赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

瀬戸内中年彷徨団(7)

2010-07-21 00:50:08 | アウェイじゃないけどぶらり旅
前回からのつづき)

未だにGWのネタを引き摺っている幣ブログ、丸亀のつづきであります。前述のとおりこの日は「丸亀お城まつり」で城下はかなりの賑わいをみせておりました。ふもとの野球場はご覧のとおり風情もクソもない状況で、カラオケ大会みたいな音まで流れてくる始末。しかし、お城の敷地内に野球場というのは山形城以来かな。



そして振り返れば石垣(ヤツ)がいるということで。天守が小ぶりだから余計にそう思えるのか、聳え立つ石垣は実にお見事。この天守、これでも堂々、全国に12ある現存天守のひとつであります。



しつこくもう1度天守を見上げてみる。



その高い高い石垣の上からは、雄大な讃岐平野を一望できる。上るには一苦労だが、その分実に気持ちがよかった。



二の丸井戸跡。この石垣を築いた石工の羽坂重三郎は、この高い石垣をあっという間に登り切ってしまい。それを目にした時の城主・生駒親正が、羽坂が敵に通じるのを恐れて、彼がこの井戸の中に入っている間に石を落として抹殺してしまったという寒い時代だとは思わんか的な伝説があるらしい。



(つづく)

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