●生命保険レポート(個人保険編) 53


↑クルック 保険営業ノウハウ本
 

●現在の収入は、○○○万円、厚生年金であり、妻は働いてい
ない。

「万一の時に遺族年金(子供が18歳まで)、遺族厚生年金額を
おおよそ計算できる。必要保障額から引ける保障額が解かる。」

営業「○○さんが万一の時に必要となる死亡保障額から引くこ
とができる準備済み金額があるのです。」

顧客「準備済みの保障金額ですか?」

営業「そうです。○○さんは厚生年金保険料を払っていますね。
厚生年金保険は国が運営している保険なのです。民間と同じよ
うに死亡時には遺族年金として給付があり、長生きをすれば老
齢年金がでます。」

顧客「国に保険か。あまり考えたことがありませんでした。そ
うするとその分保障は少なくてよい、ということですね。」

営業「そうです。○○さんの場合はお子様が18歳までは遺族年
金(遺族基礎年金と遺族厚生年金)が年間で○○○万円、それ
以降は○○○万円でます。この点を加味して必要な保障額を考
えると良いと思います。」

顧客「死亡保険は民間で入っているものだけを意識していまし
た。」

●現在の生活費は30万円であり、万一の時の必要生活費は25
万円である。

「万一の時の生活費が出ているので、生活費のための必要保障
額が計算できる。仮に30年間保障が必要だとしたら、25万×
12ヶ月×30年=9000万(現時点での必要額)となる。これ
から準備済み保障額を引くことになる。」

営業「このように9000万円の生活費が万一の時の必要額となり
ます。」

顧客「月々25万だと多くは感じませんが、30年分を合計さ
れると大きい金額になりますね。」

営業「そうです。しかし、先ほど申し上げたように遺族年金で
年間○○○万円、月に○○万円になりますので、25万円からそ
の分を引いて計算した金額が生活費のための必要保障額になり
ますが、今後を予想することができませんので、少し多めに設
定したほうがいいと思います。」

顧客「なるほど、合理的な方法です。だいぶ考え方が解かって
きました。」

営業「この保障額を保険にすれば良いのです。いや、保険でな
くても現金があればそれでもいいのですよ。」

顧客「そうですか。でもそんな現金はもっていません。」


●子供の教育については、大学まで進学させてあげたい。高校
までは公立で、大学は私立の可能性がある。

「教育費については大学までの累計必要額を出す。これが現在
必要なご主人さまが万一の時の保障額になる。そして、1年ごと
の教育費を年度ごと引いていく。そうすると今後の教育につい
ての必要保障額の推移がわかる。この必要保障をカバーするた
めには、保険が必要なことは明確になる。」

営業「○○さん、このようにお子さまの教育費がか
かります。」

顧客「結構かかるのですね。まだまだ頑張らないといけません
ね。」

営業「そうです。しかし、○○さんに万一のことがあってもこ
の費用がかかることがポイントです。」

顧客「私に万一があった場合も子供には大学に行かせたいです
からね。」

営業「そうなのです。これが子供の教育費に対する死亡保障の
目安になるのです。」

顧客「この費用は年々減っていますね。どうしてですか?」

営業「はい、現在、万一のことがありますと、現在から子供さ
んが大学卒業までの教育費累計が必要資金になりますが、10
年後に万一のことがありますと、10年後から子供さんが大学
卒業までの教育費累計が必要資金になります。」

顧客「なるほど、わかりました。このカーブに合わせた保険が
いいのですね。」

営業「ご提案の時に説明させていただきます。」

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