第1142話≪「草食系男子」から「カフェオレ様」が新しい男子像らしいです？（電通総研調査）≫

　高校生のみなさん、(^◇^)ノ お～ぃ～ゲンキか！

　みなさん、「草食系男子」という言葉が流行りましたね。

　電通総研の「若年男性ファッション・美容意識実態調査」では既に「草食系男子」から「カフェオレ様」という新しい男子像が生まれているとレポートがあります。

　このインターネット調査では、15～34 歳男性793名対象から分析され、「カフェオレ様」とは女性的な趣味や外見へのこだわりを持つ半面、女性への接し方や自己向上意欲において「オレ様」的な男らしさを持つという「女性的な行動」と「男性的な性格」がカフェオレのようにブレンドされた新しい男性像を指しているようです。

　即ち、女性的な趣味や外見へのこだわりを持つ半面、女性への接し方や自己向上意欲において「オレ様」的な男らしさを持つ、新しい男性イメージだと纏めています。

　「カフェオレ様」マインドのある男性は、若年男性(15～34歳)の４割に、「ヘアワックス」「化粧水」の利用率は７割の一方で、10人に7人が「忙しくても出世したい」と。そして自由に使える金額は 平均50,938円／月との結果です。


　若年男性(15-34 歳)の「ファッション」や「美容」分野における消費は増加傾向にあるので、特に関心の高い20代男性の中から新たな男性消費のけん引役と成り得る新しい男子像、「カフェオ様」層の存在があるようです。

　「ファッションに関心が高い」「美容に関心が高い」の設問に対して、ともに「当てはまる」と回答した男性を「カフェオレ様」、どちらかに「まあ当てはまる」と回答した男性を「カフェオレ様予備軍」、どちらにも「当てはまる」と回答しなかった男性を「一般層」としたところ、それぞれ、9.3％、31.2％、59.5％の割合で出現し、ファッション・美容に関心がある「カフェオレ様マインドを持った層」は40.5％もいるとのことです。

　　「カフェオレ様の７大特徴」を抜粋しておきましょう。

　　◆同性に対して「女性的」な接し方。2人に1人は「男同士で恋愛トークをする」
　　　「同性の友達と服を買いに行く」割合　⇒　34.6％　（一般層⇒27.2％)
　　　「同性同士で恋愛トークをする」割合　⇒　55.2％

　　◆美容アイテムも日常的に利用。「ヘアワックス」「化粧水」の利用率は７割
　　　　カフェオレ様が週１回以上使用する美容アイテム
　　　　　　「洗顔料」　⇒　82.1％
　　　　　　「ヘアワックス・ヘアスプレー」　⇒　69.1％
　　　　　　「化粧水」　⇒　68.0％
　　　　　　「フレグランス(香水)」　　⇒　57.4％
　　　　　　「美容ドリンク・サプリメント」　⇒　32.3％

　　◆特定の「お気に入りブランドあり」は７割、10人に4人が「下着」にもこだわる
　　　　カフェオレ様のファッション感度
　　　　　　「お気に入りのファッションブランドがある」割合　⇒　73.9％
　　　　　　「下着にもこだわりがある」　⇒　37.4％
　　　　　　「ファッションにおいて女性物を取り入れることがある」　⇒　24.8％

　　◆女性に対してはオレ様キャラで接する傾向、「積極的にアプローチする」は６割
　　　　カフェオレ様は「男性的な積極性」
　　　　　　「異性に対して積極的にアプローチする方だ」割合　⇒　59.3％（一般層⇒34.1％）　　　　　
　　　　　　「男は男らしく、女は女らしくあるべき」割合　⇒　66.2％（一般層⇒38.7％）

　　◆高い向上心とサバイバル意識、10人に7人が「忙しくても出世したい」
　　　　仕事観に関しては
　　　　　　「多少忙しくても出世したい」割合　⇒　70.9％（一般層⇒41.7％）
　　　　　　「将来を真剣に考える」割合　⇒　77.0％

　　◆同性異性に関わらず、影響力が強い、７割が「薦めた商品を友人が使った」経験がある
　　　　　　「スマートフォン所有率」　⇒　61.4％（一般層⇒34.9％）
　　　　　　「周りの友人が自分の薦めた商品やサービスを使うことがある」　⇒　70.3％
　　　　　　「面白いことはTwitter やFacebook などで発信する」　⇒　62.4％（一般層⇒26.7％）

　　◆消費にも意欲的、１カ月で自由に使える金額は 平均50,938円
　　　　１カ月に自由に使える金額は　⇒　平均50,938 円
　　　　一回あたりに使う上限金額では
　　　　　　「洋服」　⇒　平均16,467 円
　　　　　　「美容用品」　⇒　平均4,251 円
　　　　　　「デート」に使う一回あたりの上限金額」　⇒　平均9,904 円（一般層⇒6,079 円）