外食各社がアジア全域で出店を加速するという。
海外で「吉野家」約440店を展開する吉野家HDは
70店を中国本土に、インドネシアに6店、香港へ8店を新設。
中国に18店、ブラジルに2店を持つゼンショーは
バンコクに「すき家」のタイ1号店を開き
海外売上高比率を現在の10%未満から20年までに30%に引き上げる。
モスフードサービスは5年以内に海外店舗数を500店に倍増させる。
すでに6カ国・地域で展開しているが新たに4カ国以上に進出する予定という。
各社が海外進出を急ぐ背景には国内市場縮小への危機感がある。
日本の外食市場は2009年に23兆9156億円と
ピークの1997年より18%減少。
日本の外食市場は縮小傾向が続いている。
大手は海外に活路を見出そうとしているが零細な企業は海外というわけにはいかない。
差別化をさらにアップした独自性がないと生き残っていけない時代だ。