笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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夫婦売り

2015年06月17日 | テレビ
『さんまのまんま』関東放送では
クワバタオハラ小原さん夫婦がゲストだったのです。

小原さんの幸せそうなこと。
不安定な部分と尖ったところが取れて
女性は人生に動かされるなあ
って思って見ていました。

くわばたさんはあんまり夫婦で出ないけど
小原さんはこれから夫婦で露出が増えるのだろうか
なんてことを考えていました。

今日は夫婦売りについて。

私は常に
芸人さんに視点を置いているので
男性芸人さんだったら奥さん
女性芸人だったから旦那さんを
どんなに芸人以外の本業で有名だとしても「シロウト」と見なします。
鈴木おさむさんだって
森三中の大島さんと出ているときは「シロウト」のほうです。
プロみたいなものですが
でも二人でいるときは
芸人でないほうです。

芸人を配偶者として持つ「シロウト」がどこまで出来んのか。
どこらへんまでの線引きで前に出るのか
そこから
芸人を家族に持つことで
どの程度、腹をくくっているのか
芸人=プロたるものについて
どのように考えているのか
見てます。キラーン。

夫婦特集や家族特集を多くやる
『踊る!さんま御殿』でハネると
別の番組で見る機会が多くなるという仮説を立てていて
あの番組は
経歴年齢にかかわらず
さんまさんが平等にいじるので
そこでけっこう面白いことを言って
同じふうに他の番組でやってるひとをよく見かけますが
そういうときは「なるほど」と思ってます。

わたしが好きなのは
北陽虻川さんの旦那さまです。
立ち位置が絶妙です。
ユーモアに対して寛容であるし
あえて前には出ないけどリスペクトを感じます。
一時期、なんでこんなにヘラヘラしてんだろ?
って思った時もあったけど
ほぼちゃんとしてる。

でも配偶者に芸人さんを選ぶ時点で
そこらへんはクリアしてると思うんだけど。

最近、
ちょっと出すぎなのではないか?
と思っているのが
あばれる君夫婦です。
ノッチ夫婦に通ずるものがあるのではないか
と思っています。
「出てください」と言われて出るもんだとは思うんだけど
求めている以上のものをサービスしてくれるものだから
だいぶ胸やけがいたします。
『笑神様は突然に…』で
お母さん出ているのに
嫁エピソードまでいるか?
どっちかに絞れよ
と思った。
違うかもしれないけど、「出たがりか?」と疑っている。
要観察物件です。

男性芸人さんが夫婦で出ると
なんとなく芸人としてよりも
タレントとしてキャラが前面に出てきて
力量を忘れてしまいがちです。

なんでだろ?

そういえば
エレキコミックやついさんのお嫁さん
松島初音さんが
新婚くくりでダウンタウンの番組に出たことがあり、
やついさんは
自宅公開のVTRのなかに登場したのですが
わたしがファンとして見ていたやついさんのイメージを
ガラリと変えるものであり
衝撃でした。

仕事と恋愛と家族と
もしかしたらハッキリと分断されているからかもしれないな
男性は。

逆に
女性芸人さんは
そこらへんが陸続きな気がしています。
夫婦で出ても
イメージはあまり変わらない。
わたしだけの偏見かもしれないけど。

ふたりとも芸人さんなのでこのカテゴリーとは違うけど。
椿鬼奴さんは
旦那さんであるグランジ佐藤さんと登場するとき
いつもより少しヘドモドしてます。
でも
いつもも
けっこうあんな感じだ。
大さんがきっちり笑いが取れればなー。
なんて贅沢を想ったりするけど
この場合は
鬼奴さんを軸に考えております。

森三中の黒沢さんが
とんねるずの番組で
恋愛よりもまず芸人としてちゃんとしたい
と心の叫びを言っていました。

わたしもそう思う。
テレビからのオファーに乗るのもいいよ。
だけど
どんな場合にも
面白くあってほしい。

テレビは
思った以上にいろんなものが映ることを
テレビに出ない人はあまり気付いていない。

芸人としてどうふるまうべきか
ああいうとき
どう見えるのか
配偶者を通して
いろんなことが見えているよ
って
今日は言いたかった。

おしまい。