ブログはなやさい

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二度寝。

2010年06月25日 17時30分27秒 | Weblog
この度のサッカーワールドカップで少々気になることは

日本代表に対し、積極的に無関心を装う方が多いと感じること

あえて「装う」としたのは

無関心な人間は無関心な事柄に対し、

積極的に発言しないと思うから

そういう方は、応援する、しないにかかわらず関心は持っていると思う


サッカーに詳しい方に多い気がする


なんとなく気持ちはわかる


強豪国のレベルの高いプレーには溜息が出るし、おもしろい

その視点からサッカーを見れば、

日本代表のゲームは興味がわかないのかもしれない

サッカー通として、その他大勢のサッカーファンと同じに見られたくない

そんな気持もあるかもしれない

しかし。

しかし、自国の代表が大舞台で勝つことは、

誰にとっても当たり前に嬉しいことではないかな、と思う

これは意識の深いところで感じることのような気がする

そう思うと、何かこう

微笑ましく思ってきた

無関心さの中に、素直になれない熱い思いがあるのかもしれない


デンマーク戦のあとの本田選手のインタビュー

寝不足の日本のファンに一言

「しっかり寝て、また応援お願いします」

言われた通りにしっかり二度寝したら

遅刻した

私だけじゃないと思う


今日からサングリア発売開始

夏酒

650円

おすすめです


みっちゃん

2010年06月25日 02時10分07秒 | Weblog
買う前に気付くべきだった


仕入れの道すがら、ついでに買った古本を

店に帰ってパラパラめくってるときでした

何やら広告みたいなものが折り込んであるので

処分しようとすると


それは写真だった


やや年配の男女はご夫婦でしょう

で、一緒に写ってる女性二人と男性一人は彼らの子供たちのよう

歳は20代から30代前半

久しぶりに家族みんなが揃ったって感じの写真です


ご両親は大人になった子供たちに感慨を持ってるようで

子供達はいい意味で親を慕っているよう


文庫本に挟んでるなんて、しおりにでもしてたのかな


人さまの大事な部分をうっかり覗いたみたいで

何とも申し訳ない


でも、どうしよう

買った本屋に持っていくか

しかし、速やかに処分されそうな気がする


ま、当店のお客様が気の利いたアドバイスくださるだろう

それまで僕もしおりにしよう


すると今度は、この本誰が読んだのか気になった

昔の本ですが、印刷は新しく

平成15年5月30日の102刷り

つまりMAX7年前に読まれた本

もしあの末っ子みたいな息子さんが発行後間もなく読んでたとしたら

20歳ぐらいだったんじゃないかな

三島由紀夫を読むには、ちょうどいい年齢でしょう

私はもうちょっと遅かったけど。


私は、彼の本は一冊しか読んでない

「仮面の告白」。

読んだ時の興奮はまだ覚えてる

で、この1冊でお腹いっぱいになってしまった

ミシマはもういい、と思った


長い年月を経て、ようやく2冊目を読む機会を得た


金閣寺焼失を素材にした、あまりにも有名なこの作品

筋肉隆々の圧倒的な文章ではあるが、

よく見ると、おそろしく繊細で

やはり読み応えがあった


息子さんじゃないかな、これ読んだの


家族写真のバックに、「みっちゃん」という暖簾が掲げてありました

店先にソフトクリームの電飾看板があるところからして

お好み焼屋と推測

調べると、広島の有名お好み焼屋だった

家族旅行だったんだ

まっぱ

2010年06月18日 01時37分25秒 | Weblog
笑える映画が観てみたい

ゲラゲラ笑えるコメディもの


それでセレクトしたのがこれ





「フルモンティ」。

真っ裸。


今までなかなかタイミングがなく、

ようやく観る機会が廻ってきた


夜中だし、パソコンでコソコソ観ようと

ワクワクしながらDVDをセット

ところが、どういうことか、うまく再生できない


パソコンの問題か

ディスクの問題か


確認のため、すぐそばにあった「ゴールデンエッグス」をパソコンにセット

すると、何のためらいもなく再生され、

この度の不具合がディスクの問題だと判明しました


それにしても久しぶりに会うターキーヒルズの面々は

相変わらずクレイジーで

そしてやっぱりあか抜けてる

いつみても新鮮、なのだろう






夜中にひとり、声を殺して大笑い

少し呼吸困難になった


翌朝、ひょっとしたらと

家のテレビでフルモンティに再度挑戦


今度はうまく再生できた!

見事な映画だった。

ある意味、自己啓発。

特にラストのダンスは素晴らしく

私は涙が止まらなかった


どうも間違えたらしい

泣ける映画だったようだ

私にとっては。


「ブラス!」を想い出した



食にまつわるシーンがほとんどなかったので

シネマはなやさい」への投稿は見送り。




サウナ

2010年06月16日 01時27分43秒 | Weblog
とてつもなく辛いカレーが、食べたい


夏が徐々に近づいてる、そんな思いに比例して

カレーの注文が少しずつ増えてきた


・・・俺も喰いたい


しかし、手間ひまかけた特製キーマを賄いで喰うわけにはいかない

すると、あ、そうだった

スパイス類は常備してるんだから、ちゃちゃっと作りゃあいいわけだ

それで早速、玉ねぎを炒めてみた


この玉ねぎを炒めるっていう工程がカレー作りを面倒にさせてる気がする

市販のカレールーがあったらなぁ


こういう考えがいけなかったみたい


1時間ほど炒めた玉ねぎとスパイス各種、

くず野菜や何やらかんやら一緒に煮込んでようやく出来上がったカレーは

しまりのない、まるで勝つ気のない味だった


気まずい気分でスタッフに提供した後

残ったカレーにすべてを賭けた


鷹の爪数本分の辛みを移したオイルをつくり

それをカレーに忍ばせ

更に辛みスパイスをたっぷり振りかける


本来スパイスは仕上げには使用しない

調理の早い段階で使用することが多い

そうでないと香りが立たないからだ

しかし構っていられない

とてつもなく辛くなければいけない

勝たなければならないのだ


そして出来上がった、このデビルカレー

勝つことをイメージした、迷いのない味だった


ワールドカップ日本代表、いいスタートが切れてよかった


一口毎にふきだす汗を、冷たいおしぼりで拭う

ひんやり涼しい、この爽快感は

サウナの後の水風呂のよう


つまりカレーは、サウナだ







将来の夢

2010年06月11日 02時17分58秒 | Weblog
修学旅行について何か書かねばならず、

文章作りに四苦八苦している長男をみて

自分はこの頃どんな文章を書いていたのか、気になった

押し入れの中からひっぱり出した、ほこりだらけの卒業文集

親の威厳を失いかねない稚拙な文章に、一旦は息子に見せるのを躊躇したが

我慢できずにやっぱり見せた

この手のノスタルジー、子供にとっては面倒なもの、かもしれない


ところで、卒業文集といえば「将来の夢」。

プロスポーツ選手を語る上でもよく登場する


「僕は将来プロ野球選手になって…」とか

「サッカー選手になってワールドカップに出て…」など。


成功したアスリートは卒業文集に未来を予言している、らしい。

さて、私は何だろう

コックか漫画家、または刑事だったと思う

刑事の場合、どちらかというと七曲署よりも大門軍団にお世話になりたいと考えてた

コックだったら予言してたと言えなくもない


で、実際はというと…

「漫画家」。



夢は叶ってないか…

いや、まてよ



まんざらでもない