レモンの花

おばあちゃんの思い出いろいろ

音楽の都

2015-06-27 13:44:07 | 日記

 雨の続く毎日ですが 七色に変わる紫陽花が気持ちを和ませてくれています。

 そんななか 先日 梅雨のないヨーロッパ(オーストリア)へ出かけてきました。

 オーストリア一カ国をメインにした旅行ツアーは 探してもなかなか見つからなかったのですが、

 縁があってか 行くことができました。

 オーストリアですぐに浮かぶのは 音楽の都ウイーン というイメージです。

 シューベルトは生粋のウイーンっ子 

 指揮者のカラヤンはザルツブルク生まれ、

 そしてあのモーツアルトもザルツブルクで生まれています。

 いろいろな想像が頭の中をよぎっていきますが、百聞は一見に如かず!です。

 この旅行のメインは ハプスブルク家のゆかりの地をたずねる旅。です。

 ウイーンやザルツブルクにも立ち寄りましたが、

 センメリング鉄道に乗車したり、グラーツにある武器庫を見学した後、街の中で偶然

 NHKの取材の方々に会い、お話を聞くと、街道をゆくという番組のための取材に来ているとの事、

 放送は9月の予定だそうです。(外国の地で同じ言語を話す人をみつけると思わず近寄って話しかけてしまいます)

 ウイーンのシェーンブルン宮殿見学・ドナウ川クルーズ・・・といろいろ思い出に残るものばかりでしたが、

 インスブルッククのシンボルの黄金の小屋根は是非見たいと思っていたので感動!

 でも、帰国してしばらくするとやはり一番記憶に甦えって来るのは自由行動のあった日のことです。

 あなたまかせではなく 言葉が通じない街で予定を立てて行動するのは心細くもあります。

 モーツアルトの生まれたザルツブルクでしたから デイナー付コンサートに行き ゆったりとした時間を楽しみました。

 
       シェーンブルン宮殿

 
       モーツアルトの生家

 
       黄金の小屋根


 

















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隠れた主役

2015-06-03 08:12:54 | 日記






8年ぶりに オペラ「ばらの騎士」を鑑賞した。
 
18世紀のウイーン(上流階級社会)の人間模様を描いた作品です。                                                                                                                                     (元師夫人の若い恋人が可愛い娘と恋に落ち 夫人は大人らしく身を引くといった内容の作品)

公演後のカーテンコールでは元師夫人が最後を飾り 主役なのですが 拍手を送りながら                                               ふと感じたことがありました。

サーカスには必ずピエロがいるということを!もしかしたらピエロこそサーカスの主役なのだ!

この作品は魔笛に似ていると。パパゲーノ無しには作品が成り立たない。主役ではないが、                                          パパゲーノがいるから主役が引き立つ事を今更のように感じました。

この作品の題名についても最初は「オックス」(ピエロ役の人の名)にしようとしたところ                                              公演を成功させるにはこの題名を変更させたほうがよいとの強い意見(シュトラウスの妻)で                                         ばらの騎士に決まったそうです。

作品は初演から大成功をおさめたそうです。「オックス」ではこうはいかなかっただろうと                                              評論家は言っています。なるほど・・・と思いました。

   

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