マキノ病院小児科ブログ

小児科からのお知らせです

溶連菌感染

2010年02月22日 | 診療
「ようれんきん」
溶血性連鎖球菌と言います。

典型的な場合、熱が出て、のどが痛くて、身体中にぶつぶつがでます。
熱があって、のどが真っ赤な場合、のどをグリグリやって迅速検査をしますね。

なぜ溶連菌が問題になるか?
溶連菌の風邪症状自体はほっておいても勝手に治ってくることも多いはずです。
薬を飲めば症状は速やかに改善します。
でも、無治療の場合、たまにですが数週間程度の後に急性糸球体腎炎を起こしたり、
頻度はものすごく稀ですがリウマチ熱や舞踏病という病気を引き起こす原因となります。
そのため症状がよくなった後も薬を飲み続けなければなりません。

以前は溶連菌とわかった時は1ヶ月くらいあけておしっこの検査をしていましたが、
腎炎を起こす可能性はそれほど高くないことと、わざわざ外来受診してもらう手間を考えて、
特に症状がなければ検査はしない方針としています。
腎炎になればおしっこが真っ赤、またはコーラ色になるので誰でも病院に飛んでくるはずですし、
浮腫と言ってむくんだりしますし、血圧も高くなるために頭痛もよく訴えますしね。

ちなみにわたくしめは小学校1年生のときにこの腎炎を発症し、
滋賀医大小児科に1ヶ月ほど入院していたことがあります。
まさかそこで働くことになるとはね。
これまた縁というわけですね。

当院入院歴のある諸君!!
うちで将来働いてくださいね^^
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