春らしい暖かな日曜の午後、珍しいお客が来られた。
小中と同窓で何度かクラスが一緒になった彼。
中学時代は近郊の雪山に何人かで登ったこともある。
彼は大学を卒業後大手の石油会社に勤め、海外勤務が長かった、
大阪生まれではあるが、両親も既に他界され東京に家を建てた彼が
大阪に来ることはあまりない。
今回は、大学の同窓会に出席後、わざわざ当方まで来てくれた。
もう、大阪で会う人は君しか居ない、と。
そう言えば、小学校や中学の同窓会という物を聞いたことが無い。
音頭を取る好漢が居ないのだろう。
自分の場合は大学の同窓会も殆ど聴かない。
ま、それは完全に畑違いの仕事をしているせいかもしれないが。(^^;
彼の場合も、たまたま同窓会の旗振り役が居てくれるからだと言っていた。
そんなわけで、久し振りに昔話に花が咲いた。
こうやって、尋ねてくれる友が居ると言うことは、
有り難いことだとしみじみ思う、日曜の午後ではあった。