マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

スキンシップ

2010年01月16日 | 診療
「つ」がつくまでは膝の上

一つ、二つ、三つ、、、九つですね。
9歳までは膝の上に乗せてたっぷりかわいがってあげましょうということだそうです。

それ以降も甘えてもいいんですけどね。
思春期に入ると自分で勝手に親離れするでしょうから。
いつまでも親が子離れできないのも困りますしね。
小さい時から親に受け入れられることを肌で感じていると上手に自立できるんだとか。
大きくなっても少しくらいおおげさに抱きしめたりして愛情表現してあげてくださいね。

ついでにちょっとお話を。
「お兄ちゃん、お姉ちゃんは大変なんだよ」

3,4歳以上年が離れていると、下の子が1歳半~2、3歳の一番手のかかる時期に
どうしても上の子への気配りが減ってしまいますよね。
ちょっと我慢強い子だったりなんかすると、
聞き分けのいい兄・姉で助かるとついつい親も油断するみたいです。
でも、所詮まだまだおこちゃまですよね。
実は自分ももっともっとかまってほしいのに、自分は兄/姉だからと我慢してしまう。
でもいつかは限界がきます。
不定愁訴となって現れることも。
おなか痛い、頭痛い、しんどいなどなど。
外来で原因はこのチビ怪獣さんかもね~なんて結構ありますよ。
わかっているつもりでいても、普段から、下の子が寝ているなんて間に
思いっきり抱きしめてあげるなどかなり有効だと思いますよ。
「頑張ってお兄ちゃん・お姉ちゃんしてくれてるね~」なんて言ってもらえたらうれしいでしょうね。
たとえ上と下が10歳くらい離れていても一緒ですよ。
親でさえ2歳児がストレスに感じることなんてしょっちゅうですよね。
だったら上の子なんて余計ですね。
さらに兄弟が多いとなおさら一番上のお子さんは大変ですよ。
親子でほっこりしてくださいね。
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