くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

沖縄本島2019年6月編 6月23日(日) 大雨の那覇→雨の恩納村

2019-08-08 22:55:05 |  旅のグルメ
Kinjoのチェックアウト時間は午前10時なので、アラームもかけずに寝ていたら…
ザーーーーーーーーーーーー。
あまりにも雨音がうるさくて、目が覚めた。

時計はまだ午前6時台。
どんだけ降ってんのー?と、カーテンをあけたら、ベランダが水深3センチくらいに水没している。
今回は、最上階の、しかも角部屋だから、雨音も雨量も、とりわけすさまじいのだろう。
とにかく外に出たくない。
ここ、Mr. Kinjo Violette東町には、朝食サービスがない。
せっかくKinjoにはチンも冷蔵庫もあるのに、きのうコンビニで朝食を買わなかったことが悔やまれる。
空腹でもチェックアウト時間の10時まで蟄居することにして、グッドモーニング見て、なつぞら見て。
その間、雨は強くなったり、弱くなったりを繰り返し。
10時になって、いやいやチェックアウトして、外に出たら、幸い、小雨模様。
だけれど、歩き出したら、レスミルズコンバットのジャンプしすぎで傷めた足が、超痛い。


パンドカイト
足が痛いけれど、雨が弱まっているうちに、がんばって大好きなパン屋、パンドカイトへ行こう。
あしたから朝食なしの「なかどまイン」スティなので、パンを仕入れておくのだ。
5-6分で店に着くと、どれもこれもグッドルッキングなパンが並び、雨空も足の痛さも一瞬忘れる。
もう、どれもこれも、目が欲しがってたいへん!





この時節柄、カビないかと一抹の不安を覚えつつも、誘惑に打ち勝てず、10個購入して、楽しみ〜♪

店を出たら、傘をささなくてすむ、ポツポツ程度になっていた。
時計はまもなく10時半。
もうきょうは朝食ぬきにして、ランチはトンカツにしよう。
だって、きのうのランチで行った「マンジャーモ」が入ったビルの2階は「豚々ジャッキー」というトンカツ屋さん。
ジャッキーステーキハウスからほど遠くない立地で、ブタもジャッキー?と思いながらリサーチしたら、高評価の店で、これはスルーできない。
ワークアウトができない今、ガッツリ食べている場合じゃないが、朝食べてないし、

那覇オーパで時間をつぶして、11時半、開店早々の店へ。


豚々ジャッキー
豚々ジャッキーに向かう頃には、再び雨がしとしと。

まずは1階の「マンジャーモ」に、本日貸切的な貼り紙がしてあって、きのう来て正解ーーーと思ったりする。
さて、ビルの奥にある階段をあがる「豚々ジャッキー」だが、階段の下には、まだ「準備中」の札。
えーん、嘘でしょ!?
でも開店11:30だし、時計は11:35だし、上がってみよう。
で、階段上がって店に入ると、開店から5分ほどなのに、テーブル席はもう、ほぼ埋まっていた。
カウンター席にかけたが、カウンターもまもなく埋まり、12時前にはウェイトの人びとで、超人気店。

さて、かんじんのオーダーは、

迷わずロースカツ!!
アグーと行きたいところだけれど、そんな余裕はない。


美味しそーーー!

食べやすいカット。


見た目どおりのおいしさ。
このあとの天気予報は大雨だけれど、今はおいしいから幸せ。
と思ったのも束の間、ごちそうさまでした、と店を出ると、予報どおり雨足が強まっていた。

でも、恩納村入りする前に、mic21で調達しなければならないものがある。
普段なら歩くけれど、足は痛いし、大雨だしで、珍しく、ヘイタクシー!
とまりん前で落としてもらって、信号渡ってmic21までの間、泊港界隈、強風と豪雨に半泣き。

今夜、こんなんで潜るんだろうか!?
そもそもきょう、ダイビングサービスは昼は北部に行っているというし、恩納村界隈では潜れないはず。
潜れるとこ、ないよね。
うん、ないはずだ。
雨風に打たれ、さらに足の痛さとで、すっかり心は折れた。

micで必要なものをゲットしたら、とまりん前から路線バスでちんたら恩納村に行こうかしら?とも思うけれど、また豪雨の58号を渡る勇気がなく、mic前のバス停から旭橋に戻り、高速バスで石川へ移動。


なかどまイン
なかどまインに着くと、「残念ながら、ずっと雨の予報ですね〜」と、おじさん。
夕日に染まる、打ちっ放しの壁の部屋でオリオン飲むのを楽しみににてたのにー。

もらったキーは、210号室。
「我空我空」側じゃない方にある棟で、はじめてだ。
でも、中はやっぱり、なかどまイン。












ベランダも、この天気じゃ、今回は用なしだけど。

やっぱり、なかどまインは、なんかいい。
この部屋、「メェェ〜〜〜、メェェ〜」階下から、ヤギの鳴き声が、ひっきりなしに聞こえるけれど。


さて、時計は14時20分。
きっとナイトは中止に違いない。
足も痛いし、少し横になろう…
でも、あしたもあるし、昼寝はカメラのセッティングしてからね。
と、カメラのお世話を始めたら、ナイトのお迎え時間の連絡が…

ピックアップは午後8時。
時間はたっぷりあるし、潜ればきっと楽しいさー、と気を取り直して、しばし昼寝。
ヤギの鳴き声を聞きながら、うとうと。

出かける前に、パンドカイトのキッシュをぱくぱく。

けっこうボリューミーなので、きょうの夕食はこれだけ!

薄暗くなって、雨も小降りになった。
なんとかこのままで!
暗い空から降り注ぐ雨の下、ウエット脱着とか、絶対にいやだ---!
まだまだメェメェ、ヤギの鳴き声を聞きながら、なかどまインを出発だ。

沖縄本島2019年6月編 6月22日(土)那覇、旭橋駅界隈食べ歩きログ

2019-07-18 21:08:28 |  旅のグルメ
ここ数年、毎年6月に梅雨明けの沖縄に来ている。
ことしも梅雨の東京を抜け出して、沖縄で夏先どりさ~♪
と思っていたのに、現実は、梅雨末期の大雨の沖縄( ;∀;)

6月22日土曜日、夏至。
午前4時に起きれば、もう明るい東京の朝。
羽田空港ゆき始発の京急に乗るために、品川までてくてく歩き、ANAにチェックイン、さっさと保安検査場を通過して、パワーラウンジに入ったら、弱々しい朝の太陽。

これから5泊6日の沖縄本島だけれど、天気予報はずっと雨。
しかも予報は、大雨だったり雷雨だったりするので、休暇はじめとはいえ、浮かれた感はまったくない。

まずはパワーラウンジの、朝だけクロワッサンサービスで腹ごしらえ。

キャリアのラウンジとはちがって、ビール有料なので、トマトジュースとラテでヘルシーに。

お皿の用意もなく、なんだかなぁ…と思いつつ。

1個じゃ足りないねと、おかわりに行ったら、紙皿があった。


那覇に着くと、午前11時すぎなのに、暗いこと!
そして、予報どおりの雨、それもザーザー降りだ。

今回も、旅の目的はダイビングだけれど、おいしいものを食べる、ってのもある。
きょうはゆいれーる旭橋駅近くの「Mr.Kinjo Violette東町」で1泊して、あした午後からゆっくり恩納村に移動するので、那覇食べ歩きにも十分な時間があるのだ。
那覇空港にだって、「空港食堂」「ポークたまごおにぎり」と、ウィッシュリストに入っている店があるけれど、きょうはあんまり沖縄らしくはないけれど、念願のイタリアン「マンジャーモ」に決めている。


マンジャーモ
58号泉崎交差点からたまたま久米大通りに入ったとき、かわいいマンボウが目に飛び込んできてひとめぼれしたイタリアンレストラン、マンジャーモ。

年始の与那国前に、ディナーでデビューずみだけれど、期待を裏切らないお店だった。
さっき、沖縄らしくないなどと言ってしまったが、県産魚だったり沖縄の食材を使っているので、土地の味覚が満喫できる。
とにかくランチのコスパが高いと聞いていたが、ダイバー的に、ランチタイムに那覇にいられる機会があまりないので、きょうこそは念願のランチ!

ランチメニューは3種類。

パスタセット1500円(前菜、パン、本日のパスタ、デザート、コーヒーor紅茶)
パスタセットにメインディッシュのついたボーノコース1900円
プレミア牛ヒレコースが2980円。
パスタセットでいいような気もしたが、せっかくだからとボーノコースにした。

前菜。


チーズ味のリゾットと。


ソフトサラミのサラダ。

最初っから、好きなものばっかり。

続いて、本日のパスタは、ボンゴレロッソ。

パスタがしっかりアルデンテでおいしい。

パン。

おかわりできるということで、すすめられるままにしっかりおかわりして、おいしいオリーブオイルたっぷりかけて。

そして、いよいよメイン。
「マダイとイシミーバイのアンチョビバターソース」


どっちから先にいただこう?

マダイもハタ(イシミーバイはカンモンハタらしい。ああ、海にで会うあれね、と思いながら…)も美味しくて、どっちを最後の一口にと迷ってしまう。
白身魚バンザイ!

ドルチェは、ブラッドオレンジのソルベとブラウニーケーキ。








前菜からドルチェまで、どれもこれも、ひと口味わった瞬間に、にやける美味さ。

あー、マンジャーモ、大好き!



おなかいっぱい。
なんだけど…
Kinjoのチェックインは午後3時で、まだまだ時間があるので、時間つぶしにお茶でも。
でも、この界隈、時間つぶしによいカフェがないのが残念なところ。
でも、でも、あそこがある!


千日
先月の宜野湾からの帰り道、久米大通りに入ったところで赤信号。
道路横の店に目を向けると、ショーケースには鯛焼き!
そして、横のドアからは、午後3時すぎにもかかわらず、お店から出てくる家族連れあり、いそいそと入っていくこどもたちありで、人がぞろぞろ、店内には、テーブルが開くのを待っている人の姿も見えた。
これはかなりの人気店と見た。
店の名は「お食事と喫茶 千日」。
以来、気になってしょうがないので、同じ久米大通り沿いだし、雨も小降りになったし、この機会に行ってみることにした。


店に着くと、レトロな感じにわくわくする。




ここの名物は、ぜんざいらしいけれど、さすがにドルチェの下地がるので、いちごミルク氷@500円。
にしてみたけれど…
どーん!

そびえたつかき氷が登場。

お茶との対比で大きさを。

見た目だけでも幸せ、シンプルな味わいがおいしい。
イタリアンの凝ったデザートもよいけれど、この氷といちごシロップと練乳だけで勝負できる和のシンプルなうまさ。
なんといっても、食べ始めの氷のふわふわ感がたまらない。

店頭の丸っちい鯛焼きは、秋冬のウィッシュリストに。





ピパーチキッチン
午後3時にKinjoにチェックインしたら、こんどは夕食の心配を。
せっかく旭橋にいたら、ジャッキーステーキハウスに行きたい気もするが、イタリアンとかき氷の蓄積は大きい。
傘がいらない程度の雨なので、新規開拓することにして、単純に、「旭橋、定食、おすすめ」でググる。
そして、☆が多く、定食というくくりにはおしゃれすぎる西町の「ピパーチキッチン」を発見。




入ってみれば、すっきりしていて、かわいい店内。




そして、オーダーは、この店のオリジナル「イカライス」。
スープつきの900円。

タコライスならぬイカライス。
イカが入っているのではなく、タコライスに対抗してのイカライスというネーミングだそうで。
県産鶏のミンチと、グリーンカレー風味、お野菜たっぷり、ゆで卵も乗っていて、栄養バランスもなかなかよい。
正直、おなかはすいてはいなかったけれど、酸味とスパイスが効いているので、食のすすむ味で完食。
夏にはぴったりの、さっぱりめの風味。

ピパーチキッチンは、創作沖縄料理屋ってとこかな?
県産魚のソテーだとか、トマトと焦がしチーズのハンバーグにも未練があるので、あと2回は来る!


さて、あしたは午後から恩納村に移動して、ナイトダイビングからスタートの予定。
でも、天気予報は…雨。
雨のナイトはいやだなぁ。
ワークアウトで痛めた足が痛いし、なんとなく気乗り薄なダイビング前夜。

徳之島〜鯨見転じて食べ歩記(4)2018/1/28-31

2018-05-03 17:41:31 |  旅のグルメ
1月31日、水曜日、帰る日。

ピーターパンふたたび
まだまだ真っ暗な午前6時半、ふたたびピーターパンへ。
日の出前、街灯はあるけれど、本当に暗い。
暗い川にかかる橋を渡って、車もほとんど通らない道をとぼとぼ。
ピーターパンに着けば、灯りこうこう、早くからパン買い求めに来る人もいる。
けさはサンドイッチと、

どうしても、生クリームの誘惑に勝てない弱い自分。

サンドイッチの高級ってのがご愛嬌だけど、コンビニの三角サンドとは違う、温かみのあるおいしさ。

かんじんのクジラサーチクルーズは、海況良くなく、きょうもお休みが決まり、海夢居の鈴木さんにロビーまで精算に来ていただいた。
午前だけ、午後だけも可能な料金設定と、スイムを希望した人が、海に入るチャンスがなかった時は、クルーズ代だけとか、ありがたい。
徳之島のクジラの傾向について、いろいろ話を聞いて、来年も来ることに決めた!


昼は「心を込めて営業中」の看板にひかれて。
「大海軒」のちゃんぽん

おすすめはちゃんぽんとのこと。
赤と白があって、辛めの赤ちゃんぽん700円。

魚介の旨みがしみ出たスープがおいしい。
白ちゃんぽんもいつの日か。


スーパー「ダイマル」に寄って、徳之島みやげではなく、自宅用に、「かねよ 山吹麦味噌 」354円。

関東ではあまり馴染みがない麦味噌だけれど、つぶつぶが見えておいしそうな鹿児島のお味噌だ。
(実際、おいしい味噌汁ができた!)


亀津中央バス停 →徳之島空港
15時すぎに、ホテル最寄りのバス停「亀津中央」から、路線バスで空港へ。
道中、町あり、サトウキビ側あり、海ありの約50分。




空港に入ると、木彫りの牛。







徳之島の牛、見たかったな。


徳之島空港 レストランブルーマリン
出発まで2時間弱あるので、空港のレストランに入り、黒糖ケーキとコーヒーのセットでフライトを待つ。
この黒糖ケーキ、あなどれないおいしさだった!

入ってよかった。


JAL3798 徳之島18:00 鹿児島18:55
鹿児島に戻る便が入ってきたら、出張中ふうのおじさんたちが、「ジェットじゃん!」とざわざわ。

最前列の窓側にかけたけれど、すぐに日没。


エアポート「山形屋」の「焼きそば」
鹿児島着いたら、いよいよこの旅の最後の晩餐!
到着時から気になって仕方がなかった、山形屋の焼きそば。700円。
ショーウィンドウでも一押しメニューだし、三杯酢でどーぞ、というのも良さそう。
ここの焼きそば、口コミ評価高めだし、鹿児島のソウルフードらしいし、これは行っとかなくては。

分殺で出てきた焼きそば。
多大な期待を胸に、ひと口。
特にこれといったインパクトはない。
辛口評価のコメントも、ところどころで見受けられたのがわかる気が。
食感は良いのだけれど、風味が漠然としているのだ。
そこで三杯酢をかけて、はじめて味に趣きが出てきた。
具、多めなところが○。


JAL654 鹿児島20:30 羽田22:00
こうして終わりを告げたクジラ旅第一弾。
3日ホエールサーチ船に乗るつもりだったのに、1日だけだったので、ゆっくりしすぎるほどゆっくりできた。
本来の目的は果たせなかったけれど、徳之島のホエールウォッチングがどんなものかもわかったし、行ってよかった。
1月は南下くじら、3月は北上くじらで先を急いでいるらしいので、中間とって来年は2月かな?
冬のモルディブなんぞ、忘れそうな勢い。

徳之島〜鯨見転じて食べ歩記(3)2018/1/28-31

2018-05-02 11:21:19 |  旅のグルメ
1月30日、火曜日、ホエールサーチクルーズの日。

出かける前に、きのう買っておいたピーターパンの紅芋パンに、

塩パンで朝食。



ホエールサーチ午前の部
ホエールサーチクルーズに乗船する方々の多くは、徳之島在住だったり、超長期滞在のよう。
クジラ船というものは、「荒れる海原に船を出せー」なイメージがあるが、けさはずいぶんと穏やか。






ちょうどフェリーが入ってきたら、みんないっせいにスマホを向けるので、便乗。


久米に比べれば、冬の海でも、超楽だ。
それに、こんなに町の近くでホエールサーチできるなんて。
でも、ブローひとつで終わった午前中。

ホエールスイムもしたいゲスト2人を残し、皆、午前中で終了。


秋葉神社参拝
午前中の不発ぶりで、午後はもう神頼み、お参りに行くことになった。
海の神様、金毘羅さんが祀られた秋葉神社。

パチパチ、「クジラに会えますように。」


リーフバーガー
お参りのあと、午後も乗船する組でランチへ。
秋丸商会の前にあるバーガー屋で、きのうはお休みだったけど、気になっていたお店だ。


期間限定「徳之島バーガー」にしてみた。
徳之島キャベツに、チューリップのポークに、目玉焼き。
ハンバーグパテが食べたい気もするが、おとといからミンチミンチした食が続いているので、ちょっと趣きを変えてみた。

おいしそ〜!

春キャベツたっぷりがうれしい!
ポテトにコーヒーつけて840円。
ご家庭ふうの味わいが、よいわー。


ホエールウォッチング 午後の部
船に乗る前に、「マリンサービス海夢居」のある丘から海の様子をチェック。

「あ!上がった!」
午前中、あんなに苦戦したのに、すぐにブロー発見。
神社の御利益絶大!

朝の青空はどこかに行ってしまったが、なんとなく神々しい。


で、クジラは…

いたけれど…

すぐに引っ込み…


が、スイムのチャンスも来た!
海に入るが、うっすら。
それでも少ないチャンスを有効に活かしてくれた海夢居の鈴木さんに感謝。
冬なのに海は真っ青で美しかった。


トロピカルジュニア
レクストン前の横断歩道を渡って、そのまままっすぐ進むとつきあたる、ゾウガメのロゴが気になる店、「トロピカルジュニア」。

一見、スナックふうだけど、ググッてみたらレストラン。





タコライス700円。

甘辛ソースが効いていて、これまたおいしい。

あしたの最終便で島を出る。
あしたも予報によれば、海況悪そうで、海に出られなさそうっぽい。
今回のくじら旅は残念な結果になりそう。
でも徳之島、クジラサーチが島まわりで安心な感じがするのもいいし、食べ歩きも楽しいし、また来ればいいや。




徳之島〜鯨見転じて食べ歩記(2) 2018/1/28-31

2018-05-01 15:47:40 |  旅のグルメ
1月29日、月曜日、徳之島2日め。
午前7時前、まだ暗い中、朝食にパンを求めて散歩に出た。
「徳之島、パン屋」でググッて見つけた店をめざして、Google Mapのナビだよりで歩くが、たどり着いたらそこにパン屋はなかった。

レクストン界隈にはコンビニはない。
ホテル前の横断歩道を渡るとほっかほか亭があるが、9時から。
朝食がGETできる店はなく、ジョイフルのレクストン宿泊者用メニュー、豚汁定食520円をいただく。

明るくなったので、ホテル裏へ海を見にゆく。
道端、歩行補助具をつけた犬が、クンクンやってた。
しんどそうだなぁと思ってみていたが、突然、元気よく、ものすごいスピードで走り去っていった。
なんか元気もらった。

堤防登ると…、どよーーーーん。

寝てたい気分にさせる海の色、空の色。


ここからは、そんなに荒れてなさそうに見えるけど、外海はヤバいらしい。
結局、本日のホエールサーチクルーズは出ないことに決定!
奄美群島のホエールウォッチングは、風速だったか、波の高さの予報で、しっかり制限があるらしい。
残念な気持ちとほっとした気持ち半々。
さあ、きょうは、終日昼寝デーだ。
とはいえ、時間になればおなかもすくわけで…


ランチは...
飲喰堂 一味
きのうスーパーにゆくとき、気になった看板。

イメージはエスニック居酒屋。
なんの店?と思ったら、ネットによれば中華、でもなんでもありらしい。

入ってみると…
カウンター見て、あれ?なんの店だろ?


メニューぎっしりに圧倒される。


そして、さまざまな昭和テイストなポスター。




短冊形のメニューを眺めて悩んでいると、メニュー出されて、ますます悩む。




牛豚優先で、サテや焼き鳥以外、鶏はすすんでは食べないのだけれど、鹿児島にいる以上、一度は食べなきゃと思った名物鶏飯にチャレンジ。

さっぱりしていて、お肉もやわらかくて、おいしい。
また食べたい。

スーパー秋丸商会の隣の一味、なかなか素敵な店だった。



ピーターパン
一味を出た後、散策開始。
朝、見つけられなかったパン屋「ピーターパン」を発見。
移転したのかな?


中に入ると、菓子パンや惣菜パン、多くは売れたあとだった。
あしたの朝食用のパン買う。
ついでにおやつにクリームの入ったパン。
町のパン屋さんの、手作り感ある味で気に入った。


サンバーガー
ピーターパンを出てちょっと歩いたら、またまた気になるお店を発見。
ハンバーガーとクレープのお店。
キャンドゥや「大丸」を冷やして、いったんホテルに帰ったあと、夕食のために出直してきた。


手作りハンバーガーなのに、財布に優しいお値段。
サンバーガー300円とポテト160円にした。


優し気なシニアのご夫妻のお店で、オーダーしてからパテを焼いてくれる。
待つこと数分。


何も言わなかったら、テイクアウトになってきたので、冷めないようにホテルまで、徒歩5-6分のところを走って帰った。





やわらかいバンズ、パテにトマトとレタス。
シンプルな和製ハンバーガーに、ほっこり。


朝から、ホテルを出たり入ったり。
ホテルからせいぜい800メートルくらいの範囲をぐるぐる歩いただけだけれど、食といい、町並みといい、徳之島にある、古き良き地方都市の感じが、なんかいい。

あしたはホエールサーチ、催行されそう。


徳之島〜鯨見転じて食べ歩記(1)2018/1/28-31

2018-04-30 15:59:48 |  旅のグルメ
ことしのクジラ第一弾は、徳之島。
「ホエールスイム」でググったら徳之島がヒットして、即、徳之島ゆきを決意。
サービスとフライトとホテルと年休確保したら安心してしまい、あとはロクに下調べもしないまま出発日。

1/28(日) JL643 羽田08:10 鹿児島10:10

ホエールスイムは、土日は混んでいて予約がとれず、月曜から。
なので日曜出。
先週月曜に降った雪がまだ溶けない、この凶悪な寒さゆえ、上空から眺める富士山の美しさは格別。

で、鹿児島に着いても摂氏2℃…
しかも氷雨。

鹿児島空港
トランジットに3時間50分もあるので、用もないのに1階到着ロビーに出て、さつま揚げのショーケースに出会ってしまった。
「揚げたて」の札と、次から次へと補充される、まだ油したたるさつま揚げ300円/枚。
けっこうするなぁ、それにANAフェスタごときの、と思うけれど、「揚げたて」にはかなわない。
パクっとたいらげ、気休めに、2階ファミマで、内臓脂肪を減らすガセリ菌ヨーグルトをGET。
土産物屋は、どこを見ても「西郷どん」便乗商品一色。
お菓子もグッズも、ぜーんぶ西郷隆盛デザイン。
前から西郷どん系はよく見たが、さらにパワーアップ。
2階ベンチでヨーグルトを食べながら見上げれば、3階展望。
天気悪いし、と思いつつも、ヒマすぎてデッキに出てみる。

が、寒すぎて、即退散、3階レストラン街をぶらぶら歩いてみる。
マッサージ店なんかもあって、ぐるりと一巡したが、どこも閑古鳥。
さつまあげでおなかはすいていないのに、どこも黒豚メニューの誘惑。
中でも、黒豚メンチカツに歩みが止まる。
1380円!
東京でもランチは1000円以内に押さえたいのに、空港値段といっても、トンカツじゃなく、メンチカツ定食に1380円は…
でも、高いだけに、上ものメンチカツかも。
気になってしようがないので、食べログ、Retty、TripAdvisorをチェックすると、キッチンさつまは高評価。
迷っているうちに、「徳之島ゆきは使用機材の到着遅れにより50分遅れ」のアナウンスも流れてきたので、時間つぶしもかねて、いざメンチカツ。


鹿児島空港 キッチンさつま 黒豚メンチカツ定食
昔のデパートの食堂を思い起こさせる店内に入り、メニューを見るまでもなく、「メンチカツ定食」をオーダー。
最初に玉子スープ。これは普通。


そして、どどーん。180グラム!

おいしい!
なんか、今まで食べてきたメンチカツとは一線を画する、とても品のいい味わいのメンチカツ。
それでいて、懐かしい味わい。

税込1447円。


1/28 JAC3795 鹿児島13:15 徳之島14:25
徳之島ゆきは、45分遅れの14時発となった。

ずっと雲で下界が見えぬまま、着陸間際に見えてきた徳之島の海はエメラルドグリーン。



徳之島に降り立つと、鹿児島よりはずいぶんと暖かく感じる。
空港から、今回の宿泊先ホテルレクストンにある市内へは、路線バスで行く予定だったのに、このディレイでとうてい間に合わなかった。
インフォメーションで「レクストンに行きたいんですが。」、「バスは行ってしまいましたねぇ…次は18時ですねぇ…」
早起きで疲れたし、頭も痛くなってきたので、タクシー移動。
タクシーは、「ほぉねぇま~でぇ~~、ほねまで愛して…」なんて昭和の演歌をガンガンかかっていた。
空港近辺から、けっこう民家もあって、町である。

市内まで5450円、予定外の痛い出費。


ホテル レクストン徳之島


シングルルーム。
ドア側から。


ドア横に、クローゼット。


窓の方からベッド。


ライティングデスク。


バスルーム。


部屋の窓からのビューは、早稲田カラーの古いビル。ホテルの表は通り。


裏は海。


近くには飲食店も多く、スーパー「秋丸商会」やマツキヨもあって便利。


ジョイフル
ホテル1階には、ファミレス「ジョイフル」が入っている。
雨はやんだが天気も悪く、ぷち体調不良なので、初日だし、夕食はここでいいや。
スープバーつきにして。


ミンチものばっかと思うが、ファミレスならやはりハンバーグ。
安くてシンプルな「ペッパーハンバーグ」にしてみた。

ジョイフルのペッパーハンバーグはコスパ良しと、WEBでは超高評価。
別に普通じゃん、と思ったしだい。
でも、あわせて837円ならok。


黒糖焼酎 ときめきの島
頭痛いとか言いつつ、スーパー「秋丸商会」へビールを買いに行ったら、ふと目に止まったゴールドのカメ。


ピンクのボックスに、その名も「ときめきの島」www...

税抜き1239円。
寒いしビールやめて、土地の焼酎と行きますか。
720ml…。
25度だし、1日1合×3泊4日でちょうど4合ていどで適量?ということにして。




鹿児島でとれたお水「高牧の森の水」税抜き98円で割る。

ロックアイスも買って帰ったら、氷はホテルの自販機コーナーの製氷機でGETできることを後から知り、ちょっと損した気分。

サービスによれば、あしたのホエールウォッチングは、強風で中止かもとのこと。
頭痛いし、まあいいや。

シンガポールの1日(3)  ローカルフード~肉骨茶編(2011.1.15)

2011-02-16 22:55:27 |  旅のグルメ
シンガポールには、「松發日夜肉骨茶」という人気のバクテ店があるらしい。
疲れた体には、ハーブのきいたバクテがいちばん。
それにむこう一週間、ムスリム国のモルディブではポークにはありつけないので、ここはバクテを食べておこう。
VIVO CITYにもバクテ屋があったが、こぎれいすぎてバクテ屋っぽくないので却下。
松發日夜さんは、ブギス駅付近にあるらしいので、とりあえず、MRTでブギスに行ってみる。
でも、ブギスに着いた頃には、暑さと足の痛みで、松發日夜さんを探す気力は失せてしまっていた。
とりあえず、適当にぶち当たった店に入ることにした。

むむ、おいしくさいにおいがしてくる!と思ったら、ドリアンの山。



その他、南国フルーツ。
ドラゴンフルーツ。



マンゴスチンがネットに入れられて売られているのは新鮮な光景。



マンゴ。



バナナ…


このあたりの、やや猥雑な感じはアジアっぽくてよい。
性趣味という看板があり、adult shopと書かれていて失笑。

そして、折良くフードコートが目の前に登場。
アルバート・センター・フードコート。



フードコート内は薄暗く、清潔感はあまりないが、魅惑のローカルフードがいっぱいで、バクテへの気持ちがゆらぐ。
ローカルたちが食べている焼きそばとかが、妙においしそうにみえるのだ。
さらに…

魅惑の北京ダックとか…



さまざまな揚げ物とか…



パンダンとココナッツと黒糖のお菓子、オンデオンデとか…



マレー系ローカルフードのところにいくと、マレー語がいっぱい聞こえて来て、ほっとする。
コタキナバルにいるときだって、ローカルフードはチャイニーズ系メインで、あんまりマレーらしいマレーは食べないから、マレーにしょうかな、なんて思う。

でも、「肉骨茶」の文字をみつけると、やっぱりバクテ。
バクテには、塩ベースの白タイプと、醤油ベースの黒タイプがあるらしい。
コタキナバルで食べ慣れてるのは黒なので、黒がいいなあ。
みつけた店は、看板にマレーシアの地名である、IPOHの文字があるから、マレーシア風だ。



他のメニューもあるのに、ちょっと店の前で立ち止まっただけで、店主に「バクテ?」とたずねられ…。
私はよほどバクテを食べたい顔してるんだろうか?
まあ、食べたいんだけど。

スープとライスだけを注文。スープは黒く、内臓系は少なく、食べやすい。SG$4.50(約290円)。




さて、ごはんを食べたら、ジンベイスイムにそなえてシュノーケルを買わなくては。
私のダイコンは、もうレガシーデバイス化しているので、願わくばダイコンも欲しい。

またまたMRTに乗り、オーチャードで降りると、通りには、アイスクリーム売りのパラソルが、そこここに出ている。
さっき、ドルフィン・ラグーンで、マグナムを食べたばかりなのに、人だかりをみるとつい…。



たったのSG$1.00!64円くらい。
迷わず、ヤムいも味をGET!
パンにアイスをはさんだだけのもので、微妙だな、と思いつつも、おいしー!



グリーンとピンクのマーブル状のパンは、食パンぽい味わいだけどアイスと、あうなあ。
もうひとつ、ココナッツ味もいっときたいけどがまん、がまん。

ローカルたちとともに、横断歩道でないところで通りを横切り、ラッキープラザへゆく。
前は地下にダイビングショップが2件あって、そのうちの1件は、ダイコンやらウェットを、日本に比べて、破格のお値段で買えたし、日本ではメーカー出ししか方法がなかったSUUNTOのソリューションαのバッテリー交換が、その場で2500円くらいでできたり、便利だったのだ。
だけど、その店はみつけられず、もうなくなってしまったのかもしれない。
残っていたもう1件に入るが、品薄だった。
ダイコンも、期待するような商品はなく、つまらない店だったが、またダイビングショップを探してさまようのも大変なので、とりあえずシュノーケルは、ここで、あるもの中から買うことにした。
最近のダイビングといえばクルーズ続きで、スキンダイビングができる機会はめったになく、シュノーケルをほとんど使わないので、シンプルな安いものでじゅうぶん。
クレッシーか、ブッシャーか、はたまた、名もないやつか。
いろいろチェックしていたら、店の女性に「使い方は知ってる?」と聞かれた。
脱力したが、ドライスノーケルだの親切に説明してくれるので、知っていても、知らないような顔をして、一応、ふんふんと聞いておく。
ドライスノーケル以前からダイビングをしているので、私にとって、水が入ることは普通なので、ドライである必要はない。
ディスカウントもまあまあで、ブッシャーを、SG$45、約2900円強でGET。
同じ品が、日本のディスカウント店より、1000円は安く買えた。
これで、軽器材3点セットは、すべてNEWになった。
しかも、みんな黒。
ダイビングはじめるときに用意した7点セットは、迷わずピンクだったのに、行き着くところは、黒なのだ。

ラッキープラザを出て、オーチャードを歩いているうちに、足の痛さはピーク達した。
オーチャードでは、KINOKUNIYAあたりで、Keith Richardsの「The Life」を買い、HMVあたりでマレーシアのオルタナティブ系グループのCDを買い、どこかサーフ系ショップで、スイムウェアとボードショーツを買い、ちゃんとしたサロン、願わくば青山でお世話になっていた「TONI&GUY」のシンガポール店でヘアカットすることをもくろんでいたが、時間も体力もあるのに、足が、もう空港へ帰って休もう、と言っているので、オーチャードを撤収することにした。
まあ、モルディブがえりにも、12時間あるから、また寄ればよいか…。

最寄り駅にむけて歩く通りぞいの商業ビルは、来るチャイニーズニューイヤーにむけての飾りつけでキンキラキン。





MRTのオーチャード駅の次は、サマーセットなのに、「たしかもうちょっと先に、こんな店が、あんな店があったよなぁ…」と思って、漫然と歩いているうちに、サマーセットを通り過ぎ、イメージする店が見つからないまま、ドービーコートに到達。
足はますます痛いが、2駅歩いてしまった。

チャンギに着くと、ターミナル3地下のスーパーを楽しむ。
ブーツをピックアップし、ターミナル2にスカイトレインで移動。
超感じの悪い、インド系出国審査官の女性からスタンプをもらい、ばいばい、シンガポール。

さて、足は痛いのに、ターミナル2の免税をくまなくチェック。
ビラボンはあるが、シドニーやオークランドのように、QUIKSILVERもあればよいのに。
いつも愛用している本屋を見るが、ここにもKeith Richardsの「The Life」はなく、「Asian Diver」も今回はなかった。
Nikeやリーバイスは、すぐに声をかけてくるが、最近、コスメ系は、前ほどうるさく声をかけないようだ。
大好きなクエ屋の、Bengawan Soloで、オンデオンデを1パック買っておく。
そして、アンバサダー・トランジットホテルのところにある美容院兼マッサージにゆき、カットをしてもらう。
カット、けっこう時間がかかるなぁ、と思ったら、今回も、「髪、多いね」と言われた。
その間、フードコートに設置されている、無料の携帯充電サービスにiPhoneを突っ込んでおいたが、思うほど、チャージ十分にはなっていなかった。それぞれ、iPhone用、ブラックベリー用などと書かれている。



そして、セブンイレブンで、ボディソープ、シャンプー、歯磨きといった液体類を買い、セキュリティー対策のスペシャルプラスチックバッグにシールをしてもらって、マーレゆきSQ452のゲートへGO!

ゲートで、しれっ~と荷物をスクリーニングすると、「ジャムが入っていませんか?」と指摘された。心の中では、「ビンゴ!」だが、「えっ!?あ!うわっ!そーいえば!」とわざと日本語で大げさにびっくりしてみて、ジャムを渡す。保安検査の係員のインド系女性は、しげしげとカヤ・ジャムながめたあげく、「So sorry...」の一言とともに、スチールのゴミ箱に、どっかーん。唯一の救いは、この人は、表情も、ごめんなさい顔をしてくれたことであった…。

そしてSQ452便登場中には、追い討ちをかけるように、またもアイスクリームが出たのであった。
えっ!?と思ったが、まあ、いっぱ歩いたしと、しっかりいただいた。
モルディブ着は22時10分。しばしの仮眠。



*** つづく *** 
長い前置きはこれでおしまい。次回から、やっと本題、モルディブです。

シンガポールでの1日(1) ローカルフード~カヤ・トーストを求めて編(2011.1.15) 

2011-02-16 22:51:55 |  旅のグルメ
シンガポール到着時刻は6:55。
まだ暗い。
そして、マーレゆきフライトの出発時間は20:40。
成田から、シンガポール18時着の、マーレへもっと乗り継ぎのよい便があるが、あえて半日トランジット。
目的はジュゴンに会うこと、ダイビング器材をみること、そして、できるだけ多くのローカルフードを食べること。

羽田からのフライトは、チャンギのターミナル3のいちばん端っこに着き、到着ホールははるか彼方。
急ぐこともないので、動く歩道で歩くことはせず、10分くらいかけて、ゆるゆる移動。
途中、トイレに寄って、半そでに着替え、足元はブーツからブーサンにはきかえ、シンガポールに入国。
シンガポールのイミグレーションには、いつもキャンディーがおいてあるので、グレープ味をいただくことにしているが、
アメちゃんを袋から出すか出さないうちに、入国手続き完了。

羽田での疲労感は消えていたが、これから1日じゃらんじゃらん。
デイユースのホテルもないし、スパにゆく予定もないから、ひたすら動く1日になるだろう。
翼をさずかりにコンビニに寄って、レッドブルをぐびっと1本。

日本でおなじみの紺とシルバーのカンと、こちらはシュガーレスの水色とシルバーのカンもある。



シュガーレス♪と思って手にとるが、レジの近くに、タイ系のクラシックをみつけた。
日本でも正規に販売されているオーストリアのレッドブルが、本家レッドブル、タイのは元祖レッドブルってとこだろう。
元祖には炭酸が入っておらず、悪甘く、いかにも興奮剤、体によくなさげなテイストである。
でも、やっぱり東南アジアにいるときは、元祖でょ!安いし。



元祖を飲み干し、ブーツはLeft BaggageにS$3であずけて、シンガポールドルを調達したら、MRTで町に出よう。

MRTのチャンギ・エアポート駅には、閑古鳥が鳴いていた。券売機に向かうと、2台のうち一方は、ひたすら路線図をのぞきこむドレッドの男性と、そのGFらしきコイルパーマの女性にはばまれ、もう一方は、日本人かチャイニーズか不明のアジア人のつるつる頭のオヤジが、シンガポールのコインと格闘中。各列1組だけなのに、列は停滞。この様子じゃ、みんな土地不案内なツーリストだから、私がきっぷを買うのには時間がかかりそう。まあ、まだお金を投入していないうえに2人分買うドレッド・コイルペアより、コインはもう出ているつるつる頭の方が早いだろうからと、つるつるの後ろに並ぶと、すかさずドレッドが振り向き、「シティホールにゆきたいんだけど」と尋ねてきた。なんか、一昔前のTRFのDJ KOOとダンサーを彷彿させる。たぶん私のことをシンガポリアンだと思っている。「あいにく私はローカルじゃなくてね。どれどれ!?」とのぞきこむと、なぜか瞬時に「CITY HALL」の文字が目に飛び込んできた。「ここ!」「サンキュー」と、他人の目的地はすぐに見つかったのに、かんじんの、自分が行きたいサマセットはなかなかみつからない。

せっかくiPhoneアプリで、MRT路線図をダウンロードしてあったのに、事前に、何色の路線かくらい、見ておけばよかった。
チャンギからは、緑のEast West Lineしかないから、まずはこれに乗って、サマセットは赤いNorth South Lineだから、緑と赤がぶつかるシティホールで、東西線から南北線に乗り換えて2つめね、結局、私も、シティ・ホールかぁ、と把握した頃には、電車が1本行ってしまった。きっぷは3ドル、190円強で、こっちの物価にしては高いなあ、と思ったが、うち1ドルはデポジットで、あとでリファンドするから、130円弱ってところだ。

チャンギからの電車は、東西線の支線であり、同じ緑の東西線でも、2つめのタナ・メラという駅で乗り換えなくてはならない。しかし、なぜだか、チャンギの次のエキスポ駅で、さっきのドレッド&コイルが乗ってきた。1本早い電車で去ったはずなのに、2つめと1つめを間違って降りちゃったようだ。何も、私とたまたま同じ車両に乗らなくても、真ん前にすわらなくても、と思うのだが、コイルと目があいがちな位置で、気まずいのか、ひたすらコイルは微笑みかけてきた。

チャンギからシティ・ホールまで11駅もある。タナ・メラまではガラガラだったが、タナ・メラ乗り換え後は、土曜日なのに電車はけっこう混んでいて、シティ・ホールまではずっと立ったままだった。


「るるぶ」による「6大ローカルフード」
旅行情報誌の「るるぶ」をして、シンガポールの6大ローカルフードは、「チキンライス」、「チリ・クラブ」、「フィッシュヘッド・カレー」、「ラクサ」、「カヤ・トースト」、そして、「アイスカチャン」。
どれもマレーシアのもんじゃん。
まあ、マレーシアから独立した国だからあたりまえか…。
そうは言っても、アイスカチャン以外は、いただきたいものウィッシュリスト入り。
(アイスカチャンは、かき氷にコーンが乗っているのに、どうしてもなじめない…。)
できれば飲茶、ハイティーもいっときたい。
でも、今回はお一人さまじゃらんじゃらんなので、チリ・クラブやいろいろつまみたい飲茶は現実的ではない。
モルディブにゆけば、毎日カレー♪だから、カレー系もパスしとこう。
それに、機内食で深夜のサパーと朝食をしっかり食べているので、そうそう入るわけでもなく、朝食は、軽めに(?)カヤ・トーストにすることに決めた。
カヤ・トーストは、単純にカヤ(ココナッツ)ジャムをぬったトースト。
カヤジャムは、マレーシアでも、スーパーやパン屋で、よく売っていて、おいしいし安いので、私は常備している。
きっとKKにもカヤ・トーストを出す店はあるにちがいない。
でも、私にとって、KKでの朝食といえば、ミースープ(汁麺)か、ブブール(粥)が主流なので、トーストはシンガポールで食べておこう。


キリニー・コピティアム(Killiney Kopitiam)
カヤ・トーストは、サマセットの「キリニー・コピティアム」と、チャイナタウンの「ヤクン・カヤ・トースト」という店が有名らしい。
どちらも、国内外に多くの店舗を構えており、ヤクンにいたっては、豊洲ららぽーとにもあるそうなので、キリニー・コピティアムにした。
実は、チャンギ国際空港の、第2、第3ターミナルのトランジットエリアとパブリックエリアにも、キリニー・コピティアムがあるが、空港というツーリストむけ空間ではなく、本場な感じを求めて、あえてサマセットまで足を運ぶことにした。情報は、本屋で立ち読みした「るるぶ」がすべてで、「るるぶ」のマップを凝視した記憶と、iPhoneのノートにメモした「Comcentre」、そして、「Eber RoadとKilliney Roadがぶつかるところを右」だけをたよりに店を探す。
Comcentreのコムは、きっとテレコムのことだろう。

サマセット駅の、エキジットAから外に出ると、通りを隔てて、SingTelの表示が目に飛び込んできた。
ケータイのローミングで、よく出てきた名前だから、これが、Comcentreなわけだ。
駅を背に左手にすすむと、ほどなくキリニーロード(killiney road)にぶつかった。
これを右に曲がればよいのだ。
るるぶには、サマッセット駅から徒歩5分と書かれていたが、そんなにかからない。



キリニーロードぞいには、2階だてがいっぱい並んでいて、カフェが多い。
そんな中に、「やあ、ミシュラン!」



と、ミシュランをすぎると、すぐにとりわけ混んでいる店があった。
それがキリニー・コピティアム。



店に入ったときは、満席。たまたま帰る人がいてラッキーだったが、その後も、ひっきりなしにお客が入ってくる。

待望のカヤ・トースト。
なんのしゃれっ気もないもりつけ。



開くとこんなん…。



カヤジャムにたっぷりバター。チープなおいしさ。

「るるぶ」には、コンデンスミルクが入ったコピ(マレー語のコーヒー)とどうぞ、と書かれていたが、私は、ミルクなしのジンジャーティーにした。



おお、これぞ私が求めていたジンジャーティーの味。
あまり甘くなく、ピリッとしていておいしい。
よく、アジアのスパで出してくれるタイプのジンジャーティー。
日本で買えるジンジャーティーは、いろんなスパイスが調合されていて、それはそれでおいしいのだが、ちょっとちがう。
日本の寒い、寒い、冬。こんなのをいつも飲んでいたい。
この店のワイヤレスで、きのうの夜からたまっていたメールをダウンロード、あとは、次の目的地、セントーサへの行き方をチェック。MRTなら、まずはハーバーフロント駅まで行けばよいということだけおさえて出発。「テーブルでいいよ!」と、店の男の子が遠くからジェスチャーで言っているが、キャッシャーにならんでいる販売品見たさに、フットワーク軽くみずから精算にゆくと、ジャムの瓶が並んでいるのを見て、どうしても欲しくなって1本買っとく。
トースト、ジンジャーティー、そしてジャムでS$8.00(520円弱)也。

サマセット駅へ戻りながら、小さなプラスチックバッグに入ったカヤジャムをとりだしてみてみると、微妙にベタベタしてる。たいへん!ただ、もっとたいへんなことにも気づいた。そういえば、私、今夜は飛行機に乗るんだった。キャリーオンしかないし…。ということは、液体にあたるジャムは没収の運命だよなぁ…。
あ~、やっちゃった。


*** つづく ***

KK食べまくり

2009-05-11 23:18:43 |  旅のグルメ
わずか2日の間でよく食べた。
なにしろKKの町では2泊だけなので、思い残すことは多いが、食べられるだけ食べた。

肉骨茶(バクテ)

最近、KKに来るとバクテばかり食べているので、バクテ以外のものを食べようと思うが、泊まったジェッセルトン・ホテルの対面に佑記茶室があるので、どうしてもスルーできない。今回はいつものこわもてばあさんがいなかったかわりに、派手なアラフォー女性が「マンゴプディン!3リンギット!おいしー!」と、マンゴプリンを売りにきた。この店でマンゴプリンが買えるなんて思わなかったので、ちょっとびっくりしたが、迷わず買った。ムシムマンゴ(マンゴシーズン)スペシャルらしい。写真の奥の方にある橙色がそれ。マンゴ果肉がたくさん入っているし、素材の味がそのまま出ていて、シンプルなおいしさだ。私はパティシエの独創的スイーツより、こういう自然な味の方がすきだ。そして食べはじめて思い出した。そういえば青果市場で買ったマンゴ一山がまるまる冷蔵庫にあることを。えーい、もういや。フレッシュマンゴは日本ではそうそう食べる機会もないから、食べられるうちに食べておこう、ということにした。さらに、この日もけっこう疲れていたが、バクテ後は、「さーて、もうひとジャランジャランするか」と思える回復ぶりだ。バクテは確実にリポDよりもきく。皆さんも、直行便で早く着いた日には、バクテを食べて体力つけて、翌日のマブールゆきにそなえるといいですよ。


マンゴ

KKの市場にも、その隣のフィリピノマーケットにも、緑のマンゴもオレンジのマンゴもならんでいた。緑の方がより甘く、繊維質が豊富だと思う。ただ、緑のマンゴは、表面に蜜がしみでやすくベタベタすること、熟れすぎてくると、ちょっとドリアンを彷彿させる強いにおいを発し、繊維質が歯に挟まりやすいので、あっさりしたオレンジのフィリピノマンゴーの方が扱いやすい。KKの市場で一山20リンギット、15リンギット、10リンギットの札がたっていた。一山はいらないなぁ、と思いながらオレンジのマンゴを凝視していると、その店のオバサンより先に、世間話をしていた隣の店のオバサンが、「さあ、どの山がいい?」ってせまってきた。「何が違うの?」と聞いたら、ふたりで「みーんな同じ。サイズだけ。大きいか小さいかだけよ。」といわれた。一番小さい山したが、それでもセンポルナで買うマンゴより大きい。朝な夕な、というか、朝な昼な夕なにマンゴを食べてた感じ。

クエ

マレー語は、「人はオラン、ごはんはナシ、菓子はクエ、魚はイカン、死ぬのはマテ」と、日本語との語呂合わせがよい。だからクエ(kuih)という言葉は、すぐに覚える単語だ。さて、このクエは、町滞在ならではの楽しみのひとつだ。パンダンリーフやココナッツフレーク、芋、豆、タピオカ、米、グラ・メラカ(パームシュガー)を使ったなかなかロハスな食べ物だ。美しくない盛り付けになってしまったが、左側から時計回りに、細長い緑色のがクエ・ダダール、黄色いのがクエ・ジャゴン(スイートコーンケーキ)、四角い緑と白がクエ・タラム、丸いのがオンデ・オンデ、ちまき型の緑と白がクエ・ロペスだ。緑はすべてパンダンリーフの色で、クエ・ジャゴン以外は、すべてこのパンダンとココナッツがなんらかかかわっていて、似通った味だ。でも、ひとつだけ選ぶことはできなかった。ちなみにクエ・ジャゴンは間違えて買ってしまった。なぜなら、コーンは天然の甘みは好きだけれど、人工的に甘く味付けしたのは大嫌いなのだ。子どもの頃、カールを食べなれていた私が、キャラメル・コーンをはじめて食べたとき、ゲッ!甘い!、と思ったトラウマからだろう。ショーケースの中、色がオレンジに近い黄色できれいだったので、「それ何?」とたずねたら、「ジャゴン(コーンのこと)」と言われたから、「じゃあノーサンキュー」といったのに、なぜか入っていた。昔、居酒屋でオーダーのとき、「これでおしーまい。」と言ったら、シューマイが出てきたという話があったが、じゃあ、でジャゴンと思われた?日本語・英語・マレー語をチャンプルーにして話すのが悪かったのかも。クエ・ジャゴン、食べられないことはないけれど、コーンスープのにおいで甘いというところが、私にはどーしてもなじめない。

KKではウィスマ・ムルデカの、いちばんウィスマサバ寄りの列、角のコーヒービーンズを背に、海側のKFC方面にむかって歩いていくと、右手にクエをうっている店がある。長年いきつけているわりには、店名はいちどもチェックしたことがない。ショーケースに緑のお菓子がいっぱい並んでいるので、通ればすぐにわかる。昼をすぎると、売り切れになっている品が多いので、早い時間に買った方がよい。あとは郵便局からKKプラザ横のナイトマーケットでも買える。ただ、生のココナッツフレークの足が速めなので、お早めにお召し上がりください、だ。


發記
ウィスマ・ムルデカと大通りをはさんで対面にあたるアジアホテルの1Fにある發記(FATT KEE)。KKで一番おいしいチャイニーズの店といえよう。他のKEDAI KOPIやショッピングセンターのナシゴレンやミーゴレンも味付けのよいところは多いが、發記の何がよいかといえば、やはり具がしっかりしている。そしてすばらしい火力。發記の店の横を通ると、いつも「ゴーぉーぉー」という火の音が常時している。ランチ営業もしており、お勤めの人たちでにぎわっているが、やはりいろいろメニューが選べる夜の部がおすすめだ。店は、小柄でやせたショートカットのオバチャンがオーダーを仕切っている。会計担当は、オジチャンだ。夜18時台から20時台頃までは、いつも混みあっているが、今はビールを出さず回転がよいので、満卓でもわりとすぐに入れる。混雑する時間帯は、かなり暑い店だ。オバチャンがときどき仁王立ちになって、冷蔵庫から冷水の入ったポットを出しぐびぐびとあおる姿が、なんとなく迫力だ。この店でいちばん好きなのが、レモンチキン。マレー料理の店でもレモンチキンはあるが、やはり中華火力の勝利だ。

ナシゴレンも、KKの中でいちばんおいしい部類だ。ただ、この店、ときに油を使いすぎることがあるので、「油控えめにしてね」とお願いするとよのだ。


NEW STARのナシゴレン

タン・ダイナスティ・ホテルからつながっているワワサン内のフードコートにあるNEW STARも、プロムネード界隈にいるときにはよくゆく店だ。ミースープもミーゴレンバサもナシゴレンも、わりとおいしい。こちらもナシゴレン、ときに油がドボッと入ることがあるようなので、「油少な目」を主張した方が、よりおいしくいただける。

カリー・ラクサ

これはジェッセルトン・ホテルの朝食のカリー・ラクサ。これだけマレーシアにやって来ているわりには、マレー料理を食べる頻度は少なめだ。マレー料理もすきなのだが、どうしてもチャイニーズ系の店を選びがちだ。たとえば連泊していると、ある日の朝はミースープ、昼ミバサ、夜バクテ、次の日の朝はブブール、昼ミバサ、夜バクテ、そしてそのまたあくる日は、朝ミースープ、昼ミバサ、夜ミバサ、と偏っている。ときどきマレー料理の「スリ・メラカ」にはゆくが、これぞマレー料理というメニューは、あんまりオーダーしていないことに気がついた。なので、ラクサを食べるのは、味を忘れたほどひさしぶりだ。今回はミー(麺)ではなく、ビーフンでサーブされたので、あっさり度アップ。ココナッツベースのスープは辛くておいしかった。ライムをしぼってサンバルを加えていただくが、サンバルを加えても、辛味度アップしないほど、スープが辛かった。チキンもエビもいかももやしも豆腐も入っている。代謝よくなりそうだし、栄養バランスもよい食べ物だ。

こんな調子で帰ってきたら、体重が2キロ増えていた。十分予想できたことなので、別に驚かなかった。旅行によって、毎日行っていた腹筋も中断してしまった。帰ってきてからも、蓄積された睡眠不足で、すぐにエクササイズ再開の気力がない。そこで困ったときの超硬水ハイドロキシターゼで楽して減量と思ったら、今ハイドロキシターゼはどこも品切れ。店にハイドロキシターゼの入荷予定を尋ねたら、フランスのメーカーの意向で、日本には当分入ってこないといわれた。ショックだ。3週間飲むだけで4キロ減の道がとざされてしまった。これから地道なトレーニングをまたして、効果が出た頃には、KKでまた太ってやる!

マレーシア ちーぷおみやげ~KAYA JAM

2008-09-19 21:16:27 |  旅のグルメ

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大好きなカヤ・ジャム。
カヤ=珈椰=ココナッツ。
カヤジャムには、くせもなく、適度に甘くておいしい。
しかも、相場は、180グラム缶が2リンギット前後と、大変お手ごろ。
いろんなメーカーの商品があるが、パッ缶タイプが、缶切りで開けるタイプより、数十セン高い。
飛行機に、液体物の持ち込み制限ができてから、パッキング後にカヤ・ジャムのことを思い出し、
買えずじまいのことが多かったが、今回は、タワウのスーパーで忘れずに仕入れた。

これで朝が食パンの日も、楽しい。私は、だけど。