フジドリームエアラインズ(FDA)に地方関係者が注目している。
FDAは静岡空港を拠点に今年7月に就航した会社だ。
港湾物流大手の鈴与が全額出資して設立している。
大手と競合しない路線を小型機で結ぶ。
現在は就航しているのは静岡・小松を一日2往復、
熊本、鹿児島を一日一往復づつを運行している。
11月には日航が撤退を表明した静岡・福岡便を引き継ぎ方針を表明している。
現在、日航が運行している、松本・札幌、松本・福岡の2路線についても、
就航を検討しているという。
FDAは格安航空会社のように料金を大幅に引き下げるのではなく、
適正価格で提供して採算確保を狙っている。
そして地方航空同士を結ぶことをビジネスモデルとしている。
これから、地方空港からの日航の撤退が相次ぐと思われる。
このビジネスモデルが成功するか、とても楽しみだ。