HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1195話≪「2013年以内に消滅する重要な米国の10ブランド」(24/7 Wall St.)≫

2012年10月10日 | 引用伝授
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、米国にありますオンラインメディアの一つ「24/7 Wall St.」は「2013年以内に消滅する重要な米国の10ブランド」を選び出し、公表しています。

 2013年のリストを選択した理由は、下記のように毎回同じ判断基準で決めています。この判断基準に一つでも触れるところを選んでいるようです。

   ◆「a rapid fall-off in sales and steep losses」
     (売上高の急激な落ち込みと大幅な損失)

   ◆「disclosures by the parent of the brand that it might go out of business」
     (ブランドの親会社による撤退の可能性の開示)

   ◆「rapidly rising costs that are extremely unlikely to be recouped through higher prices」
     (商品の値上げで埋め合わせるのが非常に難しいコストの急増)

   ◆「companies that are sold」
     (売却される企業)

   ◆「companies that go into bankruptcy」
     (倒産する企業)

   ◆「companies that have lost the great majority of their customers」
     (顧客の大多数を失った企業)

   ◆「operations with rapidly withering market share」
     (市場シェアが急激に低下している事業)



 そして、今年の予想企業「24/7 Wall St. Ten Brands That Will Disappear In 2013」は、下記の企業です。   

     10. Avon エイボン(化粧品)
      9. MetroPCS メトロPCS(携帯電話事業者)
      8. The Oakland Raiders オークランド・レイダース(プロフットボールチーム)
      7. Salon.com サロン・ドット・コム(オンラインマガジン)
      6. Suzuki アメリカン・スズキ・モーター(スズキの米国法人)
      5. Pacific Sunwear パシフィック・サンウェア(スポーツ衣料小売り)
      4. Research In Motion リサーチ・イン・モーション(「ブラックベリー」を製造)

      3. Current TV カレントTV(ゴア元副大統領が発足させたニュース専門ケーブルテレビ局)
      2. Talbots タルボッツ(婦人物衣料チェーン)
      1. American Airlines アメリカン航空(米航空業界3位)



 「24/7 Wall St.」は、アメリカン航空が2013年に消えると予想。アメリカン航空は30年近くにわたって米航空業界トップであり、多くの航空会社が破綻した時期を生き延びてきましたが、ノースウエスト航空とデルタ航空、コンチネンタル航空とユナイテッド航空が合併したことで、アメリカンはきわめて重要だったスケールメリットを失い、この2年の間に中規模航空会社になってしまった。


 「24/7 Wall St.」は毎年の予想の中で的中しているリストもあれば、このリスト上に乗った企業でも生き延びているところもあります。

 今回、日本の企業「Suzuki」アメリカン・スズキ・モーター(スズキの米国法人)が6位にリストアップされていますが、今年の最初の5カ月間で1万695台の乗用車と軽トラックを販売していますが、2011年の同期比で3.9%の減少なのです。「Suzuki」販売台数は米国市場の0.2%しかないのです。

 販売台数が伸びない理由の1つに車の評判の悪さがあり、2012年の米調査会社のJDパワー・アンド・アソシエーツによる米自動車信頼性調査で「Suzuki」は、パワートレイン、ボディと素材、特徴的な機能とアクセサリーといった分野で他のほとんどのメーカーの得点を下回ったのであります。

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