マイガーデン 秘密の花園 

2011年8月、新居にお引越し
マイガーデン作りも心気一転、新たなスタートです

祇園祭・屏風祭

2009年07月18日 | お出かけ
祇園祭のもう一つの楽しみは

祇園祭の期間中の14日から16日の間、山鉾町の旧家や老舗が

所蔵する屏風や美術品を一般公開する「屏風祭」が開かれているんです

殆んどが夜なので昼間見れるのは限られていますが

hanakoさんが見たのは有形文化財になっている『長江家』のもの






江戸時代からここ京都は呉服商が富や権力を持ち

その当時、有名絵師に屏風や襖絵を書かせるのが流行っていた様で

それを人が集まる祇園祭に披露したのが始まりとか

それが今日、一般公開に至った様です


二条城に神社仏閣、大名屋敷が多くある京都

絵師の数も半端ではなかったでしょうね


説明によると、「隣は誰々に書いて貰ったそうや、うちは誰々に頼もう」

なんて具合に見栄の張り合いもあったとか・・・・


お陰で有名絵師の絵も沢山残って、こうして今見て回る事が出来ます



一般の旧家や老舗のお宅では家の中まで見れませんが

ここは家自体も公開なので、奥座敷まで見せて戴きました




京の夏は蒸し風呂の様に暑く、それだけに如何に涼しく生活するかという知恵には驚きです

細い格子の糸屋格子で室内に明かりを取り入れ、細長い敷地の中に中庭を造って

風通し、採光、癒しの場にしている

そうして公私のメリハリも付けている

通り庭の台所部分を「走り」と言って吹き抜けになっています

天窓で明りを取り、煙り出し、通気、隣家への火事の類焼の防止にもなっている様です



京都独特の生活様式に触れ、ルーヴル・山鉾・屏風と言った

和洋の美術品も堪能した暑くも感動の一日でした



        最後はお昼を戴いた、癒しのお店の紹介です、、、、、、、つづく








コメント    この記事についてブログを書く
« 祇園祭・月鉾 | トップ | 京都・がんこ二条宛 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お出かけ」カテゴリの最新記事