五月晴れの日が続いています。屋外で過ごすのに最高なのですが、昨日は、
第3回能楽祭 狂言「船ふな」(人間国宝の野村萬)・能「仲光」(観世流)を鑑賞。
高齢であるとは思えない声量の野村萬さんです。それだけでもさすが人間国宝と感動してしまいます。
能の「仲光」は 主君の子の代わりにわが子を手に掛け、最愛の子を失った悲しみを表わす舞は 観客席
にいる側にも緊張感が覆います。 主君への忠誠心の表し方が現代人では理解に苦しむ事も多く、理不尽
さを感じました。
さて、公演終了後、お楽しみ抽選会がありました。入場の時渡した半券を 野村萬さんが引き、景品
が当たります。なんと!一番最初に引いたのが私の座席番号だったのです。
羽衣の絵葉書でしたが、一番最初に引いてくださった!そして野村萬さんと目が合った!もうそれだけで
感激!
今まで何も当選したことがない私にとっては、景品はなんであれ 大変嬉しい出来事でした。