
特にクリスマスに由来がある訳でもないのに
クリスマスの用いられるようになった。
発見者のポインセット氏の名前からポインセチアとなる。

日本には明治に渡来、赤い色から酒に酔った猩猩を連想「猩猩木」と呼ばれた。


コセンダングサのそう果

2006-12-23 22:55:00 | 花おりおり
コセンダングサ (キク科)
魚を衝くモリの様な形をした種が丸く集まっているコセンダングサのそう果。
可愛い~などと思い傍によるとシッカリと、くっ付きます。
モリのような先端には逆向きの刺が生えているので、
衣服に付くとナカナカ厄介です。

動物や人にくっついて遠くへ運んでもらい広い範囲に沢山の
子孫を繁栄させようというコセンダングサの知恵?です。

ジョウビタキ

2006-12-22 22:05:46 | Weblog
ジョウビタキ (ヒタキ科) ツグミ亜科
冬の代表的な小鳥ジョウビタキをよく見かけるようになりました。
胸から腹にかけて鮮やかなオレンジ色、黒い翼の白斑が目印です。
この白斑を「紋付」と見立て、紋付鳥と呼ぶところもあるとか・・・。

中国西部からウスリー、サハリンにかけての地方で繁殖し
日本には冬鳥として全国に普通に渡来して(積雪の少ない地方)越冬する。
 ☆10月頃から3月頃まで。

雄も雌も縄張りを持ち単独で生活している。
低い枝や杭の上などにとまり、地上に舞い下りて餌をとる。
昆虫や木の実も好んで食べる。
とまり場では、おじぎをするように頭を下げ、尾を振る動作をよく行う。
その姿がなんとも可愛い・・・ツイ、飛び去るまで見てしまいます。



シキミ

2006-12-21 17:04:48 | 花おりおり
シキミ (樒) シキミ科
早春に咲く花なのに、この暮れの暖かさに春を感じたのでしょうか
シキミが咲き出していました。
淡黄色の花、葉に隠れ慎ましやかに咲いています。

昔から仏事に用いる為寺院や墓地などに植栽されています。
果実は扁平で周囲に八本の突起が出ている。
種子は褐色で艶があり小さいドングリを潰したような形。
近縁のトウシキミは果実を香辛料(スターアニス、八角、ダイウイキョウ)として用いる。
しかしシキミの果実は有毒。
昔、日本からドイツに輸出したダイウイキョウにシキミの実が混入したものが
販売され多数のドイツ人が中毒を起こしたそうです。
それ以後、シキミの実は植物では唯一劇物に指定されているそうです。

香気が高いことから、ハナノキ、コウノキとも呼ばれ線香の材料にもなります。
(葉にさわるといい香りがしました)

分布:宮城県南部以南、中国、台湾

ヤブランの実

2006-12-20 21:12:04 | 花おりおり
ヤブラン (ユリ科) ヤブラン属
蘭の名がついていますが、ラン科ではなくユリ科の植物です。
藪のようなところに生え、葉がランの葉に似ていることから藪蘭。
夏から秋にかけ、15cmくらいの花穂に淡紫色の小さな花を密につけます。
晩秋から初冬、輝くばかりの黒い実はオニキスのように美しい。

花期:8~10月
果期:11月~翌1月
分布:関東以西の温暖な地に生育

アベリアの蕚

2006-12-19 22:37:45 | 花おりおり
春から秋まで咲きつづけたアベリアの花も終わりました。
咲きつづけた日々を懐かしむような花柄が一味違う美しさを見せています。

アベリアの和名は「ハナツクバネウツギ〔花撞羽根空木)」
花柄が追羽根の羽根に似ていることからのようです。
納得!です。


友達から花柄でなく、蕚だと思うと指摘がありました。
そうです!蕚の間違いでした。
訂正させていただきます。


ヤーコン

2006-12-18 23:35:09 | 花おりおり
ヤーコン (キク科)
娘がヤーコンを持ってきてくれました。
友達が家庭菜園で栽培したものだそうで丁度サツマイモのような芋です。
どう料理すればいいのか???
調べて見ると、キンピラ風のレシピが載っていたので、早速作ってみました。
シャキシャキとした食感!穴のないレンコン???
美味しい~

もっと調べて見ました。
ヤーコンとは、インカ帝国の昔から果物のような野菜として親しまれていたそうです。
日本には昭和60年に導入されました。
成分調査の結果、現在の野菜の中で、最高のオリゴ糖を含んでいる。
食物繊維も豊富で芋なのにでんぷん質が少なくヘルシーな野菜。
果物のように生で食べる事が出来、サラダなどにも向くそうです。
 (今度は生で食べてみます)

これから人気が出そうな野菜です。