卵管がんとハロハロ日記

団塊の世代の主婦の気まぐれブログです。
夫婦揃って大病したあと のんびり暮らしています。

はじめての抗がん剤

2012-08-24 18:00:15 | 抗がん剤治療と腎ろうの日々


≪ 2011年 9月18日 ~9月25日頃 ≫

腎ろうの血尿が収まるのを待って手術から40日と大分遅れてはじめての抗がん剤投与を受けました。

タキソール とカルボプラチン、 TC と呼ばれる抗がん剤です。
説明書でタキソールと一緒に体に入ってくるアルコールの量は500ml 、ビール壜一本分というのを知って心配になりました。
わたしは ビール、グラスに半分も飲めません。
申告しましたがあまり問題にされませんでした。


スケジュールです。

8:30・・・・・吐き気どめ 経口で
9:00・・・・・胃薬 制吐剤 点滴
9:30・・・・・副作用予防の薬 経口で
10:00~13:00・・タキソール 点滴
13:00~14:00・・カルボプラチン 点滴
14:00~17:00・・流す 水の点滴
17:00~17 : 30・・制吐剤 点滴

わたしの病院の場合です。



初回の初日は とくに慎重に扱われます。
この日だけ 胸に心臓モニターを付けられます。
15分に一回位 看護師さんが様子を見に現れて 時々脈をとったり血圧を計ったりしてこまかな変化にも気を配ります。

ドキドキの本剤投与でしたが特になにごともなく 無事に終わりました。

朝 と午後に 体重測定。4日後の退院まで 尿量測定をします。
24時間 飲んだ水分量と 出した尿量を自分で 用紙に記入。
体重 が許容範囲を超えて増加すると 即 利尿剤が点滴されます。
沢山水分を取るように言われます。
抗がん剤投与の前日 と 投与後2、3日間 水の点滴を流します。



気になったタキソールのアルコールは、点滴中 ちょっと心臓がバクバクして ファーッと酔っ払いましたが その程度ですみました。
酔いは 2、3日続きました。
タキソールが大丈夫と分かったので 気持ちを切り替え 2、3日も酔っ払えるお得な体質と思うことにしました。
二日目、三日目に 関節痛 。が、すぐに消える。
三日目から手足の先の痺れが始まりだんだん強くなりました。


意外なことに
手術後からずっと気持ち悪く あまり食べられなかったのが、 抗がん剤が始まって逆に食べられるようになりました。
制吐剤のせいでしょうか。
美味しいとは思わないんですが とりあえず お腹に収めることができました。


痺れはだんだん強くなる。
頭がボーっとして気分が悪い。
胃腸が荒れているせいか 口の端がいつも切れる。
マグミットを2錠ずつ飲んでも2、3日 便秘。その後 ひどい下痢。
けれども これで副作用は人並みだったようです。



そして
退院が近くなった頃、思いがけない問題にぶつかりました。
ジンロウの消毒の問題です。
ジンロウをしていると刺入部を 一週間に最低 2回 位 消毒し、ガーゼを交換しなければなりません。

「消毒はご家族にやってもらって下さいね。(^^) 」

看護師さんに言われましたが 、わたしの家族は 半身麻痺の 相方一人です。
ジンロウ刺入部は背中にあります。わたしの場合左の腎臓なので左の背中なんです。

「 慣れると たまにご自分で している方もいますけどね。。。でもちょっと無理だと思いますよ。」

一人で 鏡をつかって 首をひねってやってみました。
とても難しいのです。首がつってしまいます。

うーん 大問題だ。
消毒できなけりゃ 自分の家に帰れない。



続きます。。。









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