グリーンホーネットは60年代に人気を博したテレビシリーズのリメイクだそうだ。
テレビシリーズではブルース・リーが Kato を演じたという。
実際に観ていないので論評は出来ないけれど、一般の視聴者には高く評価されているらしい。
ブルースリーは70年代のドラゴンシリーズ(ドラゴン危機一髪、ドラゴン怒りの鉄拳、ドラゴンへの道、燃えよドラゴンなど)で自分たちの世代を魅了した。
彼の演じる Kato を観てみたかった。
テレビ版グリーンホーネットは数作ほど日本でも公開されたらしいが見る機会はなかった。
さて、今年のグリーンホーネットはどうだろうか。
結論から言うと、駄作とは言い難いが決して上質ではない。
Kato を演じる周杰倫はブルースリーにあこがれていたと言うだけに、雰囲気は十分。
ただ脚本の方に問題がある。
本作では平時とグリーンホーネットの衣装を着た時の人格の乖離が広く不自然な点だ。
普段着の Kato を周杰倫が好演しているだけにもったいない。
端役ではあるがキャメロン・ディアズはいつものように安心してみられる役作りだった。
最も魅力のある演技を見せてくれたのは Chudnofsky 役の Christoph Waltz だ。
彼の悪役は凄味があって魅せられる。
最大の問題は Seth Rogen だ。
どう考えてもグリーンホーネットという感じではない上に役作りも鼻について好感が持てない。
以前噂に上ったジョージ・クルーニーにこの役を任せてみたかった。
期待度ゼロだったので失望はしなかったと言うより、予想していたほど酷くなかったと言える。
アクションは楽しめるし、笑える場面も少なからずある。
評価が難しいところだが、名作のリメイクというハンディをしょってよくここまで頑張ったいうおまけをつけて三つ星。
★★★☆☆
テレビシリーズではブルース・リーが Kato を演じたという。
実際に観ていないので論評は出来ないけれど、一般の視聴者には高く評価されているらしい。
ブルースリーは70年代のドラゴンシリーズ(ドラゴン危機一髪、ドラゴン怒りの鉄拳、ドラゴンへの道、燃えよドラゴンなど)で自分たちの世代を魅了した。
彼の演じる Kato を観てみたかった。
テレビ版グリーンホーネットは数作ほど日本でも公開されたらしいが見る機会はなかった。
さて、今年のグリーンホーネットはどうだろうか。
結論から言うと、駄作とは言い難いが決して上質ではない。
Kato を演じる周杰倫はブルースリーにあこがれていたと言うだけに、雰囲気は十分。
ただ脚本の方に問題がある。
本作では平時とグリーンホーネットの衣装を着た時の人格の乖離が広く不自然な点だ。
普段着の Kato を周杰倫が好演しているだけにもったいない。
端役ではあるがキャメロン・ディアズはいつものように安心してみられる役作りだった。
最も魅力のある演技を見せてくれたのは Chudnofsky 役の Christoph Waltz だ。
彼の悪役は凄味があって魅せられる。
最大の問題は Seth Rogen だ。
どう考えてもグリーンホーネットという感じではない上に役作りも鼻について好感が持てない。
以前噂に上ったジョージ・クルーニーにこの役を任せてみたかった。
期待度ゼロだったので失望はしなかったと言うより、予想していたほど酷くなかったと言える。
アクションは楽しめるし、笑える場面も少なからずある。
評価が難しいところだが、名作のリメイクというハンディをしょってよくここまで頑張ったいうおまけをつけて三つ星。
★★★☆☆