卵管がんとハロハロ日記

団塊の世代の主婦の気まぐれブログです。
夫婦揃って大病したあと のんびり暮らしています。

やっぱり訪問看護かなあ。

2012-08-26 17:40:00 | 抗がん剤治療と腎ろうの日々


前回、ジンロウの消毒のことを書いていて 思いました。
消毒が一人で出来ないって 悩みましたが
一人暮しでジンロウしている人、沢山いると思います。
そして、ずーっと 外せていない人も 。。。

それに、癌ばかりが病気じゃない。
大変な闘病生活を続けている方は沢山います。


たった半年のジンロウ経験を わーわー書いていて恥ずかしいです。
わたしはもう十分な歳まで生きて 、それで嬉しくも 現在外すことができて。。。
本当にありがたいです。

でも
貴重な体験をしましたので ジンロウジンロウってうるさいですけど……まだしばらく語ることにします。。。^^;




≪2011年9月25日~

一回目の 抗がん剤が終わり 自宅に帰ろうかという時
「 一人じゃ消毒 ガーゼ交換ができない。」
という難題にぶつかりました。

熟練の看護師さんがわたしの生活環境を考えて
「 訪問看護 」という方法があると言います。
訪問看護はもちろん有料です。
わたしが 介護サービスを受けるにはまだ 2 年 足りませんでした。

ん? 訪問看護? 介護サービス?

はてさて ……
亡くなった我が父母 の介護のことで走り回っていたのは ついこの間のこと。
まさか自分がこんなに早く 逆の立場になる、サービスを受ける??
……なんて
思ってもいませんでした。

そんなことで悩んでいたとき、わたしの隣りのベッドの方が声をかけてくれました。
その方 お仕事が介護福祉師だったんですね。
介護 福祉 関係の複雑なシステムや心得を分かりやすく教えてもらい納得するものがありました。



子ども達の家から自宅まではそれぞれ一時間以上かかります。
終わりが見えない ジンロウ生活で わたし自身で週に二回の消毒が出来るようになるまで ジンロウ計画が必要でした。
誰か一人におんぶ していたら長い治療期間 負担のしわよせがきてしまいます。

病院のソーシャルワーカーさんに来て貰い面談。
一週間に一回、消毒を 訪問看護の方にお願いすることにして
あとの一回を娘とお嫁さんで交代にやってもらうことにしました。

大学病院から 自宅 近所の 訪問看護ステーション宛ての
「 訪問看護指示書 看護サマリー」というのが作られ 持たされました。

消毒 ガーゼ交換のやり方は 看護師さんが娘とお嫁さんに指導してくれました。
患者のわたしは ドデッと真ん中に腰かけ みんなで アアダコオダと 患部の写真を撮ったりしてワイワイ練習しました。
ここまで来るとだんだんわたしも腰が座ってきて
「 まあ ヨロシクやってくれぃ!! 」ってなもんでいい気なもんです。



半年くらい先輩の ジンロウ 仲間が病棟にいて 気軽にいろいろ教えてくれました。
自宅では夜間は 大きい ウロバック( 蓄尿バック )で過ごすんですが
昼間は 太腿に小さい ウロバックを くくりつけて過ごします。
その方は 昼用の 小さいウロバックを 太腿に付けず、
可愛い小さなポシェットに入れて腰に下げていました。

わたしも真似して Mちゃん( お嫁さん )に頼んで 作ってもらいました。



こういうの。裏地も付いてます。Mちゃん作。



あとで たまに外出する時、太腿に くくりつけ方式もやってみましたが
どうも、気になって 邪魔で仕方なく ポシェットを何個か作ってもらい結局 最後まで 腰下げ方式にしました。
小ウロバッグの入ったこのポシェットを肩から斜め掛けして ジンロウ刺入部より下に下げ 洋服は ダボっとしたジャンバースカートなんかを着ると 外から分からないし 外れたりしない安心感がありました。


退院する日
抗がん剤副作用で気分悪く、ぼーっとしていましたが、ジンロウ グッズを売店で大量に買いました。
Y字ガーゼ、滅菌ガーゼ、ガッチリバン 、大小 のウロバッグ 、使い捨て手袋……………あと一杯。
始めてだし、ひと月分位買ったら、一万円札が軽く飛びました。
やれやれ、手もかかるけど お金のかかる 体になっっちゃいました。


半月後に ジンロウの拡張手術を受けて 太い管に交換します。
始めに 入れた管は 細いもので 詰まりやすく 交換するまでシャワーも禁止なのです。

慣れない体なので というか 前回、退院したあとの前科があるので
次の入院までは 自宅に帰るのを諦め病院に近い 娘の家に 世話になることになり退院となりました。



やはり長くなっちゃいました。
次は ジンロウの拡張手術から書きます。










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