らんかみち

童話から老話まで

100km遠足って楽しいのか?

2014年06月07日 | 暮らしの落とし穴
 そうか今日は「しまなみ海道100kmウルトラ遠足」の日だったのか。41都道府県から1234名がエントリー。制限時間は16時間で、午後9時までのゴールを目標にしているとか。今年の1位は7時間44分22秒でゴール、すごっ!

 福山市の福山城から今治市の今治城まで走るので、うちの辺りまで来たらフルマラソン2回分を走りきっている状況となる。遠足と名を戴いているけど、走る公務員でもやらない苛烈な競技じゃないか。
 当然ながら当地をトップ付近で走る選手でも傍目にはヘロヘロに見え、最後尾と見まがうほどだ。いわんや最後尾付近は……てか、見たことがない!

 選手たちの体は、メタボっぽい人もいない訳じゃないけど、おおむね引き締まっている。だけど100kmだからね、夕方になると座り込む選手や、レンタル自転車を駆る選手も現れ、こうなってくるとウルトラ遠足の面目躍如か。それでもすごいと思うな。ぼくなんかだと、たとえ自転車を駆っても100kmは厳しいだろう。

 もうほとんど命がけの挑戦じゃないかと心配になるけど、彼らの目に風光明媚なしまなみ海道はどう映っているんだろう。風景が目に入っているのかって気遣ってしまうが、余計なお世話か。
 ウルトラ遠足を楽しむのは結構なんだけど、時間帯によっては造船所の勤めから帰宅する車の群れと遭遇することになる。彼らは手負いのイノシシよろしく猪突猛進するので、事故が起きないか心配になる。それだけは起きないように願っている。

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