くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

久米島くじら2016

2016-04-26 22:20:28 |  旅行
青い世界から鉛色の世界へ
3/12、SQ636便の羽田到着をもって、「ガーフ&アッドゥ満喫の旅」全行程終了。
家に帰るまでが遠足、じゃなくて、家には帰らず、ANAの那覇ゆきに乗り継ぐ。
乾季のモルディブの、青くて暖かい穏やかな海から、冬のオキナワ、黒くて冷たい荒れる海へ…
目的は、ガーフ同様、春先の年中行事になっているDive Estivantのホエールウォッチング船。
何もモルディブの直後にしなくても、と思うが、きっと3月も半ばになれば、沖縄はだいぶ春めいているに違いないという淡い期待。
しかーし。
きょうの羽田の寒さから、ポカポカ陽気は期待できなそう…

税関出たら、ダイビングバッグから3点セットと最低限の着替えや水着を取り出して、フィンケースに強引にパッキング。
残りの荷物は宅配便で家に送り、ANAの国内線乗り継ぎカウンターでフィンケースだけ預けたら乗り継ぎ手続き完了。
さあ、時間に余裕もあるし、仕切り直しの朝食のため、吉牛へ。
基本、出されたものは完食するポリシーなのに、SQのベジタリアン・サウザン・インディアンがおいしくなさすぎて、ほとんど残してしまったので、なんともおなかが中途半端な感じ。
先週、羽田を発つ前に、たまたまフロアマップの「吉野家」が目に飛び込んできて、そのときはじめて国際線ターミナルに、24時間営業の吉野家ができていたのを知り、帰ってきたら、吉牛!と決めていた。
吉牛は、江戸小路の隅っこに、モスバーガーと並んでいた。
朝だけど、豆腐じゃない、そぼろじゃない、やっぱ並、生野菜セット、ドレッシングはゴマ!
この冬は、牛すき鍋膳が好きすぎて、並はかなりひさびさ。
頼まないのに、なぜかねぎだくだくでやって来た。
そして、病み上がりのせいか、すぐにおなかがいっぱいになってしまった。
吉牛後、しばらくUSドル圏に行くことがないので、円高が進む前に、余ったドルを両替。
三井住友とみずほは、微妙に三井住友のほうがレートがよかったが、三井住友は多くの人が並んでいたので、みずほで妥協。
行きもそうだったけれど、けっこう銀行によってレート違う…。


3/12 NH467 羽田8:40 沖縄11:25
ふたたび到着階に降り、ANA乗り継ぎ用の保安検査場経由、シャトルバスで国内線ターミナルへ。
一般の連絡バスとちがって、ANA乗り継ぎ専用バスは、空港敷地内を走るので、飛行機ずきには、飛行機が近くに見えて楽しい。

国内線ターミナルに着くと、待合室のTVでは「あさが来た」が絶賛放映中。
そーいえば1週間見ないうちにどう話が展開したのか、気になる。
新次郎さ~ん、と思ったが、さすがにそんな時間もない。
きっと搭乗口近くのモニターでも、放送しているにちがいない、とゲートに移動すると、男子校の修学旅行団体でごった返していて、それどころではなかった。
離陸後、コーヒーだけしっかりもらって、なんとなくうとうとしたら、あっという間に那覇到着。


ASMORE BLUE
Tシャツにパーカーだけの重ね着でゆいれーるに向かうと、肌寒い。
いつものように1日乗車券を買って、最初に向かう先は旭橋。
旭橋でのミッション(?)は、ウエットスーツピックアップ、ジャッキーステーキハウス(?)、そして眠ること。
まずはきょうのホテル、「GRGホテル那覇東町」へ向かう。
時計はちょうど12時をまわったところで、まだ部屋には入れないので、フロントに荷物だけ預け、さっそくウエットスーツ屋さんのアズモアブルーへ。
去年、この店に、はじめて3ミリウエットをオーダーしたのだけれど、女性オーナーが親切で、スーツの品質もよく、かつ、東京での相場よりもはるかに安いので、今年はロクハンをオーダーしてみた。
アズモア・ブルーまではホテルから歩いて3分。
去年よりも、旭橋寄りに引っ越ししていて、みつけやすい。
しかも、秋に行った定食屋、「じんごや60」さんの隣で、ジャッキーステーキハウスも目と鼻の先だ。
時はまさにランチタイム。
じんごやにジャッキー、どっちもひかれる~。
でも、ジャッキーは絶対満席だろうし、ロクハンがかさばるので、これを持ったまま店内に入るのもはばかられる。
いったんホテルに戻って「これも預かってください」とウエットスーツを渡す。
チェックインは15時。
つきなみだけど、国際通りを1往復してくっか…。


国際通り
ゆいれーるで、お隣の県庁前まで一駅移動。
まずは、RYUBO下のブルーシールで、小腹を満たすために、ウベアイス。


国際通りで私がすることってTシャツ探しくらいで、興味のある店は、HABU BOXくらい。
HABU BOXのシュールなTシャツが大好き。
欲しいと思うものが数点あるが、でも、財布の紐は固い。
そのままだらだら坂を上り、ドンキを冷やかしに行くと、同じビル内のmic21がTシャツやらラッシュやらをセールしていた。
ここでも財布の紐は固い。
とにかく、クッドゥ→マレ→シンガポール→羽田→那覇と、4フライト、うすら15時間飛んできた身は、さすがにボロボロ感満載。
マレからチャージしていなかったスマホのバッテリーは、息も絶え絶えだし、マックでチャージがてら休憩しよう。
肌寒いと思っているわりには、なぜか口は「アイスコーヒー」と言い…。
あらら、小一時間たったら、おなかが急降下な感じ。
腹痛をやりすごしたら、15時もいいかげんまわっていたので、もう部屋に入れるから、旭橋に帰ろう。
と思ったが、戻りがてら、気になるサイン。

マブヤーっぽいな、と思って路地にはいる。

店はもぬけのカラだったけれど、すぐに感じのいいにいにいがやって来て「ゆっくり見ていってください。マブイは沖縄の言葉で魂で…」
HABU BOXではマブヤーだったけど、ここはマブイなのか。
このゆるさがたまらん、ということで、どれにするか、さんざん優柔したあげくに1枚GET。
1枚しか買わないのに、にいにいはとても親切だった。


1年ぶりのジャッキーステーキハウス
旭町に戻ったら、もう16時すぎ。
もう、早めのディナーで、19時ころから爆睡してやる。
迷わずジャッキーステーキハウスへGO。



さすがに、すいていた。

オーダーは、やっぱり、テンダーロインステーキ。

肉の味がして楽しい。
きょうは玉ねぎと、キャベツの千切りと、牛ばっかり食べてるなぁ…。






さっさとシャワーして寝ようと思っているのに、何故かコンビニでビール追加購入。
そして、とぼとぼとホテルへ帰る。
ふと足元を見ると、マンホールがミスターサカナのロゴみたいなおさかないっぱいでかわいい。



GRGホテル那覇東町
ユクエスタ旭橋をとりたかったけれど満室だったので、ちょっと先のGRGホテル那覇東町にした。
一時期、コタキナバルまで飛ぶのに、キャセイ&ドラゴンを使っていた時期があって、消化不良になってたアジアマイルでとった。
フライトもマイル、ホテルもマイル、相変わらずケチケチやっている。
ゆいレール駅から3分、隣にコンビニもあり、まあまあ便利である。


預けた荷物は、ちゃんと部屋に入れておいてくれた。
シングルルームは、日本のホテルらしく狭苦しい。






ビューはダメ。


ユニットバスもミニマム。


予定では19時から爆睡だったが、ホテルのコインランドリーで、モル旅からここまで持ってきた衣類を一挙に洗濯したり、TVをなんとなく見ていたら、なんだかんだで22時。

翌朝は、6時にアラームを鳴らした。
24時間営業の定食屋で朝食食べて、ともくろんでいたが、ゆいれーるの時刻表を見ると、本数が少なく、そんなゆとりはなさそう。
いちおう朝食つきなので、せっかくだから、ホテルでいただこう。
朝食といっても、コンビニふうのおにぎり、即席みそ汁、パンがセルフサービスでおいてあるだけ。
おにぎりも高菜とおかかという、シャケ派、ツナマヨ派の私が普段は選ばない種類しかなかった。


3/13 RAC871 那覇07:40 久米島08:10
空港に着いたら、きょうの昼食をGETしなくてはならないが、1階のローソンや、2階のファミマに寄っている時間は、もうなかった。
ちょっとゆっくりしすぎたかな。
荷物を預けて、ゲートに行くと、RAC871便のバスがそこにいたが、ゲートの職員に「次のバスでご案内します」と断られた。
すごすごとベンチに向かおうとすると、「ご案内します!」と追加乗車が認められ…
どうやら、最後の乗客だったかな!?

天気予報は雨。
久米島に着いたときは、かろうじて青空。

でも、風が強く、苦難の(?)ホエールウォッチングが予想される。
エスティバンのピックアップは私一人だけ。
ここ数回、久米での常宿化しているなんくるないさぁに送ってもらい、さっさとおニューのウエットに着替えいざ、海へ。
両面スキンでも、ゴールドタックレスはスルスルっと着れた。


3/13のホエールウォッチング
空は曇天、風も強いし、波も高い。
なんくるないさぁの奥さんが「きのうはクジラと泳げた、って言ってたわよ。」と話していたが、港を出て、堤防を越えたら、とてもクジラと泳ぎたい、なんて大それた気持ちにはならない。
赤道直下の暖かい海、平らな海から来た私は、弱っちいのだ。
泳ぐどころか、くじらとの出会いがあまりなく…
海況悪く、半日で打ち切り。

コンデジだから仕方ないないけど、遅れたり…


もうちょっと右!とか


もうちょっと左!

なんて写真を数カットで終わり。
宿に戻ってきて、かかとがなかなか抜けず、ロクハンと格闘。

夜、きょうのボートで一緒だった皆さんと、亀吉で食事会。
宴たけなわな頃に、ゴロゴロ…
帰りは雨がびちゃびちゃ。
明日も思いやられる。


3/14のホエール・ウォッチング
雨上がりの朝。
ランチを買いに、まずはココストアへ。
きょうも風が強い。
雨は上がっただけで、空は重たい。
7時半に、なんくるないさぁの朝食。
8時20分にエスティバンに荷物を置いて、そしてくじら船へ。
鉛色の空、強風…
どうしても、楽しみ~、というより、はぁー、行くのかぁ~、という感じになってしまう。
荒れている日のほうが、クジラのテンションあがりまくりと言うけれど…。
ありがたいような、ありがたくないような…

そして、くじらはなかなか見つからない…。
11半頃、やっと登場。
そして、2頭。


と思ったら、2頭は競うようにパフォーマンス。
どこを見ていればいいのやら、カオス!


シャッターチャンス逃しまくりのコンデジで、せっかくのジャンプや2頭いても高さがないとか、遅れがちな写真を量産。


































































なんでも、計二百数十回のジャンプだったそうで。
そしてなんと、本日、離島ゆきフェリーや高速船は、軒並み欠航になったという荒れ模様。
そんな中で、頑張った甲斐あるもの。


行きつけの店!?おろしスーパー、BOMU
きょうのクジラの激しいパフォーマンスで、一眼の人は、データをPCに落とすのに、ものすごーく時間がかかると言っていた。
あれだけシャッターチャンスがあって、連写だから、さもありなん。
私は、荷物まとめたら、時間に余裕があるので、久米島にいる間は、ほぼ毎日ゆくおろしスーパーへ。
おろしスーパーは、泡盛の種類も多く、心惹かれるけど、フィンケースと、ロクハン入れる口の閉まらないショッピングバッグしかないから断念。
久米島産もずくと、冷凍久米島産アーサと、たいらの味噌を。
これでしばらく、もずくとアーサのみそ汁を食べ続けることになる…
そして、Tシャツ屋さんのBOMUさんがクローズするというので、1枚GET。
名護に店を移すとかで、でも、バーデハウスには出店続けるとか…


3/14 RAC884 久米島19:10 那覇19:45あらためRAC882 久米島18:30 那覇19:05
久米島空港に着くと、寒い寒い。
カウンターでは、予約した最終便が遅延しているということで、1便早いRAC882に振り替えてくれた。
そのRAC882も遅れているとのこと。
久米島を去る前には、久米島そばを食したい。
「何時出発ですか?」と聞くと、「お客様が集まりしだい出発しますので、すぐにゲートに行ってください。」
へ?久米島そばムリですかい。



3/14ANA478 那覇20:45 羽田23:00
1便早くしてもらったおかげで、乗り継ぎに十分な時間、かつ、まだ空港食堂が開いている!
久米島そばが食べられないなら、沖縄そばだ!


続いて、ゲート手前で、仕上げの紅いもソフト。

そして、今夜もまた、ANAは遅れている。
ANAの最終便利用して、1回たりとも、定刻より早い時間に発着したことがないぞー。
おまけに、東京は今夜も雨。
私がANAの最終便に乗ると、もれなく微妙にディレイして、羽田は雨っていう悪しき公式になりつつあるかも。

大物バンバンの旅はこれにて終了。

ガーフ&アッドゥ満喫の旅 2016(7)2016/3/11 モルディブの旅おわり、そして

2016-04-08 17:34:04 |  ダイビング
アイランドサファリロイヤル下船
6時半起床。


海にはやはり、鉄の船。


朝食後、キャプテンにチップ渡して、7時半にはや下船。
9人もの人が、次週の北上まで連続乗船。
みんなお休みと経済的ゆとりがあって羨ましい限り。

かつて、こんなに早くモルディブを出発したことがない。
たぶん、次の乗船は、1年後かな?
この歳になると、1年なんて、あっという間さ。

クッドゥ空港
ドーニが空港のある島に着いたときは、潮がめちゃめちゃ引いていた。
降りられるのか!?
もちろん、降りられるけれど、荷物を下ろすクルーは大変だ。
そして、もうおなじみの缶詰工場のある島を10分くらい歩く。
朝早すぎて、まだそんなに暑くないのが幸い。
道にはアマガエルみたいなかわいらしいカエルがぴょんぴょん。
でも、事故死している者も、けっこういて…
足元見てないと、飛び出しガエルと事故りそうだし、足元気にしてると☆になったぺたんこカエルがそこここに…

Q2 275 クッドゥ08:20 マレ10:10
さて、空港に着いたら、あっさりしたチェックイン。
帰りは誰も超過手荷物おとがめなし。
みんな重い液体物を消費したあとだけど、いつも帰りはよいよい、行きはコワイだな。
スタッフとお別れして、ゲートに入る。
出発間際まで、われわれのチャーターかと思えたが、最後にモ人のオバチャン登場。

クッドゥは、アッドウの立派なガン国際空港に比べて、超ローカル。
荷物搭載も、超人力。


もう珍しくもなくなった、モルディブ国内線。


今年がVisit Maldives Yearだったなんて知らなかった…






さて、乗り込むと、爬虫類顔のクルーはどう見てもオネエ。
最近どこに行ってもオネエ遭遇率が高い。
この便はどこかから飛んで来たようで、私の席には、モ人のおっちゃんが席を温めていてくれた。
すぐにどいてくれたけど。
ほぼ大部分の席がプロペラに視界を遮られるが、きょうも真横。
窓が相変わらず汚いので、美しい空からの眺めも減点。


晴れていたと思ったのに、天気が悪くなり、高度も下がる。
やだなぁ、と思ってたら、経由便だった。
ほどなくカーデッドゥ空港に着陸。
モルディブっぽくない眺め。

ガーフ環礁は、北側はガーフアリフ、南側がガーフダールとふたつの行政区に別れてるんだそうだ。
クッドゥはガーフアリフ、カーデッドゥはガーフダール。
ここでモ人乗客は入れ替わり、日本人追加搭乗。
ダイブクルーズや、トローリングではなく、ガーフのリゾートに遠路はるばるってのは、よほど素敵なリゾートがあるんだろうか?
再び離陸し、水平飛行に入ると、グアバジュースと水と、両方をくれた。
それにしても、進行方向右側の席は、左側よりビューが劣ると思う。

今後は左側だな。


SQ461 マレ12:55 シンガポール20:45
国内線はちょっと遅れて着いた。
シンガポールゆきのフライトまで、2時間を切っている。
数十メートル先の国際線ターミナルまで移動して、ULで帰る皆様にさよなら。

チェックインカウンターに着くと、めずらしくガラガラだった。
ちょっと遅かったからかな。
いや、乗ったら機内もガラガラだった。

真昼のマレ。
離陸すると、島々が超キレイ。
老舗のクルンバ・ヴィレッジ。


続いて、これまた老舗バンドスとクダバンドス


缶詰工場があるヒンマフシ。


ギリフシとタンブルドゥー。

なんでも、ギリフシは、前大統領が、昔、水中会議をやったところ。
そーいえば、そんなニュースを、何年も前に見たことがある。

手前から、リゾートのドンヴェリ、クダフラ、ローカルアイランドのフラ島、そしてクラブメッド・カニフィノール。


高度がどんどん上がって、雲が邪魔をしはじめる。
ローカルアイランド、トゥルスドゥと、ヴィリギリなんたらと、ディフシ…。
いちばん彼方に見えるのが、ミールアイランド&スパ。


そして、さらに高度が上がり、ラグーンの見え方ももよもよしてきて…

島に見えるのは、サンアイランドことアスドゥらしい。

結局、ミールアイランドのあとは、青い大海原。

ミールアイランドが北マーレ環礁最東端というので、納得。
この間、わずか4分。
でも、たった4分でも、命の洗濯。

水平飛行に移ったら、アジアンベジタリアンとタイガービール、フォースの覚醒を見て、おやすみなさい。



SQ636 シンガポール22:40 羽田06:15
マレからのフライトは、チャンギのターミナル2のすみっこに着いてくれた。
さらに、ターミナル3へのスカイトレインとは反対側で、連夜のジンベエ夜更かし後で消耗。
ターミナル3に着くと、出発まで時間はあるが、免税には見向きもせず。
都合のいいソファに目をつけたが、ミネラルウォーター買いにいっているうちに埋まってしまった。

羽田便は満席。
機内食は、ベジタリアン・サウザン・インディアンミール。
サパー。

美味しくない。
バカルディを7upで割ってもらったが、どんだけ濃くした?ってのが来た。

ブレックファースト。

やはり美味しくない。
もうサウザン・インディアンはやめとこう。
インド料理、南より北がおいしいのは知ってたのに失敗した。

土曜早朝の羽田。
ジャバラのところで超寒い。
さあ、テキパキ動かないと。
那覇への乗り継ぎが待っている。

ガーフ&アッドゥ満喫の旅 2016(6)2016/3/10 ガーフ環礁3日目

2016-04-07 09:49:46 |  ダイビング
あっという間の最終日。
しかもあしたのフライトが早くて、1ダイブだけ。

Vilingili Kandu
貴重な1本は、ヴィリギリ・カンドゥ。

本日のガイドは真さん。
真さんは去年、ヴィリギリでカジキを当てたとのことで、期待大!
1ダイブしかガイドしてもらえないのが残念。

早朝ダイブ、まずはグレーリーフシャークが1ダースほど、活発に右往左往していた。
そして、何か捕食をはじめていた。
その後、根待ち。
アイランドサファリロイヤルって、あんまり根待ちしないので、由緒正しきサメ待ちにうきうき。
ただ、モルディブの法律や、エンリッチやらで、30メートルの制限が邪魔をして、かぶりつきで見られるポジショニングは無理。
だから、あえてブルーウォーターの道をとるのかもしれない。
30メートルぎりぎりのところだって、根の少し内側になってしまうのが残念。
でも、待っていたら、次から次へとグレーリーフシャークが現れて…
腕を伸ばせるだけ伸ばしたって、思うような写真は撮れない。
でも、グレーリーフの群れを見れば、アドレナリン放出だ!








チャネルに入る手前で、コラーレバタフライフィッシュの群れがいた。


結局、カジキに出会うことなく、15ダイブ完了。
来年に期待。

7時半すぎにはエキジット。
なんかとっても物足りないけれど、器材は余裕で乾く。
1日ぐだぐだ過ごし…
午後から、島上陸企画もあったが、去年も行ったしー、暑いしー、って感じで、私は船でぐだぐだ。

ラストナイトは、恒例のガルディアの夕べ。
今年はこれで食べおさめであろうガルディア。
苦手な人も多いようだけれど、私はけっこう好き。
今回は、出発前の風邪で、不適切にロキソニンからはじまり、売薬漬けになったがために、なんとなく胃の調子が悪く、幸か不幸か、暴飲暴食回避。
このまま胃縮小してくれたらいいなぁ。

そして、今宵も9時をまわったら、ジンベエがやって来た。
きょうも小柄なジンベエ。






もう1匹登場。


さらに別ジン。

でか。
この、茶色いペイントっぽいのつけた子、前にも見たことあるかも。







きょうも都合3匹。
でも、今夜は、海に入る人は、2~3人しかおらず、私も船上から観察。
また来年もあることだし!?

ガーフ&アッドゥ満喫の旅 2016(5)2016/3/9 ガーフ環礁2日目

2016-04-06 11:26:02 |  ダイビング
ダイビングも早4日め。
きょうも4ダイブ。
きょうのイベントは、昼カジキ、夜ジンベエ♪
…のはず。

1st dive Vodamula Kandu
ヴォダムラ・カンドゥ。
けさもまた、すべてが遠い…。




カベがどーん。

ハンマーヘッドずきのしそうなドロップオフだけれど、いない…
カジキもいなかった。


2nd dive Nilandhoo Kandu
ニランドゥ・カンドゥ


オーバーハングぎみのところに、カッポレが群れていた。

ギンガメのような愛くるしさはないが、私にとっては珍しめの魚。
あらら、本日のガイド、的場さんに婚姻色。

サカナにしても、カメにしても、だいたいガイドさんをストーキングする。
やっぱりいちばん海に慣れ親しんでいる人を選ぶのだろうか。

あとは、またすべてが遠いんだよぉー、と心の中でクレーム。








カジキに会えぬまま、チャネルへ突入。
チャネルの中に入ると、小さなコーラルがはびこりはじめ…。


サンゴの斜面を左手に、の、もう見慣れた景色。




チャネル内のサンゴは、皆、潮通しがよいだけに生き生き。


でも、潮通しのよさゆえに、大きくなれないのかな?






3rd dive Nilandhoo Kandu
ニランドゥ・カンドゥふたたび。
デジャヴ?
じゃなくて、単純に、さっきのダイビングとなんら変わらない…。
同じポイントだから仕方ないけれど…。



おかしいなー。カジキに会うはずだったのに。














4th dive Boudu House Reef
本日のラストは、ボドゥ・ハウスリーフ。
昨年、盆栽アイランドと呼ばれていた無人島の島回りだけれど、かわいらしいポイント。
いきものも、かわいらしいサイズのものが多い。
アカメハゼ。


イソハゼの仲間、ホワイトラインピグミーゴビー。


シロオビイソハゼ。

なんでイソちゃんたちは、みんな後姿なのー!?

ところどころ、スカシテンジクダイパラダイス。


カーディナルフィッシュ系多数。
ヤライイシモチの仲間、Toochy Cardinalfish。


フラジャイルアポゴンっていうの?たしかに虚弱そう。


ベンガルスナッパーの群れ。


ミズタマハゼのペアは、終始くっつきっぱなし。




ミカドチョウチョウウオyg。


このさか立ちようは、どう見てもクラカオスズメダイの仲間。


イロブダイyg。


エキジットしたら、本日も素晴らしいサンセット。




盆栽アイランドで、たわむれる人びと。



結局カジキには出会えず、これといった大物不在のまま、この旅のダイビングも、明朝の1ダイブを残すのみ…。
あせる。

今宵は盆栽アイランド前で停泊。
ジンベエ待ちの夜。
先週の航海では、ついにジンベエは現れなかったそうだ。
去年、ナイトジンベエを十分すぎるほど満喫したので、ナイトジンベエは、今年も来てくれればいいなぁ、と余裕で構えていた。
でも、来てくれれば、やはりテンションあがる。
今年の子は、小柄でかわいい。



船上からの観察では物足りないので、やはりスノーケリング。


















動画をキャプチャしたほうがキレイ。






真夜中まで、ジンベエとのひととき。
だから、やっぱり、ガーフはやめられない!