レモンの花

おばあちゃんの思い出いろいろ

蝶々さん

2017-02-09 15:17:41 | 日記
 

 





マダムバタフライのオペラが初演されてから100年。

 ジャポニズムという潮流に乗った作品が、絵画、音楽、演劇、文学と、

 日本を題材に取り上げた作品が19世紀後半から20世紀初頭にかけ

 数多く生まれたようです。

 蝶々夫人もその一つで、日本人の女性像のイメージがここで作られたとも

 言えるような気がします。

 謙虚さ やさしさ 貞節 母性など 女性の美徳を備えた理想の女性像が

 ここにあり、過酷過ぎる運命に翻弄する姿は本当に痛々しい!

 ある晴れた日・・・・・と美しい歌声と情景がいっそう哀れに感じてくるのです。

 最近はいろいろな作品を鑑賞しても 斜めから見るようになったのは歳のせいでしょうか。

 昨日の新国立劇場での蝶々夫人の感想でした。
コメント
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