マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

下の子。。。(その2)

2010年12月13日 | 診療
(その1)から続きです。


出産前から敏感に感じ取ってるとしか思えない行動をとる子多いですね。
そしていきなり母親が帰ってこない。
病院につれていかれると、そこには何やら小さな物体が一緒にいます。
興味はあるし、やっぱりかわいいです。
家に帰ってくるまでは。。。

やっと母親が帰ってきてくれたと思ったら。。。
なんで小さいのまで付いてきてんのん!?でしょうね。

はっきり赤ちゃん返りする子から、ちっとも大丈夫な子まで色々でしょうけれど。
ま、最初なんて序の口ですよね。

兄・姉が大変な立場であることがわかるのは、2年近くたってからですかね。

日々の外来で、下の子が2歳前後くらいなおにいちゃん・おねえちゃんの
「どう考えても不定愁訴だね」によく遭遇します。

親御さんはうすうすわかっていたりすることもあれば、
ちっとも気付いておられないこともと色々なようです。

意外と盲点?になっているのが、4,5歳、あるいはそれ以上下の子と年がはなれていて、
しかも聞き分けのいい子である場合でしょうか。
親は下に手がかかって仕方がないので、上の子の変調に気付く余裕がないことも。

よく言っているのですが、いくらしっかりしているように見えても、所詮はおこちゃまです。
これが10歳くらい離れていても実は同じだったりします。
大きければ大きくなるほど、自分が我慢しなきゃ。。。の方向に行きやすいですからね。

上手に発散できる子であれば問題ありませんが(たいていはそう)、
我慢してしまう子は、ほんとわかりにくいでしょう。
でも、子どもの許容範囲なんてたかがしれていますので、どこかで破綻します。
さまざまな症状として。。。

頭痛い、おなか痛いを筆頭に、チックや心因性頻尿などそれらしい子はよくおられます。

病気でなければたいていは自然によくなっていくので、
しっかりかまってもらいながら、経過をみていくことになります。
以前こんなお話もしてましたね。
「スキンシップ」

でも、下には手がかかるので、現実的には難しいことも多いですね。
しかも3人目、4人目。。。となるともう目をかけてあげるなんてできるん!?と思ってしまいます。

でも知っているだけでずいぶん違ってくるかと思いますので、参考にしてくださいね。

そうそう、先日に某小学校で1年生に出された宿題。。。
「親に抱っこしてもらう♪」だったそうです^^
重くても頑張って抱っこしてあげてくださいね~(*^▽^*)

うちの上は。。。
家にいるときは抱っこしまくりですが。。。ちっとも足りてないみたいです(T-T)

1 コメント

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扁桃腺炎 (河原)
2010-12-14 08:57:22
おはようございます。

ら〇ママさん、熱は下がりましたか?

扁桃腺の白いのは白苔ってことでしょうか?

まあ大人でもたいていはウィルス感染なので
最後はキアイ。。。

おちびたちにうつるんだろか><;
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