
大阪S会の皆さんを案内して、長野県と群馬県の県境にある烏帽子岳(2066m)、湯の丸山(2101m)に登った。昨日は長野市に着いたのが午後だったので山には登らず、戸隠神社奥社で安全登山のお参りをして、森林植物園を散策した。平日にも関わらず参拝者が多かった。松代ロイヤルホテルに泊まり、朝8:30に出発する。上信越自動車道を東部湯の丸ICで降りて、群馬県との県境地蔵峠に向かう。昨年来た時は6月のツツジの時期で日曜だつたので、駐車場も満杯だったが今日は平日なので数台あるだけ。10:10地蔵峠駐車場を出発。売店横の林道を行くとキャンプ場があり正面に湯の丸山が見える。名前通り真ん丸の山だ。キャンプ場を横切りカラマツ林に入る。長年降り積もったカラマツ落ち葉の道はフワフワして気持ち良い。湯の丸山を巻いて眺めの良い水平道を進み、烏帽子岳と湯の丸山の鞍部に着き休憩する。比べてみると二つの山は片や尖っていて、片や丸くて対照的だ。ここのズミの木は前6月に来た時は真っ白な花が咲いていた。稜線までジグザグの道を登る。ナデシコ、アザミ、リンドウが時々顔を出してくれる。稜線に出ると長野、群馬両県の山々が見渡せて紅葉真っ盛りの素晴らしい景色である。うまく言葉で言い表せないのが残念である。頂上と思わせるピーク(にせ烏帽子)に着くと更に300m程の稜線が頂上まで連なっている。気持ち良い稜線歩きを満喫する。12:10烏帽子岳山頂に到着。5,6人の先客あり。12:40昼食後下山開始し隣の湯の丸山へ向かう。先ほどの鞍部まで戻り、ここから山頂までの直登となる。山は丸くて穏やかだがなかなかきつい登りだ。しかし日に映える紅葉に癒される。14:05湯の丸山山頂に到着。急斜面を一気に下り、なだらかな草原レンゲ平に着く。前来た時はツツジが満開で真っ赤な草原だったが、今はススキの原でこれまた秋の風情が何とも言えない。スキーリフト沿いに駐車場まで降りる。湯の丸高原ホテルで温泉に入る。客は我々だけで貸切状態。広々したかけ流し温泉でのびのびと体を伸ばす。極楽、極楽。歩行時間4時間30分。
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