映画鑑賞感想綴

映画館で観た映画の感想です。

『映画 立川談志』

2013年01月27日 | Weblog
 ☆☆☆☆★(満点5星)

 ボクの中でここ数年続いている
 落語ブームの一貫として観て来ました。

 CDやDVDで楽しんだり、寄席や独演会へ足を運んで
 柳家小三治師匠や林家正蔵師匠を聴いたり
 去年11月の立川談志一周忌 追善落語会では
 立川談春師匠、立川志らく師匠、立川談笑師匠を
 聴いたりと時々落語楽しんでいます。

 立川談志師匠は生で観てみたかった師匠の一人で
 CDで聴く「芝浜」1982年を素晴らしく思っていて
 とても残念に思っていたところに今作!
 ほんとグッドタイミングでした。

 今作では「やかん」2005年と「芝浜」2006年が
 楽しめますが、もう少し若い頃の高座が観たかった。
 他にもプライベートな映像や貴重なインタビューが
 独特な柄本明さんのナレーションと共に堪能できました。

 でもサービスデイなどの割引は無く一律2000円は
 ちと高い気がするのは、ボクだけでしょうか?

 3月には立川談春師匠の独演会に再び行って来ます(^_^)v 

『映画 鈴木先生』

2013年01月20日 | Weblog
 ☆☆☆☆★(満点5星)

 友人のススメでTVシリーズを途中から見て
 見逃していたところはDVDで見ていて
 自分でも面白いと思っていたところに
 深夜枠で視聴率も悪かったらしいのに
 まさかの映画化にビックリしつつも
 あまり期待をせずに観て来ました。

 完璧にTVシリーズの続きという位置付けで
 TVシリーズを見ておいた方がより楽しめる
 仕上がりになっているような気がします。
 2年A組内でのこれまでの事件や
 生徒たちの個性が分かっていた方が
 ニヤニヤと面白がれると思います(^o^)丿

 この主人公の鈴木先生は教師というよりは
 (教師ではないので先生の気持ちは分かりませんが)
 一人の人間として共感できる部分が多々あって
 特に“演じる”については、これをススめてくれた
 友人と演じるについて語ったことを思い出しながら
 しみじみと観てしまいました(^_^;)

 今回の事件の内容については、いかがなものかと
 思うこともありましたが、全体的に捉えると
 こういう事件もアリなのかもしれませんね。

 でも、これくらいのサイズの作品だと
 スクリーンじゃなくても楽しめるかもしれません(笑)。

『レ・ミゼラブル』

2013年01月16日 | Weblog
 ☆☆☆☆★(満点5星)

 ミュージカルで一度、映画で一度見たことがあったけど
 細かいストーリーは忘れていて、今作も評判良さそうなので
 思い出す意味を含めて、観て来ました。

 やっぱりミュージカル!セリフを全部歌ってる!!
 ミュージカルだから当たり前なんだけど
 はじめは、ワァ~~~と思いながら見てました。
 それが終盤に来たら…このクサいセリフを普通に喋ったら
 そっちの方が変に思えてきてしまいました。
 ミュージカル歌うセリフが苦手だったのに、
 ヤバイ洗脳されてきたのかな(^_^;)
 それにしても最後の「民衆の歌」♪は鳥肌ものでした。

 キャストの方では、ファンテーヌ役のアン•ハサウェイの
 ベリーショート姿首筋から鎖骨の美しさは、
 坊主頭のシンニード•オコナーを彷彿するようで
 負けず劣らずの素晴らしい美しさでした。
 他にも、ジャン•バルジャン役のヒュー•ジャックマン、
 ジャベール役のラッセル•クロウ、もぴったりな感じで
 コゼットやエポニーヌも可愛いかったです(*^_^*)

 それから、フランス革命当時は本当に
 こんな衣装だったのかもと思うくらいに素晴らしく
 セット共にお金がかかっている感じでした。

 こういう作品こそ大画面で楽しんでみてください(^o^)/

『桃さんのしあわせ』

2013年01月13日 | Weblog
 ☆☆☆☆★(満点5星)

 素敵な人からのオススメ作品だったので
 2013年の映画初めに観て来ました。

 桃(タオ)さんという家政婦さんと
 そこ家に生れた時から面倒をみてもらっていた
 中年?男(ロジャー)とのストーリーで
 実話を基になっているようです。

 優しい心で常に接していれば、
 それはいつしか自分に対してもそのように
 接してもらえると思わせてくれるような
 心温まるジワジワ沁みてくる作品でした。

 自分の親にもなかなか優しい気持ちで
 接することができなかったのに・・・
 でも血が繋がっていても繋がっていなくても
 誰に対しても常に優しい気持ちで接して
 行きたいと改めて思わせてくれた作品でした。

 このような気持ちを2013年の年頭に
 感じさせてもらったことに感謝です。



 ※遅くなりましたが、今年も映画を観次第
  更新して行きたいと思っていますので
  のぞいて頂ければ幸いです。
  今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。