ブログはなやさい

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胸いっぱい

2014年09月21日 23時35分19秒 | Weblog
友人から借りたコンピレーションアルバムをかけていたら

その中にバングルスの『マニックマンデー』が入っていた

この曲はプリンスの『1999』に似てるんだ、

と若いお客様に講釈をたれて

たれたついでに久しぶりに

アルバム『1999』を聴いてみたら

びっくりするほど完成度が高く、

その日は一日プリンスを聴いていた


因みに『マニックマンデー』の作曲はプリンスである

だから似ていても問題なし




そのコンピレーションアルバムには

バングルスのこの曲も入っていた

The Bangles - Eternal Flame (La Flama Enterna)


『胸いっぱいの愛』とはぴったりな邦題をつけたものだ

ナイスキャスティング

2014年09月21日 22時57分15秒 | Weblog
ちゃんと読んだことがない


本を選ぶ際の基準の一つである

この度その基準で選ばれた本は

見事な文章で料理された極上の短編集だった






表題作の『夫婦善哉』は映画にもなっており

少し前にはドラマにもなったそうだ

ヒロインの蝶子はこの女優さんがぴったりだろうな、

なんて思ってたらドラマ版はホントにその人だった

誰も文句言わないキャスティングだろう





アホ亭主も含めて。


原点

2014年09月21日 22時24分00秒 | Weblog
レンタルDVDの棚を泳いでいた眼が思わず止まった


監督 リュック・ベッソン

制作 マーティン・スコセッシ

主演 デ・ニーロ

共演 トミー・リー・ジョーンズ、ミシェル・ファイファー 等など


ものすごい面子である




軽妙な映画なのだろうが

おもしろいはずがない


手には取ったが、そっと元に戻した


それからまた別の棚に移動した

おっと、そうだ 観てなかった

スコセッシ、デ・ニーロの原点である





ニューヨークのリトルイタリーが舞台の青春群像

ガラの悪い若者たちの物語である

40年くらい前の映画だが

撮り方から物語までもうすでにスコセッシ映画である

エッジが効いてて古さを感じさせない

無垢な狂気もある

この映画の3年後に

『タクシードライバー』が現れる


どっちのデ・ニーロもピュアである




2014年09月21日 21時30分31秒 | Weblog
人間的魅力を備えた方から飲みに誘われ

ウキウキしながら馳せ参じ

互いにグラスを傾けながら

相手の語る気の利いた話に

なるほど、なるほどと

相槌を打つ


私にとってエッセイを読む、ということは

そのような感覚に近い


だから19か20才のころ

沢木耕太郎のエッセイ集『バーボンストリート』を読んでる時も

どこかで著者と酒でも飲んでるような

そんな妙な妄想をしていた気がする


彼の次のエッセイ集『チェーンスモーキング』でもまだその感覚は変わらなかった


そしてこの度、『チェーンスモーキング』に次ぐエッセイ集があることを知り

久しぶりに彼のエッセイを読むことした

『バーボンストリート』からはおよそ25年ぶりになる






なるほど彼と飲みに行くのはいい

ただもし彼から、

『もう一軒飲み行きましょうか?』

なんて誘われたら多分、

『用事があるんで帰ります』

と断るだろう


言いたいことをうまくまとめる前に

本にしたのかな

独りよがりで薄味だった


彼も歳かな、

なんて思ったりした










2014年09月21日 20時23分48秒 | Weblog
筋で観させる洋画が観たい

禁断症状のような気分で手に取ったDVDは

筋はもちろん、

俳優陣の演技もまたすばらしかった







そういえば聞いたことがあるタイトルだ、

ミステリーだったかな、

そんな程度の知識しかなかったので

イーストウッドが撮った映画とも知らなかったし

ショーン・ペン、ティム・ロビンスがそれぞれ本作でオスカーを獲ったことも知らなかった


少年期の不幸な出来事は

彼のその後の人生をも支配してしまう


苦しい物語をイーストウッドはシンプルに撮っていた


ショーン・ペン、ティム・ロビンスのある種狂気を孕んだ演技もいいが

ケビン・ベーコンの抑えた演技も光っていた


もう『フットルース』の、なんて言ってはいけない

それほど表情を出せる役者になってる


賛否両論あるだろうが

映画としては一級品だと思う

ただ少し、苦い