子供の躾「三原則」は「返事・挨拶・整頓」がある
返事は呼ばれたら、「ハイ」と大きな声で発声する事だ。
挨拶は朝など、「おはようございます」と明るく笑顔で挨拶する事だ。
整頓は履物をきちんと揃え、席を立ったら椅子を入れる事だ。
いずれも、小学生で身に付ける習慣が躾の基本となる。
躾は、大人が率先して子供へ諭し理解させる、いわば世の中のマナーに当たる。
躾は、根気強く教え続ける為、「怒る」と「叱る」を混同してはいけない。
最近、横断歩道を渡る小学生を見た。子供達全員が、手をあげて横断歩道を渡
っていた。とても微笑ましい光景だ。でも、大人になると手をあげないで横断
歩道を渡る。
子供から見れば、「大人になったら手をあげなくても良い」と理解してしまう。
大人だから手をあげなくても車から見えるからあげる必要がない。と解釈する
人もいる。でも、子供に躾た事が大人になると出来なくなる。
まさに「不躾」となる。
不躾は自分より目下の人にする事が多いが、自身が子供の頃に教わった躾を
大人になっても忘れてはいけない。それが次の世代へ繋げる大人の役割だ。