くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

沖縄本島 2017梅雨明けwithスピッツさん編  2017/6/26~28(1)

2017-08-17 11:39:50 |  ダイビング
2年ぶりに梅雨明け直後の沖縄へ。
いつもの羽田20時発ANA479便で那覇へ飛ぶ。
那覇に着いたら、夜遅くとも、お一人様でも気合いでB級グルメ。
那覇泊は、もうおなじみのホテルユクエスタ旭橋。
翌朝、バスで恩納村へゆき、泊りはなかどまinn。
ダイビングサービスも毎度のスピッツさん。
いつもと同じ弾丸トリップ。
例年那覇1泊+恩納村日帰りが、那覇1泊+恩納村1泊にステップアップ(!?)したこと(とはいえ沖縄滞在は、フライト到着から出発まで44時間45分)と、川に行くことを除いては。
スピッツさんには、「1日目は、シシマイギンポが見たいです、サンゴの養殖場が見たいです」としっかり潜水、「2日めは川でヨロイボウズハゼ見て、あわよくばタイドプールで遊べたらうれしいなぁ…」的リクエストにしてみた。
弾丸なので、深度下に身をさらさずに、最大限生物観察をしようという目論見。



ジャッキーステーキハウス
フライトは定刻の22:35よりちょっと遅れて那覇に着いた。
ゆいレールのホームに向かうと、ときどき稲光。
心の中は、天気の心配より、何食べよう…。
飛行中、隣の席になったにいにいはずっと仕事をしていたが、私はドリンクサービスもスルーするほど眠っていたのに空腹。
羽田のANAラウンジでつまんだおかきとビールでは、腹の足しになっていない。
三笠のちゃんぽんにしようかな~、と人より早く出てきた荷物を手に、さっさとゆいレールへ。
旭橋に着くと、ホテルまでの徒歩2分間、数百メートル先に見える赤いネオンに誘われて…

こんな時間にいけないことと思いながらも、やっぱりこれだけジャッキー近かったらジャッキーだよなぁ。
ユクエスタを選んだ時点で、すでに確信犯かも。
チェックインだけして、部屋にはゆかず、レセプションに荷物は預かってもらい、いざ。


この時間帯はさすがにすぐに入れる。


まずはお決まりのオリ生。


ここでオーダーするのは、いつもテンダーロインSのミディアムレアと決まっている。
そういえば、前回、Sと言ったのに、Lが出てきて、さすがの私も苦しんだ覚えがある。
カツゼツ意識して、「Sで」と言っても「Lですね!」
ん!?「Sでお願いします!」「ハイ!Lですね!」ってなやりとりで、三度目にやっとSと復唱してもらった。
私、そんなにL食べそうに見えるんだろーか。

何年たっても変わらぬスープ、変わらぬ味わいのドレッシング。


Sサイズ。

コショウだけかけて、肉の味を楽しむ。




ジャッキーは大衆的だけど、やっぱりおいしい。
それに夜中のステーキな背徳感がたまらない。
ジャッキー出たら、雨が降り始めた。


ホテルユクエスタ旭橋
いつもながら狭いユクエスタの部屋だけど、1泊なら十分。







6/27 那覇バスターミナル→石川インター
朝6時半すぎ、旭橋のバス停から高速バスで石川へ。
空は薄曇り。
早起きして、24時間営業の三笠で腹ごしらえしようかな~、と思ったけれど、夕べの深夜ステーキへの反省から自粛。
ウィダーインゼリーだけにしておく。

石川インターでピックアップしてもらうと、「真栄田岬」と告げられる。
シシマイギンポが見たいというリクエストに応えるためらしい。
シシマイが棲んでいるのは、真栄田とホーシュー、どっちにころんでも、最近鍛えていない私はちょっとびびる。


6/27 1本目 dive 真栄田岬
朝も早からとっても混んでる真栄田岬。
夏休み前の平日なのに。
といっても、大半はチャイニーズ。
もちろん去年の海の日ほどではないけれど、ひと昔前の真栄田が懐かしい。

まずは水底まで行ってハゼ観察。
ネジリンやヤシャを撮ろうと、ハナハゼがひょろひょろ漂っているところを私が探そうと思うや否や、世古氏が次々と、あえて極小な個体をみつける。

ヤシャbaby。

今ここで、TG-5をおろしたが、思うようにズームがきかない(気がする)。
TG-4と操作性ちがうはずないのに、なんか違う。
なのに、見つけてくれるのはチビチビばかりでたちうちできない。

ヒメオニハゼ。

ダイコンが異議を申し立てるので、そうそう長く水底にはいられない。

深度をあげてアカメハゼ。


キイロサンゴハゼもとりわけ小粒。


そして…本日のはまりもの第一弾、念願のシシマイギンポ!

小指の先ほどもない穴に棲息する小顔ギンポで、警戒心が強くてすぐに引っ込んでしまう。
TG-5の使用感に翻弄されながらも獅子舞のような歯までわかるのは、顕微鏡の妙。
ずっと水深5m以浅にいるが、1時間以上潜っていて残圧も減り…
すぐに浮上できるいつでも上がる気配ないので、浮上サイン。
水面に顔を出すと、階段は見えない。
考えてみたら、水中ひと気もなく、エキジットポイント界隈ではないわけだ。
「エキジットポイントどこ?」と聞いたら、「ずっとあっち、どうしたの?」と問われ、「エアなくなるぅー」と言ったら、ああ、ともう一度潜って、エキジットポイントに向かう。

エキジットポイントにたどりつくと、ダイバー、シュノーケラー入り乱れ…
でも、圧倒的多数はチャイニーズ。
裸足にフルフットなので、ギョサンに履き替え、ちゃっちゃと上がろう。
と思って気持ちは焦るが、ギョサンがぬげた。
ギョサン回収して体勢立て直す間、渋滞のもとになるので、後ろのチャイニーズたちに先に行くよう言っても、仲間うちでハイテンションに談笑していて聞いちゃないし、英語も伝わらないので、ええい、もう裸足であがってしまえ~。
階段下のゴロタは、人が歩きすぎてか、もうつるつるだから痛くもない。


6/27 2本目 東海岸のとある場所
大混雑の真栄田は1本で終わり。
2本目は東のポイント。
場所は企業秘密のよう。
東は2度くらい水温が低いそうで、うえーんと言いながら入るが、大丈夫だ。

マツバギンポがこんにちわ。


アイスズメダイygがいると聞いて、黄色い子を探すが見つからず。
かわりにソラスズメダイ属の1種2かな?


フタホシタカノハハゼは警戒心強い。


そして、本日のはまりもの第二弾、ツマジロオコゼyg!


かわいすぎて、ライトあてまくったり、ごめんなさい。




ミヤコイシモチ。


クロリボンスズメダイの幼魚たち。


何さしてんだかよくわからないけど…


ライトをあてれば、オクヨウジ。


テングギンポハゼ。


トゲトゲウミウシ。


美乳ではないけれど、おっぱい星人してみる。
寄りすぎてボケボケ。


なおも寄る。


そして、本日のはまりもの第三弾。
カエルアマダイの幼魚。まだ数ミリ。











おんなの駅
ランチはおんなの駅。


朝の薄曇りが嘘のような納得の夏空。
タコライス。

すみっこの宝くじ売り場を見て、閃いて宝くじ買った。
(当たらなかった)

恩納村に戻って、午後の乗り合いボートまち。

あぢ~!


6/27 3本目 山田ポイント




トウアカがぐいぐい迫ってくる。


謎のシードラゴンとか…


キマダラコチョウ見て。


そしてサンゴの養殖場へ。
恩納村漁協のプロジェクト。
枝サンゴずきとしては、どうしても一度、寄っておきたかったのだ。
園芸屋さんみたい。



















サンゴすくすく、ピキピキ。


6/27 なかどまINN
3ダイブ終え、なかどまINNへ入ると、一転にわかに掻き曇り…

夕べの恩納村は雷雨で、北部の川のあるエリアには洪水警報が出ていたそうだ。
きょうも夜は雨の予報で、増水具合では明日の川は無理かもとのこと。
でも、きょう3ダイブ、いろいろ見せてもらって、川はどうでもよくなりつつあった。
今はシシマイリベンジしたい。
「シシマイギンポとタイドプールでいいよぉ~。川はまた来るよ。」と言って別れたが、どうなることやら。
シシマイのいるところだったら浅いから、窒素の影響をほぼ受けずに飛行機に乗って帰れる。


我空我空
恩納村泊の不便なところは、外食は観光客向けの店がほとんどということ。
雨が上がったスキに、ムーンビーチ方面に散歩に行ったが、コンビニだけ寄って、さんぴん茶とビールGET。




今宵はなかどまinn下の我空我空(ワンカラ)で夕ご飯にした。
宿泊者は10%割引になる。
超ベタに、オリ生@480円、ゴーヤチャンプルー@680円、アーサ汁@150円、ライス@150円。



基本だけどおいしい。


夜になっても、外はときどきザーザー降り。
こりゃあしたも海だね!と思いながら就寝。